学生による農村元気付け隊

学生による農村元気付け隊
発表者 山田 直美
目指すもの
• 集落外から労働力を投入し、集落内の耕作
放棄地を減らそう!!
どんな農村なの??
• 岐阜県本巣市外山にある一集落
• 集落内の世帯数
55世帯 162人(H22.11時点)
• 名古屋市内からのアクセス
車で1時間半
集落に何が起きてるのか??
• 高齢化率31.4%(平成19年時点)
• 有休農地 約3ha
• 集落内に担い手農家もおらず、有休農地は
増加傾向
何をしたいのか
• 集落の外から労働力を投入し、集落の有休
農地を減らしたい。
学生による農村元気付け隊を結成!!
農村元気付け隊とは??
○学生にサークル活動の一環として、週末農
村に来村してもらい、地元の人と一緒に農作
業等を行う。
○有休農地を利用し、学生専用の水田を確保、
水稲(低農薬)栽培を行ってもらう。
○学生との交流を通して農村が活気づき、有休
農地も減少。
どういう学生が耕作するの??
• 岐阜県内及び名古屋市内の大学生
• 農村や農業に興味のある学生
上記に該当する既存のサークルに、フィール
ドとして利用してもらう
どんな作業をするのか??
• 水稲栽培にかかる作業
(田起こし・代掻き・田植え・草刈り・稲刈り等)
• 鳥獣害防止のための対策
• 集落内の作業
(耕作放棄地の開墾・栗畑の草刈り・収穫等)
• 林業など
ビジネスモデルは・・・
集落
収穫物
労働力・活力
資金
農地・技術
将来有望な社員
学生
資金提供者
就職への糸口
パートナー・支援者
•
•
•
•
•
•
集落の人たち
大学の学生課
森林組合
農業委員会
JA
岐阜近郊の地元企業
集落の内部体制
•
•
•
•
集落内のとりまとめ役:自治会長
大学や学生など外部の窓口、相談役:副会長
作業計画の立案:事務
金銭の管理:会計
• 学生とコミュニケーションをとり農作業を指
導:その他多数
外部との連携
• 大学の学生課:学生の保護者的役割
• 農作業を通じて学生の人間性を
森林組合:樹木の伐採など林業に関する指
導
観察
• 企業に有利な人材を発掘
農業委員会・JA:行政施策との兼ね合いを含
めた助言役
• 地元企業:資金提供者、収穫物の引受先、学
生のリクルート先
社員食堂で利
用や販売
目標は??
• 初年度:集落内2haの有休農地を耕作
• 1年後:リピーターの確保
• 3年後:耕作面積の拡大
(減有休農地3ha+α)
収支計画
収入
1年後
(2ha)
3年後
(3ha)
支出
資金提供
216万円
324万円
苗箱
332,500
503,500
合計
2,160,000
3,240,000
肥料(なた
ねかす)
276,000
414,000
除草剤①
52,000
78,000
残額は、学生の交通費還元や鳥獣害
防止対策への費用で使用
除草剤②
94,500
143,100
除草剤③
34,200
51,300
燃料費
40,000
60,000
850,000
1,220,000
合計
1年後
(2ha)
3年後
(3ha)
最後に
• 将来を担う学生を見守り、農村の活性化
に一肌脱いで頂ける資金提供者を募集
しています!!
• 学生の作った安心・安全なお米の確保ができ
ます!また将来有望な人材を発掘する場とし
てもご活用下さい!!