携帯メルマガ<きずなメール>による 妊産婦と赤ちゃん、夫婦、 地域との「きずなづくり」に向けて NPO法人 きずなメール・プロジェクト 1 はじめに 特定非営利活動法人 きずなメール・プロジェクト 設立 2010年11月3日 (「いいお産の日」) 法人化 2011年4月1日 Vision 「安心・安全・信頼」の上に成り立つ妊娠・出産が 日本のすみずみまで行きわたり、 誰もがかけがえのない思いで新しい命の誕生を迎え、 子育てができる社会の実現。 Mission 妊娠・出産に関する信頼できる情報を発信することで、 妊婦さんとお腹の赤ちゃん、夫婦、 さらに地域との「きずなづくり」を支援すること。 Approach ①デイリーマタニティメール「きずなメール」配信による 妊娠・出産支援、子育て支援 ②妊娠・出産及び子育て支援のための情報発信 2 きずなメールとは? 妊婦さん&父親となる男性が「出産予定日」を 登録すると、出産まで「毎日」届く携帯メールマ ガジン。 <ある日のきずなメール> A子さんには「妊 娠15週1日」の メールが B子さんには「妊 娠27週6日」の メールが C子さんには「妊 娠38週3日」の メールが →右のような2段構造により 「楽しみながら確実に」 大切な情報・メッセージを届けることができる 3 「コンテンツ」の力 ①きずなを強める力 お腹の赤ちゃんとのきずな、父親となる男性が読めば妊娠出産への理解が深まり、 夫婦の子育てに対するきずなが深まる。地域情報は地域とのきずなをつくる。 ②「安心・喜び」を届ける力 「お腹の赤ちゃんの成長を1日単位で紹介」とい うきめ細かいコンテンツの普遍性が、不安の多 い妊娠期に「喜び」「安心」をもたらす。 (左)「胎児の成長を1 日単位で紹介」した、 日本初の書籍。副代 表・松本が企画制作。 (右)その原書。弊団 体はこのコンテンツ の日本におけるオリ ジネーター 「コンテンツ」というものの力と可能性。「本」と同じ。 「コンテンツ」は用い方ひとつで、「ただ人にモノを買 わせる」こともできれば、「人に役立つ、はげます」こ ともできる。私たちは後者でありたい。 4 「携帯メルマガ」という力 ①プッシュ型 携帯メルマガは数少ない「プッシュ型」情報発信。セーフティネットから漏れそうな「情報弱者」の 妊婦さんにも届く方法。しかも携帯は女性が最も多く使用する情報端末! ②寄り添う 「ステップメール配信システム」により「毎日、自分に合ったタイムリーな情報が届く」ことで 受け取る妊婦さんは「毎日楽しみ」「心強い」という「妊娠期間の伴走者」 ③多数にアクセス 「メルマガ配信」であることで、数千、数万という「未来に子育てママ・パパ」に <産前から><継続的に>にアクセスできる。 「無料の携帯メルマガ」という装いの軽さに秘められた 高いポテンシャル 5 きずなメールの効果 <直接的効果> 妊婦さんを孤独にさせない!孤立させない! 社会には「命への温かい眼差し」があることがわかる。 思いの外、具体的なさまざまな支援の仕組みあることを知る。 <波及的効果> 知ると知らぬは 大違い! 「知らないこと」 こそ最大のリスク! 「パートナーとのきずな」「地域のきずな」への手応えがあるため、 産後の子育てに前向きに入れる。 さらに・・・ 困ったときのアクションの手がかり、産後の「地域の子育ての輪への参加」 「訪問支援」へのきっかけとなることで、うつ、虐待、孤育ての予防・解消に つながる 6 ユーザーアンケート結果① 7月1日、「今日のベビ&ママ@きずなメール」ユーザーに対し、アンケート実施。 配信数:334件 回答数:130件 回答率:38.9% ※回答に対するインセンティブなし。 毎日読んでいる 98% 「とてもよかった」 +「よかった」 =97% 7 ユーザーアンケート結果② <よかった点> 毎日お腹の赤ちゃんの成長がわかる 85% <影響> 「パートナーと妊娠出産や子育てに関する会話が増えた」 妊娠しているという自覚が持てた お腹の赤ちゃんに気持ちを寄り添わせることができた 50% 52% 52% <求める情報> 「住んでいる地域の、公的な妊産婦向けサービスの情報」 「住んでいる地域の、民間の妊産婦向けサービスの情報」 62% 55% 8 ユーザーアンケート結果③ 自由回答(28件)より抜粋。 ●初めての妊娠なので不安になることも多く鬱になりかけてました。そんな時に Twitterでフォローをしてくださったおかげで知ることができ、赤ちゃんの心配や不安も 取り除く事が出来ました!お腹の様子が分かることはとても大切な事なんだなと改 めて実感しました☆きずなメールの存在は大きいです!ありがとうございます!! ●地震で避難民になって、旦那と離れ離れに避難していたので、メールを旦那へ転 送して妊娠を分かち合っていました。今は新しく一緒に住めるようになったのですが、 そのときは本当によかったと思います!いつもありがとうございます! ●毎日、夫にメルマガを見せています。先日、私の妹(未婚)が来たときに、「赤ちゃん の指には水掻きがあって~、今、引っ込んだところ(笑)」と、まさにメルマガの知識を 披露していました。夫は余り協力的ではありませんが、夫は夫なりに赤ちゃんの成長 を楽しみにしているんだなぁと嬉しくなりました。 9 現在のビジネスモデル(産院・自治体) NPO法人 きずなメール プロジェクト 妊産婦とパートナー (第1受益者) ・きずなメール 毎日配信 ・きずなメールへの還元 →理念の実現(産後問題の減少) \ カスタマイズされた 「きずなメール」 配信サービス 産院・自治体(第2受益者) 顧客、住民へのサービス提供 ・産院のベネフィット 1)理念の実現(ホスピタリティの提供) 2)利用者と発行者の「きずなづくり」 3)利用者の満足度向上 ・自治体のベネフィット 1)目的の実現(妊娠期からの子育て支援) 2)「地域ぐるみの子育ての輪」づくり 2)居住者の満足度向上 10 おわりに〜私たちの想い〜 ほんとうの受益者は? →赤ちゃんと、その赤ちゃんが担う未来の社会 妊産婦支援とは? →「新しい命=希望の源」に対する支援・やさしさ 11
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