共同研究発掘フェア in 北洋銀行ものづくりテクノフェア 2016 ~北海道を自動走行の実証試験の開発拠点に~ 2016 年 7 月 21 日木 13:00 ~ 17:00 アクセスサッポロ 2 階 レセプションホール (札幌市白石区流通センター 4 丁目) 道内大学、高専の研究者が企業向けに、 自動走行に関連する研究シーズをわかりやすく紹介します。 研究者との個別面談が可能で、大学等との共同研究のきっかけを創ります! 主な対象:大学等との共同研究に関心がある、あるいは実施する意欲がある企業 ■主催:国立大学法人北見工業大学、公立大学法人公立はこだて未来大学、 学校法人北海道科学大学 北海道科学大学短期大学部、 国立大学法人北海道大学、国立大学法人室蘭工業大学、 独立行政法人国立高等専門学校機構 旭川工業高等専門学校 独立行政法人国立高等専門学校機構 函館工業高等専門学校、 北海道 ■後援:株式会社北洋銀行、北大リサーチ & ビジネスパーク推進協議会 ※北海道大学産学・地域協働推進機構 専用フォームからお申込みいただけます http://www.mcip.hokudai.ac.jp/event/reg02.html プログラム 12:30 開場 13:00 開会 あいさつ 末富 弘 ( 北海道大学 産学 ・ 地域協働推進機構 人材育成部門長 特任教授 ) 13:05 「少サンプル数で有用な被験者実験をデザインする手法」 河原 純一郎(北海道大学大学院文学研究科 人間システム科学講座 特任准教授) 13:25 「ものづくり若者の道内定着に向けた COC+ 事業の活 動と参画への提案」 那須 守(室蘭工業大学 地(知)の拠点推進室室長 特任教授) 13:45 「北海道自動車安全技術検討会議の設置について」 三橋 剛 ( 北海道 経済部 産業振興課 課長 ) 14:05 「完 全自動リアルタイムフルデマンド交通システム SAVS の構築と社会展開」 鈴木 恵二 ( 公立はこだて未来大学 システム情報科学部 複雑系知能学科 教授 ) 14:25 「単眼カメラを用いた距離計測」 長崎 健(公立はこだて未来大学 システム情報科学部 情報アーキテクチャ学科 准教授 ) 14:45 「暴 風雪悪視界下に適応できる UHF 帯 RF-ID システ ムを用いた車両誘導について」 川村 武(北見工業大学 工学部 電気電子工学科 准教授 ) 15:05 「レーザ測域センサから取得した地図情報のデータ量 圧縮と自己位置推定」 星野 洋平(北見工業大学 工学部 機械工学科 准教授) 15:25 「自動運転車両の安全確保における周囲360度の人を認 識するシステムの開発」 楊 亮亮(北見工業大学 工学部 機械工学科 特任助教) 15:45 「弧長パラメータを用いた複数ロボットの軌道追従制御」 鈴木 学(函館工業高等専門学校 生産システム工学科 助教 ) 16:05 「モデルカーを用いた自動走行のための機械学習の適用の ための検討」 笹岡 久行(旭川工業高等専門学校 電気情報工学科 准教授) 16:25 「近赤外偏光分光計測による凍結路面の滑りやすさ解析」 岩間 大舗(北海道科学大学 短期大学部 自動車工業科 第一部 助教) 16:45 「積雪寒冷地に適したパーソナルモビリティに関する研究」 金子 友海(北海道科学大学 短期大学部 自動車工業科 第一部 准教授) 17:00 閉会 各講演終了より講師とご面談いただけます。 ご予約優先となっておりますので、事前にお申込みいただけますとスムーズです。 当日も受付にて承ります。 少サンプル数で有用な被験者実験をデザインする手法 北海道大学大学院文学研究科 心理システム科学講座 特任准教授 河原 純一郎 ( かわはら じゅんいちろう ) ○ 発表の概要 製品の使用感評価では被験者実験を行う必要がありますが、必ずしも多数のサ ンプルが取得できるとは限りません。この手法は、製品利用に関わる認知特性 に基づいてサンプルを重みづけて集めることで検証の精度を上げる技術です。 http://cogpsy.let.hokudai.ac.jp/~f209/index.html ものづくり若者の道内定着に向けた COC+ 事業の活動と参画への提案 室蘭工業大学 地(知)の拠点推進室室長 特任教授 那須 守(なす まもる) ○ 発表の概要 産業界・自治体・教育機関が三位一体となって、地域を担う若者を育成し、魅 力ある企業の開拓や産業の創出による、若者の道内定着に取り組んでいる。本 事業の活動を紹介し、賛同する意欲的な企業との連携・協働を提案する。 http://www.muroran-it.ac.jp/ (地(知)の拠点推進室サイトは現在作成中です) 4 北海道自動車安全技術検討会議の設置について 北海道 経済部 産業振興課 課長 三橋 剛 ( みつはし つよし ) ○ 発表の概要 北海道自動車安全技術検討会議は、本道のポテンシャルを活かして、研究開発 面から本道への自動車産業の一層の集積を促進するため、産学官の連携のもと、 「自動走行」に関し、企業等が行う実証試験の円滑化や研究開発の促進などに 資する環境整備や情報提供を行うことを目的に、本年 6 月に設置しました。 今回は、この検討会議の概要や設置の背景、今後の取組などをご説明します。 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/ssg/jiduosoukou.htm ( 道庁の自動走行のサイトです) 完全自動リアルタイムフルデマンド交通システム SAVS の構築と社会展開 公立はこだて未来大学 システム情報科学部 複雑系知能学科 教授 鈴木 恵二 ( すずき けいじ ) ○ 発表の概要 SAV システムの特徴は、フルデマンド ( 経路自由、ダイヤ自由、リアルタイム 予約 )、広域カバー、全自動予約・配車である。我々はこの考え方をさらに推 し進め、移動サービスのクラウド化を提唱している。現在までに SAV16 台、 乗客 54 人、デマンド 107 件の内 68 件全自動処理を達成した。 http://www.fun.ac.jp/research/faculty_members/keiji_suzuki/?type= 5 単眼カメラを用いた距離計測 公立はこだて未来大学 システム情報科学部 情報アーキテクチャ学科 准教授 長崎 健 ( ながさき たけし ) ○ 発表の概要 単眼カメラと照明光を組み合わせたアクティブステレオ法による距離計測を行 う。通常では、レーザー光等の計測専用の光源を用いるが、本研究では通常の 照明や標識に使われるランプを利用する。 http://www.fun.ac.jp/research/faculty_members/takeshinagasaki/?type= 暴風雪悪視界下に適応できる UHF 帯 RF-ID システムを用いた車両誘導について 北見工業大学 工学部 電気電子工学科 准教授 川村 武 ( かわむら たけし ) ○ 発表の概要 本研究は、北海道などの冬期間の圧雪路面で暴風雪などによる悪視界下で安全 に自動車を運転するために UHF 帯 RF-ID システムを用いた車両位置推定およ び車両誘導を行っている。ここでは、システムの概要などを紹介する。 http://www.crc.kitami-it.ac.jp/seeds/ 6 レーザ測域センサから取得した地図情報のデータ量圧縮と自己位置推定 北見工業大学 工学部 機械工学科 准教授 星野 洋平 ( ほしの ようへい ) ○ 発表の概要 点群からの直線検出アルゴリズム (Hough 変換 ) と特異値分解 (SVD) を利用し た高い計算効率と計算の安定性を持つ線分抽出法を開発し、レーザ測域センサ から取得した地図情報のデータ量圧縮方法を開発した。 http://energy.mech.kitami-it.ac.jp/~bio-mech/ 自動運転車両の安全確保における周囲360度の人を認識するシステムの開発 北見工業大学 工学部 機械工学科 特任助教 楊 亮亮 ( よう りょうりょう ) ○ 発表の概要 複数のカメラを用いた人を自動的に認識するシステムを開発した。このシステ ムでは、縦方向に2つのカメラを1組として、水平方向に5組のカメラを使用 することで、全方位3D カメラ(OSV)を構築した。360度パノラマ画像に おいて、人の動きを認識した。人がいる位置を認識してから、上下のカメラを 用いて、3D 情報を計算し、人とカメラの距離情報を得られる。 http://www.kitami-it.ac.jp/ 7 弧長パラメータを用いた複数ロボットの軌道追従制御 函館工業高等専門学校 生産システム工学科 助教 鈴木 学 ( すずき まなぶ ) ○ 発表の概要 弧長を用いた目標軌道と速度を与えることで、自律移動を行う複数のロボット を列型隊列で移動させ、リーダの通過した軌道と速度の追従、軌道に沿ったあ るいは軌道からの離脱による回避、隊列間隔の維持を行わせる。 http://www.hakodate-ct.ac.jp/research/seeds モデルカーを用いた自動走行のための機械学習の適用のための検討 旭川工業高等専門学校 電気情報工学科 准教授 笹岡 久行 ( ささおか ひさゆき ) ○ 発表の概要 我々は周辺環境に影響され難い慣性センサの利用による速度制御に基づく自律 走行システムの実現を目指している。この中で、今回はミニ四駆 * への組み込 みを想定してマイコン及び慣性センサを活用するために、距離センサの特性を 測定した結果について報告する。 ※「ミニ四駆」は株式会社タミヤの登録商標です。 http://www.asahikawa-nct.ac.jp/kenkyu/seeds/index.html 8 近赤外偏光分光計測による凍結路面の滑りやすさ解析 北海道科学大学 短期大学部 自動車工業科 第一部 助教 岩間 大舗 ( いわま だいすけ ) ○ 発表の概要 積雪寒冷地の冬期におけるスリップ事故の低減には、前方路面の滑りやすさ等 の情報を運転者に伝達する必要がある。この研究では、凍結路面に近赤外線を 入射させた場合の反射光の偏光現象を分光計測手法に応用することで、凍結路 面の滑りやすさの非接触定量計測および各種路面状況の判別を試みた。 http://labs.hus.ac.jp/details.php?id=347 積雪寒冷地に適したパーソナルモビリティに関する研究 北海道科学大学 短期大学部 自動車工業科 第一部 准教授 金子 友海 ( かねこ ともみ ) ○ 発表の概要 都市や地域の新たな交通手段としてパーソナルモビリティが注目されている が、積雪寒冷地での使用を前提としていない。そこで、積雪寒冷地に適したイ ンホイールモーターを使った四輪駆動のパーソナルモビリティを制作し、その 可能性を研究している。 http://labs.hus.ac.jp/details.php?id=343 9 各機関問合せ窓口 機関名 北見工業大学 研究協力課 公立はこだて未来大学 社会連携センター 北海道 担当 松沼 拓夫 北海道科学大学 教育研究推進課 研究推進係 北海道大学 産学・地域協働推進機構 室蘭工業大学 地(知)の拠点推進室 国立高等専門学校機構 旭川工業高等専門学校 函館工業高等専門学校 0157- (産学連携担当 係長) 26-9153 今野 貴史 (参事 産学官連携 コーディネータ) 三橋 剛 経済部産業振興課 電話 (課長) 秋田 奈津子 鈴木 真也 (産学協働チーフマ ネージャー) 那須 守 (室長、特任教授) 013834-6571 E-mail [email protected] [email protected] 011- mitsuhashi.tsuyoshi 204-5335 @pref.hokkaido.lg.jp 011688-2241 011706-9554 014346-5951 [email protected] [email protected] [email protected] 鴨田 秀一 (特命教授 産学官連携 コーディネータ : 014467-8950 [email protected] 北海道地区担当) ※研 究内容の事前確認や本フェア以降のお問合せにつきましては、 上記各機関の窓口までご連絡をお願いいたします。 10 Memo 申込書 聴講ご希望の方は、下記お申込みフォームにてお申込みください。 お申込みフォーム URL:http://www.mcip.hokudai.ac.jp/event/reg02.html フォームをご利用になれない方は、本申込書を FAX またはメールにてお送りください。 E-mail:[email protected] FAX:011-706-9550 ※は必須項目です 会社名 / 団体名 お名前※ 所属・役職 電話 FAX E-mail ※ 貴社・団体に最もあてはまる業種 1 つに☑を入れてください。 「その他」に☑された場合は、具体的な業種をご記入ください。 業種※ 製造 [ □食品 □家具・木材 □印刷 □金属・機械 □その他( )] □農林漁業 □建設 □情報通信 □卸・小売 □金融・保険 □飲食店・ホテル□医療・福祉 □官公庁 □学生 □その他( ) 面談のご希望がお決まりでしたら、下記表の講演名横のボックスに ☑ をお願いいたします。 □ 少サンプル数で有用な被験者実験をデザインする手法 河原 純一郎 ( 北大 ) □ ものづくり若者の道内定着に向けた COC+ 事業の活動と参画への提案 那須 守(室工大) □ 北海道自動車安全技術検討会議の設置について 三橋 剛(北海道) □ 完全自動リアルタイムフルデマンド交通システム SAVS の構築と社会展開 鈴木 恵二(未来大) □ 単眼カメラを用いた距離計測 長崎 健(未来大) □ 風雪悪視界下に適応できる UHF 帯 RF-ID システムを用いた車両誘導 暴 について □ レーザ測域センサから取得した地図情報のデータ量圧縮と自己位置推定 □ 動運転車両の安全確保における周囲360度の人を認識するシステム 自 の開発 川村 武(北見工大) 星野 洋平(北見工大) 楊 亮亮(北見工大) □ 弧長パラメータを用いた複数ロボットの軌道追従制御 鈴木 学(函館高専) □ モデルカーを用いた自動走行のための機械学習の適用のための検討 笹岡 久行(旭川高専) □ 近赤外偏光分光計測による凍結路面の滑りやすさ解析 岩間 大舗(北科大) □ 積雪寒冷地に適したパーソナルモビリティに関する研究 金子 友海(北科大)
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