BumB 東京スポーツ文化館 ~区部ユース・プラザ(仮称)整備等事業事例紹介~ 2005年11月 PFI区部ユース・プラザ㈱ 代表取締役 磯崎 邦夫 (㈱大林組PFI推進部長) 1 事業スケジュール • • • • • 実施方針の公表: 特定事業の選定: 入札公告: 入札: 落札者決定: 平成13年 4月 平成13年 5月 平成13年11月 平成14年 2月15日 平成14年 3月13日(大林組グループ) • • • • 仮契約締結: 本契約議会承認: 設計・建設: 運営・維持管理: 平成14年 平成14年 平成14年 平成16年 5月 6月27日 7月~平成16年 3月 3月~平成36年 3月 (20年間) 2 事業概要 ① 1.事業目的(青年の家の統廃合が背景) ●青少年の自立・社会性の発達を支援 →直接的な交流の機会と場の提供 ●生涯学習の振興 →文化・学習活動、スポーツ活動の機会と場の提供 2.施設概要、事業方式 ●文化・学習、宿泊施設等:新設、BOT方式 ●スポーツ施設等:築約25年の夢の島総合体育館を改修 、RO方式 ●民間提案事業が実施可能:独立採算 3.本PFI事業の特徴 ●PFI黎明期において、運営重視の本格的なPFI事業 ●既存棟の計画修繕等、高度な技術・分析ノウハウが必要 3 【既存棟】 旧夢の島総合体育館 RO方式(改修、運営・維持管理) 延床 12,500㎡ 文化・学習施設、スポーツ施設 【新棟】 BOT方式 延床 4,645㎡ 宿泊施設、ユーススクエア 、レストラン・売店等 【民間提案事業】 フットサル、2面 4 事業概要 ② 4.サービス対価の考え方 事業者が必要とする費用 (提案時見込:20年間) 利用者収入 (提案時見込) 不足額 (20年間) サービス購入料 (20年間) ※総見込費用から利用者収入見込額を差引いた不足額を提案 ※利用者収入リスクは事業者となる 5 事業スキーム アドバイザー PM みずほ総合研究所 サービス購入料 既 存 ( 別棟 途大 発規 注模 )修 繕 大林組 100% 利用者収入 東京都 出資 劣後ローン 利用者 事業契約 総事業費 16,228百万円(税込) 優先ローン SPC PFI区部ユース・プラザ UFJ銀行 住友信託銀行 事業マネジメント・社会教育事業 設計・建設・修繕契約 大林組 ゼクタ 合人社計画 研究所 コナミ スポーツ グリーン ハウス スポーツ施設 運営委託契約 宿泊施設運営 委託契約 備品調達 セノー 維持管理契約 ミズノアルファー サービス フットサル 運営委託契約 (民間提案事業) 6 リスク分担基本モデル-リスクのパススルー構造 公共需要リスク 東京都 施設利用者 不可抗力リスク SPC (リスクの導管体) ノンリコース・プロ ジェクトファイナンス 金融機関 ファイナンスリスク 大林組 工事完成リスク 独立採算事業 の需要リスク 維持管理 ・運営企業 維持管理運営の パフォーマンスリスク ※事業契約が公共より解除され、違約金等が保険対象外かつ帰責企業が倒産している 場合に限り、 出資金・劣後ローン残高の範囲内で、SPCスポンサーに負担が及ぶ 7
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