会員に対する処分の執行について 審査委員会における

●会員に対する処分の執行について
審査委員会における会員の処分を求める決議が確定したため、会則第53条
第1項の規定に基づき、当該会員に対して、下記のとおり処分を執行しました
ので、同条第2項の規定によりその旨を公表します。
1.処分を受けた会員
木下 洋平 会員(登録第8186号)
2.処分の種別
日本弁理士会会則により会員に与えられた権利の2年間の停止
(日本弁理士会会則第49条第2項第2号)
3.処分の理由の概要
(1)被処分者は、平成20年4月1日から平成24年3月31日までに継続
研修を履修し、所定の単位(倫理研修10単位、業務研修46単位の計5
6単位以上)を取得しなければならないところ、その義務を履行しなかっ
たため、平成25年3月30日に「戒告」の処分を受けた。
(2)被処分者は、会則第57条の2の規定により、処分の日から6月以内に
当該処分の理由となった不足単位数の履修をしなければならないところ、
その義務を履行しなかったため、平成26年1月17日に「日本弁理士会
会則によって会員に与えられた権利の6月の停止」の処分を受けた。
(3)被処分者は、会則第57条の2の規定により、処分の日から6月以内に
当該処分の理由となった不足単位数の履修をしなければならないところ、
その義務を履行しなかったため、平成27年3月6日に「日本弁理士会会
則によって会員に与えられた権利の1年の停止」の処分を受けた。
(4)被処分者は、会則第57条の2の規定により、処分の日から6月以内に
当該処分の理由となった不足単位数の履修をしなければならないところ、
平成27年9月6日に至っても履修を完了せず、履修しないことにやむを
得ない事情があったとも認められない。また、これまで繰り返し処分を受
けても反省は一切認められない。
(5)被処分者の上記行為は、弁理士法第31条の2(研修)、会則第57条第
2項(継続研修)及び会則第57条の2(継続研修義務不履行者の履修
期限)に違反し、これにより本会の秩序又は信用を害したものであるから、
会則第49条第1項に基づき処分をすべきものと認めた。
4.処分の執行日
平成28年6月23日