6-① 共通

6-①
対
120 分
象
:
地域コーディネーター・地域連携担当教職員
必要な知識・技術
:
6
学習プログラムの企画・評価に関する知識・技術
履
:
①
学習プログラムの意義と内容(アクティブラーニング等)
修
項
目
・効果的な学習プログラムの構成について理解する
とともにプログラムの構成の方法を身に付ける。
・主体的協働的な学習(アクティブ・ラーニング
等)の学習方法の基礎を身につける。
1. 導入講義【40 分】
「主体的協働的な学習(アクティブ・ラーニ
ング等)の意義とその効果的な学習方法」
2. 演習【70 分】
「効果的な学習方法による学習プログラムづ
くり~学習プログラム案の検討~」
3. まとめ講義【10 分】
「主体的協働的な学習(アクティブ・ラーニ
ング等)の活用に向けて」
・演習の成果物(学習プログラム案)
・1日のポートフォリオ評価での内容の理解
に関する自己評価
1.導入講義「主体的協働的な学習(アクティブ・ラーニング等)の意義とその効果的な学
習方法」【40 分】
ねらい)
主体的協働的な学習(アクティブ・ラーニング等)の意義
とその効果的な活用や、効果的な学習プログラムの構成等に
ついての理解を深める。
講師)
・アクティブ・ラーニング等
の学 習方法に詳し い研究
者、実際に学校等でアクテ
ィブ・ラーニングの手法を
取り 入れた学習プ ログラ
ムを 展開している 実践者
内容)
①
主体的協働的な学習(アクティブ・ラーニング等)の
意義について
・アクティブ・ラーニングと称される発見学習、問題解
決学習、体験学習、調査学習、グループ・ディスカッ
ション、ディベート等の学習方法の意義と、それらの
効果的な活用について実践事例等を交えて講義してい
ただく。
② 様々な学習方法を活用した効果的な学習プログラムの構
成等について
等が望ましい。次の演習の
時間も依頼する。
講師への依頼内容)
・短い時間の中で①の全てを
説明 いただくとい うより
は次 の演習に向け 参考に
なる よう②に力点 を置い
て説 明していただ くよう
依頼する。
2.演習「効果的な学習方法による学習プログラムづくり~学習プログラム案の検討~」
【70 分】
ねらい)
アクティブ・ラーニングを効果的に取り入れた学習プログラ
ムのデザイン案を作成することで、より効果的な学習プログラ
ムの構成方法を身に付ける。
準備)
・4~6人で1グループを構
成する。
・各グループに模造紙と付箋
2種類を配布する。
・学習プログラム案のひな型
内容)
① 演習内容の説明【5分】
・テーマの確認及び②~⑤の手順の説明を行う。
② これまでの成果と課題等の共有〔グループ作業〕
【15 分】
・グループ内で、これまでに効果的な学習方法を活用し
た経験を振り返り、感想や意見等(成果や課題を意識せ
ず)を付箋に書き出し、成果と課題に分類する。
③ 学習プログラム案の作成〔個人作業〕【20 分】
・ワークシートにデザイン案を作成する。
になるワークシート(講師
と打合せを行い用意する)
アドバイス)
・②についてはこれまでの成
果や課題について考える個
人作業と付箋を貼り分類す
るグループ作業を同時に行
うことになるので、個人作業
とグループ作業の時間を分
けて指示をしてもよい。
④ 学習プログラム案に対する意見交流〔グループ作業〕
【20 分】
・プログラム案をグループ内で回覧し、修正案等のコメ
ントを記入する。
⑤ 学習プログラム案の修正〔個人作業〕
【10 分】
・コメント記入後の学習プログラム案を修正する。
・③のワークシートは書き直
し等の時間のロスをなくす
ため付箋を活用するなどの
工夫があるとよい。
・④については、実際には、個
人の作業となるため、1人に
付き○分間などの時間の区
切る指示が必要である。
3.まとめ講義「主体的協働的な学習(アクティブ・ラーニング等)の活用に向けて」
【10 分】
ねらい)
アクティブ・ラーニング等の学習方法を効果的に活用した学
習プログラムの実践に向けて意欲を高める。
アドバイス)
運営担当者は、講師ととも
に講評の時に取り上げるプ
ログラム案を選択する。
内容)
演習で作成した学習プログラム案について指導講評をいた
だき、効果的な学習方法を活用する際の留意点等について講
義していただく。