人的資金的制約

21世紀の
社会奉仕活動
製作
2680地区 PDG 田中 毅
クラブとは
共通の目的を持ったグループ
• 親睦・・・・仲良しクラブ
• 趣味・・・・同好会、ゴルフ、釣り
• 政治・・・・政党
• ロータリーの奉仕理念と奉仕活動の
実践が中核になったグループ
ロータリークラブ
クラブ・ライフとは
• 例会における活動
ロータリーの奉仕理念の研鑚による自己改善
• 例会外活動
奉仕理念に基づいた奉仕活動の実践
ロータリーの奉仕理念の中核となるもの
ロータリーの綱領
ロータリーの綱領
ロータリーの綱領は、有益な事業の基礎と
して奉仕の理想を鼓吹し、これを育成し、特
に次の各項を鼓吹育成することにある
ロータリアンの義務
綱領の遵守
定款・細則は、たとえ文書等を受け取って
いなくても、規定審議会直近の7月1日から
発効する
ロータリーの綱領
• 奉仕の機会として知り合いを広めること
クラブ奉仕の定義
知り合いを広める
Development of acquaintance
親睦を深める
Encouragement of fellowship
ロータリーの綱領
• 事業及び専門職務の道徳的水準を高め
ること。
• あらゆる有用な業務は尊重されるべきで
あるという認識を深めること。
• そしてロータ リアン各自が、業務を通じ
て社会に奉仕するために、その業務を品
位あらしめること。
職業奉仕の定義
ロータリーの綱領
• ロータリアンすべ
てがその個人生
活、事業生活お
よび社会生活に
常に奉仕の理念
を適用すること。
奉仕活動実践
の定義
奉仕理念の適用
奉仕哲学 Service Above Self
実践理論 He Profits Most Who Serves Best
個人生活・家庭生活・・・・個人奉仕の原則
職業生活・・・・職業奉仕
地域社会生活・・・・社会奉仕
国際社会生活・・・・国際奉仕
ロータリーの綱領
• 奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職務
に携わる人の世界的親交によって国際間
の理解と親善と平和を推進すること。
国際奉仕の定義
•国連憲章の制定
•国際大会における友愛の広場の主役
•趣味、職業、ボランティア・グループを通じた活動
ロータリークラブの原点
ロータリークラブは、一人一業種制度の
限定会員制社交クラブとして創立された
初期のロータリー思考
1905年~ 1912年
親睦と物質的相互扶助によ
る事業の発展
会員同士の積極的な商取引
原価提供
Back Scratching の世界
社会奉仕概念の導入
1906年~1907年
・物質的相互扶助批判・・・ドナルド・カーター
利己的な組織は永続性がない。もしも我々
がロータリークラブとして生き残り、発展する
ことを望むならば、我々の存在を正当化する
ために何ごとかをしなければならない。
・シカゴ・クラブ運営方針の転換
会員増強、拡大、地域社会への奉仕活動
公衆便所設置運動
• 市民団体の代表を集め、連合公衆
便所建設委員会を設立
• シカゴ醸造組合と百貨店組合の妨害
を受けて 着工まで2年がかかる
• 1909年に市役所と公立図書館の横
に二つの公衆便所を設置
単なる寄付行為でないことが特徴
奉仕理念をめぐる論争
利益の
適正配分
職業倫理
高揚
理念提唱
人道主義
的活動
自己改善
個人奉仕
実践活動
金銭的
奉仕
団体奉仕
決議23-34 第1条
ロータリーは人生哲学
利己的な欲求
他人への奉仕
相反する二つの心の葛藤を調和
奉仕哲学
Service Above Self
実践理論の原理
He Profits Most Who Serves Best
決議23-34 第2条
ロータリークラブの役割
•
•
•
•
奉仕の理論を団体で学ぶこと
奉仕の実践例を団体で示すこと
奉仕活動の実践を個人で行うこと
ロータリーの奉仕理念と実践を一般の
人に受け入れてもらうこと
決議23-34 第3条
RIの役割
•
•
•
•
奉仕理念の育成と普及
ロータリークラブの拡大、援助、管理
情報の相互伝達
クラブ運営の標準化、社会奉仕活動
の標準化
決議23-34 第4条
実践哲学
奉仕するものは行動しなければならない
団体奉仕活動の条件
• 毎年一つの新しいプログラム
• 単年度で終了するもの
• 地域社会が必要とするもの
• クラブ全員の協力が得られるもの
決議23-34 第5条
クラブ自治権
• クラブは地域社会に適した奉仕活動を
選ぶ絶対的権限をもつ
• クラブはロータリーの綱領に違反した
り、クラブ存続を危険にする奉仕活動
を行ってはならない
• RIはクラブが行っている奉仕活動を禁
じたり、命令することはできない
決議23-34 第6条
社会奉仕活動の指針
• 他機関との重複活動の禁止
• 大規模な奉仕活動は、他に適切な組織が
ない場合のみに限ること
• 宣伝目的の活動禁止
• 奉仕活動の実践は個人奉仕を原則とする。
クラブが行う団体奉仕活動はサンプルに
過ぎない
世界社会奉仕概念の発生
• 1962年
ニッティシ・ラハリー
によって提唱
• 1966年
財政援助に関する
制限条項の解除
• 1968年
具体的活動開始
世界社会奉仕 WCS とは
その地域の
クラブによる
社会奉仕活動
人
的
資
金
的
制
約
地域社会の
ニーズに基づく
プロジェクト
外国のクラブ
地区による
世界社会奉仕活動
21世紀の社会奉仕の考え方
• 社会奉仕活動の実践範囲
家庭、職場、クラブ区域限界内の地域社会
• Territory から Locality へ
奉仕活動実践範囲が周辺地域に拡大
• ボーダーレス社会の到来による Community
の概念変化
地域社会
国
地球
社会奉仕活動実践の原則
• 私たちが地域社会のニーズを推測するのでは
なく、地域社会の人たちが必要だと感じるもの
を見つける
• 自らが地域社会に入り込んで、地域社会の関
心を探る
元RI会長 クリフ・ドクターマン
• 地域社会の既存団体に寄付するのではなく、
自分たちの力で、プロジェクトを完成すべき
元RI会長 グレン・キンロス
社会奉仕活動実践の原則
個人奉仕
職域、地域社会を巻き込んで活動すること
クラブの奉仕・・サンプルとしての団体奉仕
• すでに実施されている活動と重複しないこと
• 地域社会のニーズに適った、新しい奉仕活動を
開発すること
• 長期活動は専門機関に委ねること
• 目的別の募金活動をおこなうこと
• 安易な協賛や寄付をしないこと
社会奉仕活動の新しい流れ
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環境保全
新世代対策
識字率の向上(7月 識字率向上月間)
薬物乱用・アルコール過飲防止
平和な都市づくり
高齢者対策
身体障害者対策
エイズ教育
ロータリー地域社会共同隊 RCC
地区補助金制度の有効活用
広義の社会奉仕のプロジェクトに
ロータリ財団のDDFを活用
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ロータリーの提唱活動であること
実施中または終了したプロジェクトではない
他団体提唱のプロジェクトではない
土地・建物の購入、大きな建物の建設資金で
はない
• 地区財団活動資金 DDF から配分される
• 国内外のプロジェクトに適用される
国際奉仕活動との連携
社会奉仕
国際奉仕
ロータリー財団
人道主義に基づくボランティア活動
への積極的参加
21世紀の
社会奉仕活動
完
製作
2680地区 PDG 田中 毅