民主主義ってどういうこと?

民主主義ってどういうこと?
1、始まり
2、見方
3、政治
4、課題
5、これから
民主主義の始まり
• 語源(デモクラシー)
ギリシア語
デモス(民衆)
+
クラティア(支配)
デモクラティア
(民衆による支配、国民主権)
・「政治の仕組み」
・思想や運動
・決定への参加システム
• 古代ギリシア 都市国家
アテネ
・紀元前5世紀
・18歳以上の市民の
直接政治参加
(奴隷、女性、外国人を除く)
・エクレシア(会議)効率が悪い
・代表選出による代議制
に!
ものの考え方として民主主義
• 17、18世紀の中世から
近代への移行期
・封建制(王や貴族の統治)
からの革命の基礎的思想
に
• ジョン ロック(英)
やルソー(仏)
・自由
・平等
・基本的人権
・国民主権
・革命権
など民主主義の基本的な
理念が形成。
政治としての民主主義
非民主主義的政治形態
・君主制
・独裁制
*権力をはじめから有する
者による独裁するシステム
●辞めさせるシステムが
ない
●変えるには、クーデター、革命
など暴力的 手段が使われる。
民主制
・国民に選挙で選ばれた人、
組織が限定的に 権力を
行使するシステム
●だめなら次の選挙で
落選させ、権力を奪うこと
が可能。
●ましな人物や組織にバト
ンタッチできる。
民主主義とは、政治や制度、リーダー、などを非暴力的に
変革するシステム
民主主義の課題
民主主義は、試行錯誤の連続
選ぶ→任せる→失敗→違う選択→任せる
→成功→再任→失敗→違う選択
・選ぶ民衆がある程度の判断力が必要
(スイスは、重要な政策決定は国民投票で決める)
・判断するための情報が必要
(健全な情報メディア、ネット、)
・判断力を養うための教育が必要
(学校教育 企業 労組 ネットなどリテラシー能力は問われる)
・選ばれる側の不断の学習努力と代案準備が必要
(政治家、組織リーダー 家庭や地位式社会のリーダーも同様)
※民主主義は衆愚化するリスクを持つ。
(不正、疑惑、汚職、隠蔽など結局民衆が選んだ政治家
組織リーダーが行う。結局 選ばれていない官僚支配
に陥る可能性→ 変革できないシステムに!