第9章 従業員の生活支援 ~企業の福利厚生制度~

第9章 従業員の生活支援
~企業の福利厚生制度~
2009/06/17
A班:西川 松本 西田 島田 西山
1.企業福祉の目的
法定福利
→産業社会を維持するための必要費用
福利厚生
法定外福祉 →企業の自由意志で設定
なぜ法定外福利を提供するのか?
◎企業が福利厚生を提供する理由
① 従業員が組織の要請に応えるための条件整備
② 従業員の労働意欲の向上
③ 従業員の生活の安定
④ 労働市場での人材確保
⑤ 規模の経済性
⑥ 税制上の優遇
◎最も重要なのは・・・?
従業員によって重要度は異なる!
大切なのは・・・
自社の従業員が何を求めているのかを見極める。
企業の経営方針との整合性を保つ。
2.福利厚生の現状
・給与・・・現金:現金以外=8:2
・1000人以上の企業では住居費の割合が高い
→転勤者のために社宅を用意する必要であるた
め。
・福利厚生費の構成・・・法定福利費
退職金等の費用
法定外福利費
教育訓練費
その他労働費用
• 法定福利費の内訳
厚生年金・健康保険・介護保険・労災保険・
雇用保険…etc
福利厚生の国際比較
• 現金給与以外の割合
フランス>アメリカ>ドイツ>イギリス>日本
「日本企業の従業員は企業にしばられている」
と言われる。 なぜ?
→退職金制度の存在
勤続年数によって退職金が大きく異なる
5.企業福祉のこれからの姿
従業員のライフスタイルの多様化
ex.出産・育児をしながら働き続ける女性
中途採用の増加
↓
従業員各々のニーズに合わせられるような制
度改革を行う企業が現れてきた
カフェテリア・プラン
従業員個人のニーズに合わせた福利厚生制度
▼従業員それぞれが自分に合ったメニューを選択する
実際に活用している企業はわずか1.2%
<理由>
①手間がかかる割には、効果は不透明
②企業が保有している社宅・寮などの組み入れが難しい