2、福利厚生の現状 現金給与と現金以外の給与の関係 労働費用総額の内訳(現金8割:現金以外2割)(参照111ページ) →中小企業ほど現金給与の割合が高くなる。 現金以外で支給されているものの一つが「法定福利費」 法定福利費のメインが住宅関連の補償である。 →大企業ほど転居を伴う勤務が多いため 福利厚生費の構成 福利厚生費は「法定福利費」と「法定外福利費」の2つがメイン そのほかにも教育訓練費やその他費用がある。 →法定福利費は中小企業ほど高い割合になる傾向 <法定福利費内訳> 厚生年金保険料+健康・介護保険料 5割 + 3割半ば 退職金は大企業ほど充実! = 8割り半ば 福利厚生の国際比較 「福利厚生制度充実=生活安定」?? <各国の現金給与以外での支給> 日本20、アメリカ22、イギリス25、ドイツ25、フランス37(%) なぜアメリカは1999年一気に法定外福利が上昇したのか? →医療保険を企業が負担 なぜ日本はじわじわと法定福利費が上昇しているのか? →高齢化がすすみ年金のために企業負担増大 勤続年数強い結びつきの退職金制度(日本) →1回の転職が大きな退職金の差を生む。
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