2 1 研究内容 ヒト動作の改善を目指した生体信号計測・制御システムの開発 生体信号マン・マシンインターフェース ニューロコンサルティング 身体運動評価 9軸モーション センサ 福祉/健康増進 運動/作業補助用 インターフェース技術 ロボット アーム制御 生体信号解析 (脳波/眼電/筋電) 工学部 機械工学科 生活評価 佐々木 実 環境制御装置 自己位置制御技術 自律移動 ロボット制御 3 【研究背景】生体信号とは? 4 研究背景&目的 脳波信号(EEG) 【問題】 現在のブレインマシンインターフェースや筋電義手は, 生体信号のみを制御入力して,ヒト動作推定性能は60-90%止まり EEG Skin / 皮膚 Skull / 頭蓋骨 Dura Mater / 硬膜 ECoG Arachnoid Mater / くも膜 Spike /LPF 【目的】 「生体信号」「身体動作」「環境状態」のマルチモーダル計測・ 解析から信頼性のあるヒト動作推定器および補助装置を実現 Cortex / 皮質 眼電信号(EOG) 筋電信号(EMG) 眼球 角膜側 正電圧 網膜側 負電圧 皮質脳波/筋電 筋収縮時に 電気信号が発生 眼球運動により電気信号が発生 微弱な交流波(±数~数百μV)であり,動作に関する情報を有する 【問題】 脳波P300に基づく制御インターフェースにおいて 正解率をえるために10秒間ほどが必要となる システムの制御性能を高めるために 半自律性を有する移動ロボット制御 事象関連電位は,ヒトの認知・注意・理解を示す脳波といわれているため, スポーツ評価にも有用な脳波だと考える. 筋電信号[uV] 実空間における家電選択 6 眼電(EOG):眼球動作推定+ロボットアーム制御 眼電信号[uV] • 移動ロボット制御/ロボットアームの半自律制御の構築 • 機器制御インターフェース・デザイン • 機械学習を適用した動作識別性能の向上 5 眼電信号[uV] 脳波(EEG):事象関連電位(ERP)にもとづくインターフェース 眼球動作:上 眼球動作:下 Gnd電極 Ref電極 Ch1:Ch2:- 眼球動作:右 Ch1:+ Ch2:- Ch1:+ Ch2:+ 電極 (1ch) 眼球動作:左 電極 (2ch) ロボットアーム Ch1:Ch2:+ 噛む動作:弱-中-強 把持 物体 ゴール 1 眼電制御 脳波による動作推定実験 8 眼電によるマニピュレータ制御 CDプレーヤー制御システム 9 【今後】 眼電にもとづく注視点推定 筋電による仮想ハンド制御実験 眼電信号から 眼球動作角度を推測 12 アプリケーション例:運転手の注視評価 既存の低価格帯アイトラッカーに打ち勝つ装置を目指している. 特に,運動時における目視方向計測の可能性は大きいと考える. 2
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