LCG上でのATLASデータ解析 • • • • LCGとATLAS計算モデル グリッド上のデータのアクセス グリッド上のAtlasRelease ユーザの作業 • ATLASソフトウエア講習会の提案 1 LCGとATLAS計算モデル • LCG(LHC Computing Grid) • グリッドのキーワード – 証明書(Digital Certificate) ← CA局 – 仮想組織(Virtual Organization:VO)←VOMS – CE(Computing Element)←ジョブの行き先 – SE(Storage Element)←データの行き先 – UI(User Interface)←ユーザの作業場所 – LFC(LCG File Catalog)←データカタログ – DQ2(Don Quixote 2)←ATLASデータ管理機構 2 3 ATLAS計算モデル • Tierの役割 – Tier0:CERN:生データ保管、最初のESD生成 – Tier1:10サイト:生データ保管、ESD再生成保管、AOD生 成保管、MC(生成)保管、カタログ、DQ2 – Tier2:数十サイト:AOD保管、MC生成、ユーザ解析 – CERN Analysis Facility(CAF):Tier2機能-MC生成 • Tier1-Tier2 Association – 東京は2カ所と – データ配布の関係からはIN2P3-CC(Lyon) – MC保管先はASGC(Taipei)? 4 グリッド上のデータのアクセス • データセット管理 – DQ2 中央メタデータカタログ – LFC Tier1+Tier2ファイルカタログ – SE 実際のファイルのある場所 • データセットのローカルコピー – DQ2エンドユーザツールを使う – LFC/LCGコマンドを使う 5 6 ユーザデータ • LFC上(ファイル) – /grid/atlas/usersの下にアカウント名のサブディレ クトリを作るコンベンション – lfc-mkdir –vo atlas /grid/atlas/users/shiroshi • DQ2上(データセット) – users.JunichiTanaka.123456.uni.evegen.pool. v1 7 グリッド上のAtlasRelease • インストールタグ – Requirements=Member(‘VO-atlas-production12.0.31’,other.GlueHostApplicationSoftwareRunTime Environment); – lcg-infosites –vo atlas tag – VO-atlas-tier-T2 • グリッドジョブの環境設定 – ${VO_ATLAS_SOFTWARE}/software/12.0.31/setup.s h – ${SITEROOT}がインストール場所のトップ 8 ユーザの作業 • 証明書の取得と仮想組織への登録 – KEK-CA局から証明書を取得 – VOMRSのWEBからatlas-voに登録 • UIにログイン – 既設のUI:lxatl(ICEPP)、lxplus(CERN) – 自分でインストールする。UI-PnP • 詳細は講習会(予定)にて 9 ATLASソフトウエア講習会(案) • 日時:2006年12月21日(木)~23日(土) • 場所:名古屋大学 • 内容: – 第一日:導入編 • SLC3、AtlasRelease、UI、DQ2ユーザツールのインストール – 第二日:基本編 • ソフトウエアチェーン、ユーザアルゴリズム、グリッド – 第三日:発展編 • イベントディスプレイ、EventView/AthenaAwareNtuple 10 第一日:導入編 • SLC3(Scientific Linux 3)のインストール – 名古屋のマシンへのインストール – 各自のノート(Dual Boot/VM)へのインストール • pacmanによるAtlasReleaseのインストール – 上記マシンの他、自分の大学のマシンも可。この 場合あらかじめSLC3をインストールしておく。 • UI-PnPによるUIのインストール • DQ2エンドユーザツールのインストール 11 第二日:基本編 • ソフトウエアチェーン – 作業環境の整備 – ワークブックに準拠してソフトウエアチェーンを通 す。 • ユーザアルゴリズム – ユーザアルゴリズムのコーディング – StoreGate(データの取り出し) – THistSvc(ヒストグラム、ntupleの作成) • グリッドを使う – DQ2を使う – グリッドジョブ 12 第三日:発展編 • イベントディスプレイ – atlantisを使う。 – vatlas/persintのデモ。 • EventView/AthenaAwareNTuple(AANT) – EventViewを使う。 – AANTの操作。 • トピックスによっては分科会もあり? 13 準備 • グリッドを使うための準備 – KEK-CAから個人の証明書を取得する。 – atlas-voに登録する。 • SLC3のインストール – 自分のラボのマシンを作業に使いたいとき • チュートリアルの準備 – チューター募集 • 当日 – 各自端末(ノートPC)をご用意ください。 – http://www.icepp.s.utokyo.ac.jp/~sakamoto/education/atlasj/tutorial 14 2006/index.html
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