市政トピックス 安土セミナリヨ公園がリニューアル 問 安土セミナリヨ公園(安土町下豊浦)の整備工事が完了し、リニュー アルをしました。この公園は、天正8年(1580年)に日本で初め て開校したセミナリヨ(神学校)があったとされる付近にあり、旧安 土町が昭和 50 年に整備したものです。 セミナリヨは、当時の日本の西洋文化の窓口となり、そこで学んだ 少年たちが、キリスト教の国内布教の歴史に大きな足跡を残していま す。今回の整備工事は、セミナリヨでの日課の説明板やパーゴラ(日 陰棚)、長ベンチなどを設置し、公園内の大部分を石張りにし、明る く開放的な公園となりました。 ▲整備工事を行った安土セミナリヨ 公園 総合支所住民課 A(46)3141・ S(46)5320 熊本地震の被災地へ派遣した看護師の活動報告 市は5月 23 日、熊本地震の被災者を支援するため、5月2日から 5日までの4日間、熊本県御船町へ派遣した市立総合医療センターの 看護師の活動報告会を行いました。派遣されていたのは加藤守さんで、 派遣先の同町の御船中学校に設けられた避難所を中心に支援し、車内 泊が原因でエコノミー症候群や心不全と診断される人がいた現状や、 看護師が 24 時間常駐することで避難者に安心を与えていたことなど ▲冨士谷市長に現状を説明する加藤 を報告しました。また、加藤さんの他、益城町と南阿蘇村に派遣され さん た市職員2人の報告会も今後、予定をしています。 皆さん、ありがとうございます 一般財団法人村松報恩会からご厚志 一般財団法人村松報恩会(村松安雄理事長)から市内のすべての小学校 と2つの市立図書館の児童図書の充実を目的に、370万円の寄附をいた だきました。財団が設立されてから、毎年寄附をいただいています。 国際ソロプチミスト近江八幡からご厚志 子どもたちへの教育支援や子育て支援 ▲市長に目録を渡す村松安雄理事長 の活動をしている国際ソロプチミスト 近江八幡(山本俊恵会長)から、市内 保育所や幼稚園、認定こども園、子ど もセンターなど 35 カ所に絵本を、子 ども発達支援センターに療育用具や大 型絵本などを寄贈いただきました。 ▲市長に目録を渡す国際ソロプチ ミスト近江八幡の皆さん ▲皆黒和明会長と日岡昇教育長 株式会社かんき建設安全協力会から ご厚志 株式会社かんき建設や協力会社の従業 員が会員となって安全に関する事業など を実施している株式会社かんき建設安全 協力会(皆黒和明会長)から、青少年育 成のための図書購入費として 10 万円の 寄附をいただきました。 今月の納付 今月の税・料の納付内容 固定資産税・都市計画税(2期) 国民健康保険料(2期) 後期高齢者医療保険料(1期) 介護保険料(1期) 納期限 8月1日 W 善意のともしび ○福祉基金にと 光友易学(若葉町、6 / 2)5千円 〇子ども発達支援センターにと 匿名(5 /24)2千円 毎月1日は人権を考える日…市人権擁護宣言都市推進委員会では、毎月1日を「人権を考える日」と設定 しました。誰もが幸福で安心して暮らせる「住んでよかった」と思える、明るく住みよいまちづくりへの 一歩として、毎月1回、家庭・地域・学校・職場などで人権を話題にしましょう。 広報おうみはちまん 2016.7.1 2 CONTENTS P4 P8 P 10 P 16 P 18 P 20 P 22 P 28 目次 今月の特集 近江八幡市環境エネルギーセンター 8月1日から供用開始 市政現在進行形 オリンピックイヤーの今年 この機会にスポーツを始めませんか おしらせワイド 後期高齢者医療制度のお知らせです/ 第 61 回市美術展覧会作品募集/牧浄水 場を一般開放します ほか すこやかだより 7月からヘルスケアポイント事業がスター トします ほか 子育て応援ひろば 各子育て支援施設の行事案内 ほか 市のしせつだより 図書館ほか市の各種文化体育施設の情報 おしらせ伝言板 市、県やまちかどの耳より情報 とっておきスナップ 今月の表紙 昨年3月に市制施行5周年を記念して、 コスモス(秋の花)とともに「市の花」に 決定したムシャリンドウ(初夏の花)を市 民の皆さんや中山道を歩く観光客に観ても らおうと、6月3日から 12 日の間、武佐 町会館など9カ所で「むしゃりんどう展」 が開催されました。3日のオープニングイ ベントには武佐小学校の児童や武佐こども 園の園児が訪れ、地元の宝をスケッチした り、観察したりしていました。 市民のうごき ( )前月比 平成 28 年6月1日現在 人口 82,045人 (+120) 男 40,311人 (+ 54) 女 41,734人 (+ 66) 世帯 32,564世帯(+ 92) *人口・世帯には外国人住民(36 ヶ国・地域、1, 112人、789世帯)を含みます。 3 広報おうみはちまん 2016.7.1 市長 冨士谷 英正 「良識ある住民監査請求を願う」 住民監査請求は、「住民が市長等の執行機関や職員によ る公金の支出、財産の管理、契約の締結など財務会計上の 行為が違法、又は不当であると認めるとき、このことを証 明する書類を添えて、監査委員に対し監査を求め、必要な 措置を講ずべきことを請求するもの」と地方自治法に記さ れております。 先月 6 月 7 日に元共産党市議2人、現共産党市議1人、 および元自民党衆議院議員1人、計4人が市庁舎建設に対 して①人口同規模都市と比して、面積、建築費が過大であ る。②市独自の財源が不明。③事業費 81 億円~ 95 億円 は健全な運営に反する。④過大な財政支出は緊急的財政支 出への対応が困難となる。⑤安土総合支所の活用等、使え る施設は可能な限り使うべき。などの理由で、このような 事業計画に支出することは不当な支出であって行ってはな らないとの市長への勧告を監査委員に求める住民監査請求 をされました。 住民が監査請求されることに口をはさむ気はありません が、請求人全てが現、あるいは元議員であり、その上、元 国会議員まで含まれております。当たり前ですが、日本国 は議会制民主主義国であり、市の最高決議機関は市議会で す。もちろん、国は国会となります。すなわち議員たる者 は堂々と議場で質問、議論を交わすべきと考えます。自分 たちの思いと違っているからといって、民主主義を踏みに じることは許されません。 今回私が議会に提案した内容は、平成 23 年度以降に「近 江八幡市庁舎のあり方検討委員会」や「近江八幡市官庁街 活性化・庁舎整備検討委員会」、また「官庁街まちづくりワー クショップ」、さらには「100年のまちづくり近江八幡 にぎわいのある官庁街推進委員会」などなど、今日まで学 識経験者、各種団体代表者、市民代表者など、多数の皆様 の英知を結集されての市長への提言をもとに計画させてい ただいた、いわば 5 カ年にもおよぶ集大成であります。 その間、市民の皆様にもその都度、また議員においては 絶えず情報を提供し、ともに進む道を模索してきたと思っ ております。さらには財政面からは公債比率(総予算に対 する借金返済額)あるいは将来負担比率をご覧いただいて も、県下上位に位置しております。「入りを量りて出ずる を制す」をさらに押し上げ、「株式会社 近江八幡」の本領 が大いに発揮されるものと思っております。
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