平成28年6月発行 (第14号) 【温室栽培 パッションフルーツの花】 梅雨の季節となりました。蒸し暑い日や気温の高い日が続くかと思えば, 肌寒くなったり・・・と,身体も順応するのが大変です。1学期のまとめ に向けて,先生方も体調を崩さぬようご留意いただければと思います。 さて,現在,研修センターの温室において,パッションフルーツが栽培 されています。花も咲き始めました。上の写真ですが,和名が「果物時計 草 (クダモノトケイソウ)」と言うそうです。なるほど,時計の文字盤によく 似ています。トロピカルな果実が実るのが楽しみです。 また,温室の中にはメダカの水槽もあり,たくさんの稚魚が孵化してい ます。研修 等で来所した際,時間がありましたら, 温室なども是非覗いてみて下さい。 敷地内のシイノキの下には,色鮮やかなキノコが 生えていました。調べてみると「ベニタケ」の仲間 のようです。北山では,いろいろな発見があります。 【きれいな色です!毒があるのかな?】 特別支援教育課長 【 ドキュメンタリー映画「みんなの学校」を鑑賞してきました 】 6月18日(土),那珂市総合センター「らぽーる」において,「みんなの学校」 を鑑賞する機会をいただきました。これは,那珂市教育委員会生涯学習課が実施 した「地域とともにある学校づくり」推進フォーラムの中で上映したものです。 この映画の舞台は,大阪市立大空小学校。この学校では,木村泰子校長先生の もと,障害のある子もない子もみんな同じ教室で一緒に学びます。そして,日常 的に起こる子どもたちのトラブルに,担任や教職員だけでなく,地域の人たちま でが適材適所で関わっていきます。しかし,大人がジャッジするのではなく,通 訳をしながら子どもたち自身に考えさせるのです。「自分がされていやなことは, 人にもしない。言わない。」というたった一つの約束が学校全 体に浸透しています。 この映画の凄いところは,デリケートなテーマにもかかわ らず,登場する児 童,教職員,保護者,ボランティアなど全 てが本物だということです。「管理職のリーダーシップ」「チ ーム学校」「地域に開かれた学校」「インクルーシブ教育シス テム」・・・現在の学校教育で大切な,多くのことを考えさせ られる映画です。今後も,県内各地で上映されると思います。 また,右のような図書も出版されておりますので,興味の ある方は読んでみて下さい。 【木村泰子著 小学館】
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