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すこやかだより
すこやかだより
ら
健康
健康
7月か
ヘルスケアポイント事業がスタートします
ヘルスケアポイントってなに?
特定健診やがん検診などの受診、健康づくり
事業などに参加するともらえるポイントのこと
です。ポイントを集めると地域通貨に交換がで
きます。
楽しみながら、健康づくりへの関心を高め、
地域ぐるみで健康づくりに取り組みましょう。
健康寿命の延伸
市民の生涯にわたる
いきいきとした生活
病気の発症予防・
健康によい生活習慣の継続
重症化予防
健康意識の向上
ヘルスケアポイント事業に参加
自分の健康状態を客観的に知る、健康
によい生活習慣を知る・実行する
☆参加して☆ためて☆交換して☆楽しく健康づくり☆
【参加の流れ】
ステップ1 「参加する」
健康に関心を持とう !
スタンプカードをもらって、ヘル
スケアポイント事業に参加する。 ▲ヘルスケアポイント
スタンプカード
対象 20 歳以上の市民の皆さん
配布場所 健康推進課、各コミュニティセンター
ステップ2 「ためる」
健康行動を実践!
健康づくりを実践して、スタンプをためる。
どんな時にスタンプが押してもらえるの?
・健康診査を受ける(職場の健診や
人間ドック受診を含む)
・がん検診を受ける
・健康づくりイベントに参加する
・運動施設を利用する
(必要条件は年齢などにより異なります)
※9月 11 日 Q 開催の「健康フェス
ティバル」もポイント対象事業です。
ポイントをためて健康寿命を延ばしま
しょう!
この機会に 「健康」 と 「ポイント」
の両方を手に入れましょう!
ステップ3 「交換する」
健康行動の継続 !
地域通
貨
スタンプが貯まったら
地域通貨(1,000円分)に交換する。
交換期間 10 月3日~平成 29 年 1 月 31 日
交換条件 平成 28 年 4 月~1月に健康診査や
がん検診を受けていること
交換期間内に 1 人 1 回に限ります
交換場所 健康推進課
【地域通貨について】
使用可能期間 10 月3日~平成 29 年2月 28 日
※地域通貨は、市内の商店で利用できます。利
用可能店舗については、随時更新予定ですので、
詳しくは、市ホームページまたは健康推進課に
お問い合わせください。
少しの勇気と温かい思いやりで、 あなたにもできるボランティア
「愛の血液助け合い運動」
期間:7月1日から 31 日まで
県内の医療機関で必要とされる輸血用血液を
確保するため、広く皆さんへの献血に関するご
理解とご協力を求め、より一層の献血運動の推
進を図ることを目的に 「 滋賀県愛の血液助け合
い運動 」 が展開されています。皆さんの善意の
献血にご協力いただきますようお願いします。
問 健康推進課(市民保健センター)
A(33)4252・S(34)6612
広げよう、献血の輪!
Give blood. Save life.
【一般献血】 日時 7月 23 日 U 午前9時 30 分~ 11 時 30 分
午後1時~4時
場所 近江八幡駅南口
広報おうみはちまん 2016.7.1
16
16・17ページのお問い合わせは
●健康推進課(市民保健センター)
A(33)4252・S(34)6612
Series 健ぱち⑧ 健 ( 検 ) 診受診
「健ぱち」とは「健康はちまん 21 プラン」の略称です。
小児期からの
生活習慣病予防
「 生 活 習 慣 病 」 が 増 加 し て き
た状況を踏まえて、平成 年度
に「健康はちまん プラン」を
策定しました。
これは、健康なまちづくりを
環境面から整備し、市民の健康
への意識の向上をはかりながら、
『人が優しく支え合う』健康づく
りを推進していくものです。
そこで今回は、地域医療・学
校保健の現場に携わっておられ
る頼住医師に、小児期からの生
活習慣病予防についてお伺いし
ました。
○小児期からの生活習慣病予防
の重要性
少子高齢化の時代を迎え、独
居高齢者・高齢者世帯の増加な
ど、介護の問題は待ったなしの
状態となり、一人一人が健康で
動ける長寿でなくてはなりませ
ん。
このことは、健康はちまん
プランの目指すところです。そ
れには主要な生活習慣病(高血
圧、高脂血症、糖尿病、心臓疾
患など)の発症予防である「病
気にかからないこと」と、重症
化予防である「適切な治療」が
必要です。
生活習慣病の起因の一つであ
る動脈硬化は、生まれた時から
始まり、その後の食生活の変化
により加速されます。心筋梗塞
や狭心症、脳卒中は、ある日突
然発作という形で発症します
が、そこに至るまでにはかなり
の間、危険因子といわれる高血
圧や高脂血症、糖尿病にかかる
ことで血管が硬く細くなり動脈
硬化が起こり、最終的に重篤な
病気になります。そのため小児
期から健康づくりに取り組むこ
とが重要です。
○小児期からの健康づくり
生活環境の変化の著しい現代、
生 活 習 慣 病 の 若 年 化 が 叫 ば れ、
近江八幡市学校保健会では市と
協力して生活習慣病予防のため、
自分の生活を見直す機会とする
ことを目的に、県内でもいち早
く平成4年から小学校5年生で
の脂質検査を導入しました。
平成 年度に実施しました5
年生の総コレステロール値の平
均値は175・9 / でさほ
ど高くはありませんが、200
/ 以 上 の 児 童 は、 5 年 生
全体の16・3㌫(総数653
人中106人)になります。ま
た過去5年間の結果では、総コ
レステロール値300 /
を超える場合や悪玉コレステ
ロールや中性脂肪が極端な高値
の児童もいて、脂質異常の若年
化が懸念されるところです。
脂質検査の結果、異常値を示
した児童と保護者に生活習慣病
予防教室を行い、家族ぐるみで
健康意識を高めていただいてい
ます。
脂質異常の要因は、食の欧米
化・飽食・偏食・間食、また携
帯電話・パソコンの利用時間が
増えたことによる運動不足・不
規則な生活などが考えられま
す。
「 鉄 は 熱 い う ち に 打 て 」 と 言
わ れ る よ う に、 食 育 は 児 童 に
とって宝であり、小児期におけ
る生活習慣の改善は必須です。
また、成人の人にも「アルコー
ルを控える」や「体重を減らす」
など食事指導しますが、結果が
伴 わ な い 人 が 多 く 見 ら れ ま す。
そんな中、うまく減量や脂質異
常の改善をされた人の例を挙げ
ると、体重や検査結果を表やグ
ラフに記録して自己管理してお
られます。少しでも改善すると
潜在的な喜びとなり、励みにな
りますので、生活改善が必要な
人は是非試してみてください。
○最後に
一年に一度、自分の身体のこ
と を 知 る た め に、 健 診 を 受 け、
健診の結果については、主治医
に相談するなど、必要な場合は
適切な指導を受けましょう。
広報おうみはちまん 2016.7.1
17
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mg
27
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健康はちまん 21 プラン推進委員会副会長
近江八幡学校保健会会長
頼住 一 医師(よりずみ医院 院長)
~若年化する生活習慣病~
21
12
21
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