テレビCM - NIKKEIBP Blog

売れるCM
~非アルコール飲料のテレビCMにおいて~
高崎経済大学関根ゼミナール
外里将 池田理紗 杉田和之 今岡和哉
メディアの特徴
特色
視覚・聴覚の両方に
訴えられるのは
× 信憑性は高いが、印象に残りにく
い
テレビCMと
× ターゲットを絞りやすいが、インパ
インターネット広告だけ
視覚 聴覚
新聞広告
○
雑誌広告
○
クトが弱い
ラジオCM
×
○
「~しながら」接することができる
が、説得性に欠ける
テレビCM
○
○
ターゲットは絞りにくいが、多くの
情報を与えられる
インターネット
広告
○
○
ターゲットは限られるが、さまざま
な手法で広告できる
テレビCM vs インターネット広告
テレビCMのメリット
・知名度、認知・注目率を高めやすい
・情報を偶発的に消費者に与えることができる
広告の訴求内容を
インターネット広告のメリット
詳しく理解させる
テレ ビ C M
商品・ブラン ドの知
・双方向性がある
名度を 高め る
イン ターネッ ト
広告
広告の認知・注目率
・時間とすぺーすにがほぼ無限大にできる
を 高め るテレビCM最大の利点は
(%)
0
20
40
60
出典:日経広告研究所編、「広告動態調査」『広告白書-平成17年版』
『各広告目標達成のために最も重視して使用した媒体』
情報を偶発的に与えられること
研究対象~非アルコール飲料~

非アルコール飲料にした理由



広告認知者の
購入経験率
製品自体の差別化がしにくい
⇒広告により差別化するべき
製品が安価である
⇒広告が購買に直結しやすい
購買者層が広い
⇒マスメディアが有効である
非広告認知者の
購入経験率
全キャンペーン
非アルコール飲料
食品
家電・AV機器
0
5
10
15
20
25 (%)
出典:電通キャンペーン事例データーベース
『キャンペーン効果調査に見る広告の販売効果』
テレビCMについて
「売れる」という定義
「売れる」定義
「売れる」定義
1.情報を主体的に得ようとする
2.CMの情報を他者に伝える
1.
情報を主体的に得ようとする
2.
CMの情報を他者に伝える
購買行動(AISASモデル)
Attention ⇒ Interest ⇒ Search ⇒ Action ⇒ Share
売れるテレビCMは
Attention, Interest, Searchを満たす
テレビCMに対する
意識調査のアンケート結果①
飲料のテレビCMを見て、その製品について
もっと知りたいと思ったことがありますか?
No
(65.1%)
多くの人が
情報を得ようと
していない
Yes
(34.9%)
テレビCMに対する
意識調査のアンケート結果②
最近周囲で話題になった飲料の
テレビCMはありますか?
YES 15.1 %
NO 84.9 %
話題にならない
||
他者に伝えない
最近のテレビCMは
売れるテレビCMとは
①情報を主体的に得ようとする
②CMの情報を他者に伝える
のはずなのに・・・

情報をもっと知りたいと思う

CMが最近話題になった
NO
65.1%
NO
84.9%
最近のテレビCMでは
売れない
そこで!!
売れるテレビCMを
創 り ま し た!
売れるテレビCMとは?
 味や香りはあいまいにし
製品名とパッケージは明解にする
 色をたくさん使わない
 音声による言葉が重複しない