株主メモ 事業年度 4月1日から翌3月31日まで 配当金受領 株主基準日 3月31日 定時株主総会 6月 公告の方法 電子公告(当社ウェブサイトに掲 載いたします。)ただし、事故そ の他やむを得ない事由によって電 子公告による公告をすることがで きない場合は、日本経済新聞に掲 載いたします。 株式データ 前事業年度にくらべ、株主数は15名増加いたしました。 当社主要市場である、北海道の株主の皆様には大変手 厚いご支持をいただいております。 所有者別株主分布状況 証券会社0.6% 上場証券取引所 証券会員制法人札幌証券取引所 単元株式数 100株 証券コード 8104 KUWAZAWA Report 個人・その他 36.7% その他法人 48.2% みずほ信託銀行株式会社 証券代行部 〒168-8507 お手続き 東京都杉並区和泉2丁目8番4号 お問い合わせ先 0120-288-324 (土・日・祝日を除く9:00〜17:00) クワザワビジネスレポート 814名 金融機関 14.5% (ご注意)株主様の住所変更、買取請求その他各種 お手続きにつきましては、口座を開設されている証 券会社等にお問い合わせください。株主名簿管理人 (みずほ信託銀行)ではお取り扱いできませんので ご注意ください。なお、未払配当金につきましては、 みずほ銀行およびみずほ信託銀行の本支店でお支払 いいたします。 第67期 事業報告 ※自己名義株式は「個人・その他」に含まれております。 平成28年3月期 地区別株主分布状況 四国地方0.5% 九州地方1.3% 中国地方1.4% 国外0.4% 近畿地方 7.4% 中部地方 5.4% 〒003-8560 札幌市白石区中央2条7丁目1番1号 電話(011)864-1111(代表) http://www.kuwazawa.co.jp/ 関東地方 25.9% お客様専用ダイヤルを設置しております。 お客様相談室 電話0120-953-353 8,347,248株 北海道 54.8% 東北地方2.9% 株主の皆様へ 株主の皆様には平素より格別のご支援を賜わり、厚くお礼申し上げます。 昨年度は、中国経済の減速により原油価格をはじめとする資源の価格 が急落しました。国内では、急激な円高により輸出企業を中心に業績が 悪化し、景気の不透明感が強まってきました。 住宅分野におきましては、賃貸住宅が好調を維持しましたが、戸建住 宅は、ほぼ前年並みの着工数となり、事業環境の改善はみられませんで した。また、北海道においては公共工事の減速傾向が持続し、生コンの 出荷量は前年に比べて約15%減少し、厳しい一年となりました。 このような経営環境において、連結業績は、売上高83,906百万円(前 年同期比4.7%減) 、経常利益1,282百万円(同3.9%減) 、親会社株主に 帰属する当期純利益726百万円(同27.4%減)と、減収減益になりました。 その中で、中核事業と位置付けられる建設工事事業の完工高は273億 円と、ほぼ前年並みを維持することができました。 今後は、新設住宅着工戸数の減少が予想されることから、リフォーム・ リノベーション事業を積極的に展開してまいります。 代表取締役 桑澤 嘉英 この6月には、当社グループの株式会社クワザワリフォームセンターが、 札幌市の地下鉄大谷地駅直結の商業施設「CAPO大谷地」に「リフォー ム体感ショールーム」を開設し、また、当社グループ主催の「リフォーム体感フェア」を、札幌駅前通地下歩行空間 「チ・カ・ホ」で定期的に開催するなど、リフォーム需要の開拓に努めております。 北海道新幹線は今年3月に函館まで開通し、2030年度末には札幌まで延伸する予定となっておりますが、今後、 複数の大型トンネル工事の発注が見込まれます。当社は、北海道のセメント・生コン流通市場で最大シェアを有して おり、積極的な営業展開に取り組みます。 関東圏では、新たに昨年10月埼玉県に「三郷営業所」を、11月には茨城県に「水戸営業所」をそれぞれ開設しま した。また、4月には、栃木県本社所在の原木屋産業株式会社および原木屋セーフティーステップ株式会社を完全子 会社化し、関東市場での拠点を拡大するとともに、新規事業となる仮設資材リースおよび組立事業に参入いたしました。 一方、一昨年12月に子会社化した株式会社建材社を今年4月に株式会社クワザワに統合して、事業の効率化を図り ました。 記念配当 なお、当期(平成28年3月期)の配当は 1株あたり配当金の推移 普通配当 10円とさせていただきました。次期(平 10円 10円 10円 成29年3月期)の配当も10円を維持させ 8円 (予想) ていただく方針です。 7円 7円 2円 2円 2円 株主の皆様におかれましては、今後一層 6円 のご支援・ご愛顧を賜りますようお願い申 5円 5円 し上げます。 第63期 第64期 第65期 第66期 第67期 第68期 コーポレート・ガバナンス ~【創造的・革新的であり続ける】ために~ 平成28年6月29日より当社は執行役員制度を導入し ます。これは、「業務執行の分離」および「業務執行 の役割と責任の明確化」を目的としております。ま た同時に、取締役員数を縮減し、「経営の意思決定の 迅速化」を図ります。 この新たな体制の導入により、コーポレート・ガバ ナンスの更なる強化を推し進め、将来厳しくなるこ とが予想される環境の変化に機動的・戦略的に対応 できる体制を構築してまいります。 当社の組織体系 株主総会 監査役会 取締役会 社長 経営会議 業務執行会議 経営企画部 管理本部 内部監査室 営業統括本部 安全管理部 北海道本部 東京本部 コ 子 ンクリート、モルタル、セメ 会社の株式会社住まいのクワザワは注文住宅の設計・施工・販売を行っております。 ント。ホームセンターなどで目にす 今回は住宅事業部長の笹村氏にお話をお聞きしました。 クワザワ ンクリートやモルタルの材料の一部 笹村:家族の暮らしを支えていく家は、ずっと安心して住めるものでなければなりません。私た ー住まいのクワザワのポリシーを教えてください。 る商品、実は全く別のものなのです クワザワ がご存じですか。セメントは、生コ ちは、デザインや間取りを吟味することはもちろん、土台や骨組みなど見えない部分も、こだわ の原材料であり、生コンクリートは りを持ってつくりこんでいきます。たとえば、住宅の基本構造となる基礎や木材の量。そこに手 混和剤(場合による)を混ぜたもの 込めて、いつまでも変わらず暮らせる住まいづくりを常に行っています。 ルタルはセメント、砂、水を混ぜたものです。両者は似ていますが、 笹村:お客様の声に耳を傾け、想いを形にして、ご提案をしながら一からつくりあげます。そし 北翔建材 クワザワ工業 間を惜しまず強さや耐久性を確保するとともに、材料を一つひとつ確かめる。このような想いを セメント、骨材(砂、砂利等)、水、 光和 住まいのクワザワ ー注文住宅である御社の接客スタイルを教えてください。 です。この生コンクリートが固まるとコンクリートとなります。モ クワザワサッシ工業 クワザワリフォームセンター て、ご希望に合わせた住まいのかたちを考えていくとともに、その先、家族が過ごしていく長い 主に強度に違いがあり使用用途によって使い分けます。 この建築資材を製造、販売している子会社の株式会社ニッケーでは、 時間、その経過に伴って変化していく暮らし方や必要な機能を5年後10年後20年後とその時々 道横断自動車道(小樽−余市間)、高規格道路(余市−共和間)、北 を大切にしております。 和寒コンクリート 今期生コンクリート製造プラントを新設いたしました。これは北海 に向かって、どんなライフスタイルをつくりあげていくか、お客様とともに考えていくプロセス ニッケー に備えるためであり、旧プラントと合わせると生産能力は250%に ー北海道に根付いた御社の特色を教えてください。 丸三商事 海道新幹線(新函館北斗−札幌間)など、後志支庁で増加する需要 笹村:雪に閉ざされる冬でもいつもと変わらない生活環境が、北海道の住宅には必要となります。 建材社 私たちは業界に先駆けてツーバイフォー(2×4)工法を導入し、オリジナルの住まいをかたちに 向上しました。また、この新設に併せて、北海道ではまだ普及の進 してきました。四季のはっきりした北海 んでいない「排水処理リサイクルシステム」を導入しました。これは、 道の気候、暮らし方を見つめ、細 出荷先から戻ってきた生コンクリートをトロンメル分級機により砂、 部にもこだわる誠実な住まい 砂利およびスラッジ水に分離して、スラッジ水は脱水・固化処 づくりのノウハウを蓄積 理を行ったのち、バッチャープラントの混練水として再使 し、 さ ら に 建 材・ 工 用します。今まで残った生コンクリートは産業廃棄物と 法・機能・デザイン して最終処分場に持ち込むしかありませんでしたが、 当システムにより環境にもやさしく、原材料コスト 建設資材 63.3% 子会社の株式会社クワザワエージェンシー(株 クワザワ 式会社ネストエージェンシーより6月1日社名変 更)は、自動車保険や火災保険、生命保険など複 ズにマッチす る高性能住宅 主に住宅工事 リフォーム工事 外装・内装工事で構成 主に基礎資材 建築資材 住宅資材で構成 ワザワグループの総合保険代理店で、 ね、 時 代 の ニ ー 建設工事 32.5% の削減にもつながっています。 ク について研究を重 ニッケー ループはさまざまな形で盛り上げています。今年結 札幌アサノ運輸 S&クワザワグルー 成20周年を迎えたチーム「GOGO’ クワザワエージェンシー 保険ショップ『ほけんのリ・フォーム』を札幌桑園駅 前に新設。オープン以来、「保険をどう選べばよいのかわ プ」には、総勢約120名が参加し、演者としてお祭りに 山光運輸 からない」といったお客様に多数ご来店いただいております。 東日本自工 彩りをそえています。子会社の山光運輸株式会社におい スタッフは、さまざまな保険商品を基本から丁寧にご説明 ては、チームの練習場所や地方車(じかたしゃ)を提供。 することで、個人のお客様のライフスタイルに合わせたプ ランを提案。お客様に安心・納得いただける保険選びのお その他 0.5% 手伝いをしております。保 険の見直しを考えている 方 は も ち ろ ん、 保 険 に ま 主に不動産賃貸 保険代理店 車両整備 太陽光発電で構成 つわる疑問や不安をお持 ち の 方 は、 気 軽 に お 立 ち 寄りいただければ幸いで す。 ス タ ッ フ 一 同 心 よ り お待ちいたしております。 決算ダイジェスト 56,511 57,946 第63期 第64期 単位:百万円 88,073 83,906 66,143 64,635 第65期 第66期 第67期 1,334 1,282 60,582 1,721 経常利益 の推移 867 499 第63期 純資産 の推移 9,112 5,317 第63期 970 607 第64期 9,607 5,772 第64期 10,298 様に元気と感動を届けるお手伝いをしております。 資材運送 3.7% 主に貨物自動車運送 倉庫事業で構成 地域社会に貢献できること クワザワグループでは、経営理念の一つである「社業を通じて地域社会の生活向上に貢献する。 」 に基づいて、グループ全体のCSR活動を推進しております。グループの取り扱う建設関連資材 や建築物は世代を超えて使い続けられるものであり、十分な配慮と責任をもって関わることで、 地域社会の生活向上に貢献することが使命と考えております。主な取組みは次のとおりです。 コンプライアンス •コンプライアンス研修を実施し企業倫理に対する意識を高めております。 •社内外に通報窓口を設置し問題を早期発見・是正できる体制を整備しております。 •リスクに適切に対応し継続的な改善を行う体制を構築しております。 地域社会とのコミュニケーション 817 第65期 サツイチ グループ一丸となって地域との結びつきを大切にし、皆 連結 個別 97,045 86,380 992年にスタートした札幌市の大人気イ ベント「YOSAKOIソーラン祭り」をクワザワグ イルで営業を行っておりましたが、3年前に来店型 85,691 ています。 1 数の保険を取り扱っております。従来は訪問スタ 売上高 の推移 をつくり続け 420 334 第66期 第67期 11,032 11,485 •海外からの技能実習生受け入れに対する支援を実施しております。 •YOSAKOIソーラン祭りなどの地元行事へ積極的に参 加しております。 •社屋周辺の「清掃活動」を年数回行っております。 環 境 •住宅リフォームを通じてお客様に最適で環境にやさし 6,256 6,587 第65期 第66期 6,541 いライフスタイルを提案しております。 ~今後もクワザワグループは「人と自然環境と技術の 第67期 調和」を目指し事業を推進してまいります。~
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