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(別添)
官民連携による花園中央公園等の管理運営手法検討調査
業務委託仕様書
1.業務名称
官民連携による花園中央公園等の管理運営手法検討調査委託業務
2.目的
花園中央公園(花園ラグビー場を除く。)は本市が所有している都市公園であり、現在、
公益財団法人東大阪市公園環境協会が2018年3月末まで指定管理者として管理運営を
行っている。また、花園ラグビー場については、本市の直営の下、(※一部管理業務につい
ては民間事業者)
、ラグビーワールドカップ 2019 に向け、改修整備をはじめ開催準備を進
めている。2020年以降、花園ラグビー場に係る土地の買収が完了し、花園中央公園一
体として管理が可能となる。また、近接する八戸ノ里公園内における東大阪アリーナにつ
いても、同じく2018年3月まで花園ラグビー場の管理事業者が指定管理者として管理
業務を担っている。
これらの状況を踏まえ、本事業では、2020 年以降、花園中央公園一体そして2つの都市
公園の連携を行うことで、地域活性化を図ると共に、市の財政負担軽減を図れる官民連携
での管理運営手法及びその実現可能性の検討を行うことを目的として実施する。
※本事業は、国土交通省の「平成 28年度 先導的官民連携支援事業補助金」を活用して実
施。
3.履行期間
契約締結日から平成29年2月28日まで
4.通則
(1)受託者(以下「乙」という。
)は、本調査を実施するに当たり、東大阪市(以下「甲」
という。
)に業務実施計画書を提出し、詳細に協議を行い、作業を進めるものとする。
また、本仕様書に記載のない事項及び疑義が生じた場合には、甲と協議をする。
(2)乙は、本調査の趣旨を十分に理解し、調査を進めること。
5.業務内容
(1)花園中央公園全体及び八戸ノ里公園と連携した有効活用方法の検討
花園中央公園一体、また、八戸ノ里公園も併せ、包括的にマネジメントすることで、従
来とは異なる新たな収入源の創出や機能連携、管理の効率化、民間の財源による新規施設
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の整備の可能性等を検討する。
なお、検討に当たっては、都市公園を活用した地域活性化に関する知見や、欧米の国際
大会を開催することのできる同様の施設に関する事例等も参考にして検討を行うこと。
(2)官民連携による管理運営手法・スキームの検討
花園中央公園全体及び八戸ノ里公園と連携した有効活用方法の検討結果を踏まえ、花園
中央公園に花園ラグビー場を加え、さらに八戸ノ里公園と一体管理する場合の最適な管理
運営スキーム、事業期間、リスク等を検討する。
なお、検討に当たっては、民間事業者の参入可能性を踏まえた、斬新な管理運営手法を
検討すること。また、当該施設はイベント(大規模国際スポーツイベントを含む。)利用も
見込まれることから、イベント開催を想定した管理運営手法やリスクを想定した検討を行
うこと。
(3)検討手法
施設・設備の有効活用方法を幅広く探り、最適な官民連携による管理運営手法を検討す
るため、管理運営側(民間事業者等)、利用者側(観戦者、競技者等)、所有者(地方公共
団体等)
、双方の意見や創意工夫を集約することが可能な検討手法を積極的に提案すること。
6.業務実施に当たっての留意事項
(1)乙は、業務全般の管理監督及び甲との連絡・調整を行う管理責任者を置くと共に、
当該業務に関して、十分な知識・経験を有する者をもって適切に行うこと。
(2)乙が本業務のために作成した各種資料等の著作権は、甲に帰属するものとする。
(3)田の個人・団体等の著作に係る文献や資料等を引用する場合は、乙において著作権
者の了解等を得た上で、引用した文献等の名称を明記すること。
(4)乙は、業務の詳細及び当該業務の範囲について、甲と十分に打合せを行いながら、
業務を進めること。
(5)乙は、業務の進捗状況に応じて、業務の区分ごとに甲に随時報告を行うこと。
(6)業務完了後、乙の責めに帰すべき事由による成果品の不良箇所等が発見された場合
は速やかに訂正等の措置を行うものとし、これに要した費用は、全て乙の負担とする。
7.成果品の納入
本業務の成果品は以下のとおり納入するものとする。
(1)報告書製本A4版
30部
(2)報告書概要版A4版
10部
(3)上記成果品及び参考資料の電子データ 一式
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