5月10日 遺伝子(DNA)

情報モラルデザイン
A班第2回 DNAのデータベース
吉田
個人情報

個人に関する情報。最近は(ほかの情報と組
み合わせて)個人を特定できる情報
– 氏名、住所、電話番号、メールアドレス、性別、血
液型、趣味、所属、宗教、人種、学歴、身長、病
歴、指紋、DNA、家族構成、思想、所有物、資格、
各種IDナンバー、銀行口座、クレジットカード番
号、etc
個人情報の利用
個人情報のデータベースはとても有益

行政利用
– 各種サービスと管理
• 住基ネット(総務省)

http://www.soumu.go.jp/c-gyousei/daityo/
商業利用
– カスタマイズされたサービス&効率のよいマーケティング
• マスからワン・ツー・ワンの時代へ

http://www.1to1.ne.jp/kisochishiki.htm
学術利用
– 医療や社会の研究→行政、商業、生活において利用
• データベース検索(なぜか園田学園) http://www.sonodau.ac.jp/tosyo/search/db-search.htm#syakai
• 政府統計 http://portal.stat.go.jp/
プライバシー

もともとは「一人にしておいてもらう権利」
– 映画俳優などがマスコミに追い回されて主張
– 人間らしさにかかわる基本的人権と考えられる



近年「自分に関する情報(個人情報)を管理する権
利」と拡大的に捉えられるように
1970年代ごろより、各種プライバシー法、個人デー
タ保護法が各国で整備される。
わが国には個人情報保護法が制定、昨年から施行
されました http://www.kantei.go.jp/jp/it/privacy/houseika/hourituan/
個人情報の流出
個人情報を集めることのリスク

個人情報が流出(データベースから、そしてデータ
ベースへ)
– 事件はいろいろ
• Yahoo News「個人情報流出」
<http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/customer_information/>
– 対策もいろいろ
• IT Media News http://www.itmedia.co.jp/news/privacy/

ひとたび流出するとデータベース化→悪用へ
– OCNより

http://www.ocn.ne.jp/info/anshin/shokyu/shokyu2_3.html
プライバシー侵害
– 自分自身の情報へのコントロールを失うことに
DNAデータベース

DNA Data Bank of Japan 実はすでに存在します
http://www.ddbj.nig.ac.jp/Welcome-j.html

アメリカでの決定と論議
カリフォルニアhttp://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20041130201.html テロ防止
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20041008204.html


『ゲノム情報解析学入門 』 医療と研究に
http://www.igaku.co.jp/Bioinformatics/Genome1.htm
流出の危険(倫理的問題)
慶応大学チーム(基礎知識と討論)
http://library.thinkquest.org/28920/jp/
ディベート課題

国民のDNAデータベースを作成することは是
か非か?
– ただし、政府が責任を持って厳しく収集と管理を
行うとする(政府が直接運営しなくても、監督や許
可、監査、その他の方法で管理する)。