会員に対する処分の執行について 審査委員会における会員の処分を

●会員に対する処分の執行について
審査委員会における会員の処分を求める決議が確定したため、会則第53条第1項
の規定に基づき、当該会員に対して、下記のとおり処分を執行しましたので、同条第
2項の規定によりその旨を公表します。
1.処分を受けた会員
志岐 誠久 会員(登録第12774号)
2.処分の種別
日本弁理士会会則により会員に与えられた権利の2年間の停止
(日本弁理士会会則第49条第2項第2号)
3.処分の理由の概要
(1)被処分者は、平成20年4月1日から平成21年3月31日までに継続研修を
履修し、所定の単位(倫理研修10単位、業務研修4単位の計14単位以上)を
取得しなければならないところ、その義務を履行しなかったため、平成22年1
1月9日に「戒告」の処分を受けた。
(2)被処分者は、処分の日から6月以内に当該処分の理由となった不足単位数の履
修をしなければならないところ、その義務を履行しなかったため、平成25年4
月26日に「日本弁理士会会則によって会員に与えられた権利の6月の停止」の
処分を受けた。
(3)被処分者は、会則第57条の2の規定により、処分の日から6月以内に当該処
分の理由となった不足単位数の履修をしなければならないところ、その義務を履
行しなかったため、平成26年1月17日に「日本弁理士会会則によって会員に
与えられた権利の6月の停止」の処分を受けた。
(4)被処分者は、会則第57条の2の規定により、処分の日から6月以内に当該処
分の理由となった不足単位数の履修をしなければならないところ、その義務を履
行しなかったため、平成27年3月6日に「日本弁理士会会則によって会員に与
えられた権利の1年の停止」の処分を受けた。
(5)被処分者は、会則第57条の2の規定により、処分の日から6月以内に当該処
分の理由となった不足単位数の履修をしなければならないところ、平成27年9
月6日に至っても履修を完了せず、履修しないことにやむを得ない事情があった
と認められない。また、これまで繰り返し処分を受けても反省は一切認められな
い。
(6)被処分者の上記行為は、弁理士法第31条の2(研修)、会則第57条第2項
(継続研修)及び会則第57条の2(継続研修義務不履行者の履修期限)に違反
し、これにより本会の秩序又は信用を害したものであるから、会則第49条第1
項に基づき処分をすべきものと認めた。
4.処分の執行日
平成28年6月23日