回答(PDF形式:134KB)

規制改革ホットライン検討要請項目の現状と措置概要
更に精査・検討を要すると認められる事項については、規制改革会議(各ワーキング・グループ)において対応します。
※「規制改革会議における再検討項目」欄の記号(◎、○、△)については、所管省庁の回答をもとに、規制改革会議が以下のとおり判断したものです。
◎:規制改革会議の各ワーキング・グループで検討している事項及び検討を予定している事項
○:再検討が必要(「◎」に該当するもの除く。)と判断し、規制シートの作成対象とする事項
△:再検討の要否を判断するため、事務局が提案内容に関する事実関係を確認する事項
管理番号
280615016
受付日
28年
3月9日
所管省庁の検討結果
所管省
庁への
検討
要請日
内閣府
での
回答取り
まとめ日
28年
3月15日
全ての酪農家
に加工原料
乳補給金を支
28年
払えるよう、
6月15日
現行制度の
改変を要望し
ます。
提案事項
提案の具体的内容等
提案
主体
所管
官庁
制度の現状
バターや生クリームを必要とする業界では深刻な供給の独占がおこっており、この根底には加工乳向
け配乳の指定団体の独占管理体制があります。
指定団体に所属していない自主販売の酪農家にも、加工原料乳補給金を支払えるようにすることで、
供給の独占は解消され、現在のような原料の独占から起こる乳製品の不足は解消されます。同時に (株)MM 農林水
加工原料乳の正当な価格評価が行われると考えられます。弊社でも多くのバター、生クリームの要望 J
産省
がありますが、現行制度下ではそれに応えられない現況があります。自主販売も指定団体同様、需
給調整の必要性があり、全ての酪農家に補給金が支払われるようになれば、加工原料乳の取引に是
非とも参入したいと考えています。
輸入品と競合するため飲用向けと比べて価格の低い加工原料乳(脱
脂粉乳・バター等及びチーズ)向けの生乳を対象として、生産者に対
し、都道府県知事又は農林水産大臣が指定する指定生乳生産者団体
を通じて、加工原料乳生産者補給金を交付します。
該当法令等
措置の
分類
加工原料乳生産
者補給金等暫定
その他
措置法(昭和40
年法律第112号)
措置の概要(対応策)
指定生乳生産者団体制度導入後の生乳需給構造の変化や近年の消費者ニーズの多様化に
対応し、我が国酪農業の生産基盤を強化しつつ、酪農家の一層の所得向上を図ることが必要
です。
このため、現在の指定生乳生産者団体が有している諸機能を評価・検証し、我が国酪農業の
成長・発展、最終需要への一層の即応を実現する観点から、酪農家の経営マインド涵養、生
産・流通の柔軟化を通じた付加価値の向上に向け、指定生乳生産者団体制度の是非や現行の
補給金の交付対象の在り方を含めた抜本的改革について検討し、結論を得ます。
【平成28年秋までに検討、結論】
規制改革
会議に
おける再検
討項目