第二外科ユニットは診療科としては消化器外科2,乳腺内分泌外科,移植外科を担当している。また、大学院医学系研究科としては, 病態制御外科学分野(→H18.5.1より「消化器外科学分野」と名称変更)を中尾教授が,内分泌・移植外科学分野を木内教授が担当して いる。 【典型的な研修例と取得資格】 (初期研修期間) 卒後研修プログラムに沿った研修 卒後1年を目処に入局。外科学会に入り,外科専門医修練実施計画に登録し、実績の入力を開始 (後期/専門研修期間) 医師、あるいは専攻医として外科にfix。病院により、胸部外科,救急部などもローテート *外科専門医の修得 or 修得見込みにて帰局し、関連学会の専門医etc.や学位の取得へと進む 【外科関連学会の専門医制度】 外科関連学会の専門医制度は、まず外科学会の専門医である「外科専門医」の取得が必須であり、その後に関連学会の専門医を取 得するいわゆる二階建て方式となっている。 【外科専門医】 医師国家試験合格後、日本外科学会に「修練開始登録」を行うことから始まる → 修練開始後満4年以上経過後、予備試験(筆記試験)を受験 → 修練開始後満5年以上経過後の予備試験合格者で下記の最低手術症例を充足した段階で認定試験となる面接試験を受験 (最低手術例)修練期間中に術者または助手として手術手技を350例以上経験する 消化管・腹部内臓(50例) 、乳腺(10例) 、呼吸器(10例) 、心臓・大血管(10例) 、末梢血管 (10例) 、頭頸部・体表・内分泌外科(10 例) 、小 児外科(10例) 、各臓器の外傷(10例) 、うち鏡視下手術(10例) 術者として120例以上(上記分野にかかわらず) *詳細は日本外科学会のHP参照(http://www.jssoc.or.jp/) 【外科専門医取得における医局のサポート】 *初期研修をどの病院で開始しても帰局までには外科専門医修練カリキュラムの最低手術症例をクリアできる外科修練を保証する *偏りのない診断能力と手術手技を身につけられるよう帰局前に複数の関連病院で研修できるように配慮する 【入局時期】 速やかな入局が望ましい(円滑に外科専門医を取得させるためにも医局として人員を把握する必要がある) 外科の専門医等資格の取得時期 10年以上 外科専門医 2年以上 消化器外科専門医 4年以上 消化器外科指導医 外科学会指導医 外 科 学 会 他の領域の専門医 (呼吸器外科、心・血管外科、小児外科) 乳癌認定医 2年以上 乳癌専門医 典型的な研修例と取得資格 研修病院(関連病院) 研修病院(その他) (初期研修期間) 卒後研修プログラムに沿った研修 卒後1年を目処に入局 外科学会に入り,外科専門医修練実 施計画に登録し、実績の入力を開始 同病院専攻医,職員 (後期/専門研修期間) 医師、あるいは専攻医として外科に fix,病院により、胸部外科,救急部 などもローテート 他の関連病院 外科専門医の修得 or 修得見込み 関連学会の専門医etc. 帰局(大学院,医員) 学位の取得 留学 大学教官 関連病院 病院の異動は、本人・ 部長・医局長との話し 合いで決定する 移植外科 肝移植医療は大学でしかできない 外科専門医の修得 or 修得見込み 大学院 卒後4~6年 学位の取得 臨床研修など 留学(臨床研修 and/or 研究) 肝移植臨床研修及び臨床研究 大学教官 一般消化器外科
© Copyright 2024 ExpyDoc