一 一

島崎氏の見解
岩 波 医 科 学 7月号
島崎論文一結論部分
‘震源の大きさ’(地震モサント)が 1/
3
.5
程度の大きさに
過小評価されている。日本列島の垂誼,あるいは垂直に
近い断層で発生する大地震の‘震源の大きさ’ (地震子
力ト)の推定には,入倉 三宅式容用いてはならない。
熊本地震や武村式等に臆らすと
著しい過小評価となる
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{複数の県ですでに津波評価に入倉胃三宅式が使われている)
これをこのまま放置すれば,入倉圃三宅式を垂直,あるいは
垂直に近い断層に用いることが,既成事実化してしまうだろ
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う。この式を津波や強い揺れの推定に用いれば.
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きれる恐れがある n 二度と同じ過ち
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2016年6月29日
小山英之
(美浜の会)
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入 倉 三 宅 式 日 562×1013$2; 武 村 式 い 365X1伊 L2
(L=S/13) M0=26. 3 x1Q13S2
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注武村式として、面積の式 M0=26.3×1Q13S2
を用いると
(W=13kmとして、 L=S/13を代入←→菌積デ脅から求めた式と一致)
M0=6.47(
× 1019Nm
、
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武村式
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x 1019(Nm)
実測値
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入倉・三宅式
地震モーメント Mo 1
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臨副層面積︷ KZM
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今
幅W =16km(14km/sin60)
司面積 S=496km2
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わ入一品,
積子炉割地
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断 層 長 さ L=31km,傾斜角 60度
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最大加速度について
@高浜原発
(詳細な解析が必要だが)しかし,原子力発電所の基準地震動
に関連する短周期レペルは‘地震源の大きさ’(地震モーメント)の
1
/
3乗に比例するという式が提案されている(壇ほか, 2001
。
)
1
. 5倍
3
.4倍
Ss-1:
700
S
s
3
{
1
M
)
: 396
594_____.-,1345
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ー
2
.
2倍
Ss-7(
留
萌
)
: 620−
3
.41/3=1 50
加速度は現在の評価値の 1
.5倍程度となる。
令大飯原発
1
.5倍
Ss1
:
700
Ss-4{1M): 856
φ玄海原発
1284
3
.4倍
2910
τ
固加遠慮ぬ倍率につい
@壇他の式が採用されている。短周期レベル ocM01/3
4
争統計的グリーン関数法によれば
平均応力降下量且o
lこついて
60=3. 1(超大断層)のとき、最大加速度目 Mo1/3
ぺ
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Ss-3{1M): 524
J86
1782
Ss-4(
留萌) 620
llo=KM0/S1・ 5のとき( FoA-FoB)、最大加速度目 Mo
注超大断層。 M
0>1.8×1
0
2
0
(
N
m
) 大飯3連動 M0=0.503x1
0
2
0
我々や島崎氏が武村式を用いるよう主張してきた経韓
。
結論
2013年 11月8日原子力規制委員会への要請書
グリーン・アクション、美浜の会、おおい原発止めよう裁判の会
本格的に武村式を採用すべきだと主張。
φ2014年 1月29日
地震動の過小評価を許さない 1・
29院内集会・政府交渉
呼びかけ団体 22、賛同団体 182、合計 204団体名で要請書提出。
女 12
月18日の規制委員会における小林勝安全規制管理官発言と島崎
発言をとりあげたもの。
・小林発言’津波評価で用いているすべり量(武村式)を基準地震動評価
にも用いるべきだ。
・島崎氏津波と基準地震動では同じ評価をするべきだ( 2013年8月21
日の伊方3号審査会合でも悶趣旨の発言)。
=手事実上、基準地震勤評価?'!也武村式を同いるよう主張
1
.大飯と玄海については、島崎氏の主張のままで大きな意味
と意義をもっ。
6月20日の規制委員会の結論(大飯の見室し)を早急に実
施するよう要求しよう。
それを皮切りに玄海にも評価の見直しを波及させよう。
2 高浜原発については、平均応力降下量の評価に依存する。
海渡聞河合声明で指摘されているように、超大断層とは言え
ない FoA-FoBー熊川断層に超大断層の評価を当てはめた
し、加速度が地震モーメントに比例する場合の結果を
誤りを車L
認めさせよう(もちろん、大飯や玄海にも当てはまる)。