国際協力NGO 寄付控除認定 NPO法人 C.P.I.教育文化交流推進委員会 マスコミは C.P.I.の27年間を <人を助ける> “夢” が実った なんて言う。そうでしょうか… 行動すれば、助かる人がいる。 それだけのことだと思います。 動物を見てかわいいと思う。 きれいな花を見ると嬉しい。 “貧困” とは、そのような気持ちの余裕を なくしてしまい、人としての誇りを失うこと 私たちはそれを失いたくない。だからこそ、 他の人にそれを失ってほしくない…と思う。 困っている人々の現実が『わかる』とは、 自分自身が『かわる』ことでもあります。 C.P.I.は27年間、教育里親運動をとおして 『自分がかわる』 ことを提唱してきました。 私たちは、スリランカとインドネシアで、 貧しいけれど勉強を頑張っている、 中学生を選んで、高等課程の学校へ 行けるように、教育の支援をします。 インドネシアでは、地域の課題を解決する ために、薬剤師養成や海洋資源保護教育 に取り組んでいます。 島々に教育を! 薬剤師に継続教育を 私たちは、政府間援助(ODA)では発見が むずかしい課題を、相手国政府とも連携を 図りながら行うことにしています。 ですから、高い効果を得ることができ、 失敗の少ない道を行くことができています。 教育里親さんの気持ちを紹介します 1999年、40日間 日本縦断 演劇キャラバン。 ある教育里親さんに、 スリランカからこの絵を贈ってくれた少女は、 こんなちいさなランプでも 勉強ができることは楽しいと言いました。 その子は、やっと雨風を防げるだけの家に 住み、毎日水汲みの手伝いをしました。 彼女は貧しかった。 でも彼女は頑張ることができた。 それは、 海を超えた日本から励まして くれる日本のお父さん、 お母さん、友だちがいたから。 初めて奨学金を受けてから10年、 彼女はお母さんになりました。 彼女がこどもをどのように育てるかは、なにも聞かなくてもわかります。 この人たちは、この娘の教育里親として 6年間励まし続けた最初の年から数えて 15年経って初めて教育里子に会いました。 しかし、この娘でも、 挫折しかけたことがあります 父親が亡くなり、教育支援されるまで、学 用品も 学校の制服の布も 買えなかった。 お母さんの病気を看病するために、学校を 長く休まなければならなかったときもある。 真ん中の兄が地雷で足をなくし、その看病 で学校を辞めようと考えたこともあります。 大切なのは、子どもが 途中で挫折しないよう 子どもたちが進級・進学できない障壁 をとりはらうことです! スリランカで。内戦で苦しんでいたジャフナ地区の子供達の相談に乗る スリランカには、ご覧の本部を中心に 協力団体の112地域センターがあります インドネシアのC.P.I.事務所は、首都ジャ カルタにある「官民協力・連携の施設」= SMEタワーの10階にあります C.P.I.を通じて、 毎年、学用品を贈っていました。 インドネシアではジャワ島8州に拠点があります 地域リーダーに協力する多くの ボランティアの若者が、 教育里子卒業者から育っています 2015年2月の、インドネシア 奨学生卒業者リーダー 会議にて。日本の若者たちとの連帯も、望んでいる 教育里親運動の実績と成果が 対象国の政府との連携に 結びつくことも、 ひとつの成果と言えましょう インドネシア政府とは、 「努力を続けている青年を守る」 を核にして、協働協定しました。 民衆の声を聞き、解決の糸口を探し、 協力方法を考える活動に、 インドネシア政府は協力して下さいます。 こうして培った市民協力は、 海を越え、民族や宗教を越えて “平和つくり連帯”を育てます。 ですから… スリランカでも インドネシアでも 友好を結ぶ連帯を 心から望み、頑張っていきましょう C.P.I.への活動参加を 心からお待ち申し上げ、 はじめの取り掛かりとして、 C.P.I.の教育里親活動に 参加してくださることを 願っています。 組織と運営 日本本部 C.P.I教育文化交流推進委員会 会長 小西菊文 理事9名 監事2名 顧問2名 会員数 約1000名 教育支援の現地における協力団体 インドネシア インドネシア日本教育文化センター(PPKIJ) 理 事 長:Drs.C.ANAM イスラム牧師 事務局長:Dr,Suharno 教師 リーダー:地域ごとに3名づつの無償アシスタントがいる ジャワ島内8地区センターで管理 スリランカ スリランカ日本教育文化センター 理 事 長:Rev.DR. U. Sumangala 仏教僧侶 事務局長:Rev.M. Chandasiri 仏教僧侶 (お2人とも同国仏教会上座部 最高位格) 職 員:17名(有給) 全国を112の地域センターで管理 スリランカの子どもたちの課題 教育政策・この国の初等科入学率は100%に近い。 ・『教育は国の財産』の考え=公立学校は学費無料 ・初等科だけの小さな学校は山間部にも数多くある 課 題・6年生以上の学校へ行くためにはバス代が必要。 ・8年生にもなると学用品がたくさん必要になる。 ・8年生~10年生で30%が貧困により退校する。 ・12年生への進学は、高校数が原因でわずか20%。 ・12年生以上の学校で、とくに、よい設備・教師 が揃った理科系学校で女性の入学ができるのは、 都市部の学校のみ。下宿の必要がある。 スリランカでの教育支援 8年生= 12歳の子どもたちを、リストアップする 9年生= 13歳から支援開始、11年生終了試験の合格者は 13年生終了試験の合格を目指して支援を受ける。 (大学入学者は、関連基金ULEFに切り替えて支援する) 奨学受益:学用品・制服・靴は学年の初めに支給される。 バス代、補習学校費を、毎月支給される。 年に1回、社会見学を行うことができる。 奨学義務:家庭の状況や住所の変化・成績・試験結果を、 毎月、地域センターに報告する義務がある。 社会活動・励ましあい活動に参加すること。 インドネシアの子どもたちの課題 政策・全国では、初等科入学率が100%に近くなった。 ・公立学校でも学費が高いことが学業継続のネック。 ・また、中学・高校の卒業試験の費用が必要で高額。 ・都市・地方間の教師のローテーションがないため、 教師に郷土愛が育つ一方で教員の能力向上が難しい。 ・島々の学校への優遇措置があるので活用できそう。 課題・中学3年になると学費+学用品の負担が倍になる ・卒業試験費用のために2年生で終える子ども多い。 ・男子への求職は、中卒または大卒者に対して圧倒的な ため、中卒段階で学業を終えるケースが半数になる。 ・女子への求職は高卒が圧倒的に多く、高校に進学でき なかった女子は働き口が極端に狭くなる ・島々では中学教育率が低く、大いに改善したい インドネシアでの教育支援 中学2年生= 13歳の子どもたちのなかから、成績優良 で、学用品・制服・靴は家庭で揃えられるが 3年生の学費等を工面できない貧困な学生を、学校で リストアップする。地域リーダーが奨学生を選別。 中学3年生= 14歳から教育支援を開始する。 卒業試験の合格、高校進学を目指す。 進学者は、高校卒業あるいは大学2学年まで支援する。 奨学受益:学費・通学費は6ヶ月毎に支給。 3年生は卒業試験費を学校に払う。 奨学義務:家庭の状況や住所の変化・成績・試験結果を、 毎月、地域センターに報告する義務がある。 社会活動・励ましあい活動に参加すること。 ありがとうございました。 これ以上の情報は、 ホームページにあります。 http://www.cpi-mate.gr.jp http://www.cpimate.com
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