投資信託ー

最も典型的な商事信託
-投資信託ー
投資信託(ファンド)」:投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまと
め、運用の専門家が株式や債権、公社債などに投資・運用する商品で、その運
用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品
投資成果・投資損失の帰属→元本保証がないのが普通!
どんな人を対象?
「株式に投資するのは怖いけれど、定期預金ではちょっと物
足りない・・・、そんなことを考えたことはありませんか?そんな
みなさんにおすすめなのが「投資信託」です。少額から投資で
きて、その投資先はさまざま。プロの手によって運用される「投
資信託」が今注目されています。
…そのため、投資信託は、投資をしたいけれども自分だけで
は多くの株式や債券を買うほどの資金はない、自分ではうまく
投資できないので運用のプロに運用を任せたい、そんな人に最
適な商品といえます。」
(某販売証券会社の説明文より)
会社型投資信託
契約型投資信託

オープンエンド型投資信託は、ファンドの換金方法の可否
を基準にした分類で、いつでも自由に換金することができる
投資信託をいう。つまり、該当ファンドを保有する投資家(受
益者)から換金の申し込みがあった場合に、受益権の買戻し
を行う投資信託のことであり、ファンドには一般に受益権の
買戻し義務があるため、ファンドの資金量が不安定になるこ
ともある。
*通常、換金については、基準価額に基づいて行われる。ちなみに、日本の
契約型投資信託は、基本的にオープンエンド型となっている。
追加型(オープン型)とユニット型:これは投資運用が開始してから参加で
きるかどうかという区別による。混同しないように!

クローズドエンド型投資信託は、ファンドの換金方法の可
否を基準にした分類で、途中で換金することができない投資
信託をいう。これは、該当ファンドを保有する投資家から換金
の申込みがあっても、発行証券の買戻しがされない投資信
託のことであり、一般に発行証券の買戻しがされないため、
ファンドの資金量は安定する。通常、発行者が買い戻しを保
証していないため、原則的に満期まで換金できないが、発行
証券が取引所に上場されているファンドの場合は、市場価格
で売却することによって換金することができる。
受益証券
 以前は受益者(信託法にいう意味で)の権利
を示すものとして受益証券が、運用会社から
投資家に対して発行されていたが、現在では
振替機関や口座管理機関といった機関の電
子的な帳簿(振替口座簿)に、受益者の権利
を記録するのが普通
*株券と足並みを揃えた。
投資信託は自由に売買できる!
投資家に帰属する額
発行されている総数
株式取引そのものとの相違
証券取引所に上場している株式は、市場が開いている間、刻々
と株価が変動し、その時々の株価で売買が可能。これに対して、
一般的な投資信託の基準価額は、投資信託が組み入れている株
式や債権などの時価評価を基に算出され、1日に1つの価額として
公表される。この基準価額によって、投資信託の購入や換金が行
われる。

基準価額が公表されるのは、投資信託の取引の申込を締め切
った後で、投資家は当日の基準価額が分からない状況で投資信
託の取引を行う。このことを「ブラインド方式」と呼ぶ。 基準価額が
確定し、公表された後に投資信託の取引ができると、すでに投資
信託を保有している投資家の利益が阻害されるため、このような
ブラインド方式を採用している。

投資信託のメリット
メリット1
「投資信託は、みなさんから集めたお金でい
ろいろな金融商品に投資します。多くの人が買
えるよう最低買い付け単位が小口化されていま
すので、少ないお金で投資を始めることができ
ます。たいていの投資信託は1万円前後から買
うことが可能です。」
株式購入より小口化しているのはなぜ?
メリット2
「株式や債券は銀行預金などと異なり元本が
保証されていないため、元本割れのリスクを常
に抱えています。ところが、これらを複数合わせ
て持つことで、リスクを減らすことができます。こ
れを『分散投資』といいます。ただ、分散投資を
みなさんが個人で行なおうとすると、多くのお金
が必要となったり、手続きが複雑になったりと、
なかなか大変です。投資信託は、1本を買うだけ
で分散投資ができ、リスクを減らすことができる
メリットを持っています。」
「卵は一つのカゴに盛るな!」
これは資産運用に関することわざの1
つ。
全ての卵を1つのカゴに盛った場合、そ
のカゴを落とせば全ての卵が割れてしま
いますが、いくつかのカゴに分けて卵を
盛っていれば、カゴの1つを落としても全
ての卵を割ってしまうことは避けられる、
という教え。
つまり、資産運用で大切なのは、「投資
先や投資時期などを分散させること」な
のです。
メリット3
「投資信託では、みなさんが出し合ったお金を
運用のプロ(ファンドマネジャー)が運用します。
自分では出来ない投資先銘柄の選択はもちろ
んのこと、リスクを減らすための組み合わせなど
、手間や時間がかかる作業を運用のプロが代わ
りに行ってくれます。」
メリット4:
「投資信託のなかには新興国の株式や、株価指数先物、オプションなどで運用す
る投資信託もあります。個人では買いたくても買えるしくみがなかったり、買えるとし
ても大きな金額が必要だったり、買いたくても情報がとりにくい、そんな投資対象に
も、投資信託を通じて投資ができます。 」
デメリットは?
 ずばり!!
コストが高い…。
「販売買付手数料」…
「信託報酬」……
「信託財産留保額」………orz
こんなモノまで…
ETF(Exchange Traded Funds)
きっと、ここに商事信託の拡張の原点があるんだね…