仕様書 - 南アルプス市

南アルプス市道路照明灯・公園照明灯 LED 化推進事業公募型プロポーザル仕様書
南アルプス市 LED 道路照明灯・公園照明灯調査事業
1 概要
南アルプス市(以下「本市」という。
)が管理する道路照明灯・公園照明灯を、リース
方式により LED 道路照明灯・公園照明灯に更新するにあたり、
設置状況等を調査確認し、
その調査結果に基づき、本市にとって最適な LED 道路照明灯・公園照明灯導入計画の策
定をするものである。
2 業務期間
契約締結の日から60日間とする。
3 調査対象
(1) 募集要領別表に掲げる道路照明灯・公園照明灯
(2) 現に設置されている道路照明灯・公園照明灯で東京電力の契約未登録が判明し
た場合も対象とする。
(3) 市が現在、把握していない道路照明灯・公園照明灯が存在した場合についても、
調査の対象とする。
(4) 既に LED 照明灯化されている、道路照明灯、公園照明灯も調査対象とする。
4 業務内容
(1) 事業計画書の作成及び提出
事業者は、契約締結後7日以内に調査事業の事業計画書を作成し、市に提出し
なければならない。
(2) 既存照明灯の現地調査
ア 道路照明灯・公園照明灯の設置位置(地図上の位置、設置道路の種別及び
構造)
イ 道路照明灯・公園照明灯の種別(ランプの種類、ランプワット数、器具の
種別)
ウ 電柱番号(引込電柱番号、引込電柱番号)
エ 道路照明灯・公園照明灯取付け等の状況(導入に支障が予想される支柱の
腐食具合の把握等)
なお、支柱の劣化状況については、ランク付けすること。
オ 調査物件のゼンリン地図への書き込み
カ その他、必要な事項(デザイン灯等の識別、効率的な照度の確保に支障と
なる物件の状況等)
0
(3) 既存照明灯の電気料、二酸化炭素排出量及びコスト分析
ア 電力会社の電力契約内容の確認等(電力使用料、電気料金)
イ 二酸化炭素排出量
ウ 維持管理費
(4) LED 道路照明灯・公園照明灯導入計画の策定
(1)及び(2)の調査及び分析結果を基に、リース方式による本市にとって最適な
LED 道路照明灯・公園照明灯導入計画を策定する
ア 更新器具の決定、省エネ、省コストの計算
イ 工事等仕様書の作成
ウ 器具取替工事費用、維持管理付器具リース料の算出
エ 個別照明灯台帳の作成
(5) 南アルプス市道路照明灯・公園照明灯管理システム
上記までの調査結果を整理した道路照明灯、公園照明灯について位置情報と整
合させたデータバースを作成し管理システムを構築する。なお、システムの基
図にあっては住宅地図を使用することとする。
システムの構築の上で必要な項目は次のとおりとする。
ア 位置情報(住所、管理番号、引込柱番号)
イ 設置年月日、設置場所、移設年月日等(LED 照明灯への交換時の時点)
ウ 設置概要(灯具仕様、支柱形状、支柱状態、施工業者名、設置年月日)
エ 電力契約情報(店所番号、契約名義、お客様番号、契約 W 数、契約灯、引
込状況等)
オ 写真(位置情報にリンクさせること)
5 使用器具の選定
使用器具の選定
LED 道路照明灯・公園照明灯導入計画を策定するにあたり、LED 道路照明灯・
満
(1) LED 道路照明灯・公園照明灯は、防水性、耐候性、耐食性を有し、平成28年度
二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域における LED 照明導入促進事業)
交付金規程別添 LED 照明技術基準に準拠したものであること。また、道路照明灯
については平成27年3月に国土交通省が示した「LED 道路・トンネル照明ガイ
ドライン(案)」に示す「4.照明灯具技術技術仕様 4.照明灯具技術仕様 4.1
LED 道路照明器具」を満たしたものであること。
なお、道路照明灯のうち40VA 以下の白熱灯型の器具、及び公園照明灯につい
ては、市と協議のうえ交換する LED 照明灯具を決定すること。特に公園照明灯に
あっては、デザインを損なわない灯具に交換するできる照明灯具を選定すること。
(2) LED 道路照明灯・公園照明灯は、既存独立柱及び既存アームに適合可能なもの
公園照明灯の灯具の選定について、以下の要件を たすものでなければならない。
1
だ
白熱灯型の器具は、電柱又は鋼管ポールにバン
ド等で直接取り付ができるものとすること。
(3) 農作物や市民生活への影響を回避するため、既存の照明灯に遮光板または遮光シ
ールとうによる遮光処理が行なわれている箇所については、同様に遮光シール等
を設置又は貼付けを提示すること。
(4) 日本国内に本社を置き、国内で製造された製品であること。
とする。た し、40VA 以下の
6 業務実施方針
務 実
当
留意しなければならない。
事業者は、本業 を 施することに たり次のことに
案
前
(2) 調査中に疑問が生じた場合については、本市と十分協議すること。
(3) 調査中に発生した事故等の対応は、事業者の責任において処理すること。
(4) 調査等、現地の確認は事業者の責任において行なうこと。
(5) 作業従事者は、身分証明書を携帯するなどして、住民に不安を与えないようにす
(1) 提 された施工計画書をもとに本市と事 に調整を図ること。
ること。
7 提供資料
貸与する。
契約締結後、事業者に次に掲げるものを
(1) 道路照明灯位置図
(2) 道路照明灯台帳、公園照明灯台帳
発行する電気使用料明細及び使用料のお知らせ
(3) 東京電力が
8 業務成果品
本業務による成果品は「4業務内容」で示した事項について、次に掲げるものを納品
するものとする。
法 紙媒体各2部及び電子媒体で提出するものとする。
(1) 道路照明灯・公園照明灯等導入計画書(写真を含む)
(2) 道路照明灯・公園照明灯等基礎データ(現状取付データ)
提出方 は、
(3) 位置情報(ゼンリン地図)
打ち合わせ記録
(5) 環境省補助金交付金関連資料
(6) その他本市との協議で必要とされたもの
(4) 本市との
2
南アルプス市 LED 道路照明灯・公園照明灯導入事業
1 概要
南アルプス市 LED 道路照明灯・公園照明灯導入調査事業において策定した LED 道路
照明灯・公園照明灯等導入計画に基づき、南アルプス市(以下「本市」という。
)が管理す
る道路照明灯・公園照明灯を、リース方式により LED 道路照明灯・公園照明灯に更新する
ものである。
期間中に故障等が発生し、照明機器に支障が生じた場合等の維持管理
及び保守管理をする業務を行なうものである。
また、リース計画
2 工事期間
平 9
8
LED 照明導入計画策定後、リース契約を締結し、 成2 年2月2 日までに LED 照
完了するものとする。
明設置工事を
3 リース期間
平成29年3月1日から平成39年2月28日まで(120ヶ月)とする。
4 業務内容
(1) 事業者は、契約締結後7日間以内に導入事業の事業計画書を作成し、市に提出
しなければならない。事業計画書は LED 道路照明灯導入計画に基づいて、LED
利益が十分に確保できる施工計画の策定及び施工管理ができるものでなけ
化の
ればならない。
期
(2) LED 照明灯への取替工事 間及び施工管理
ア LED 照明導入計画に掲げる道路照明灯・公園照明灯を対象とし、更新器具
準 満
については、次の基 を たしていなければならない。
平成28年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域における
LED 照明導入促進事業)交付金規程別添 LED 照明技術基準に準拠した
ものとし、道路照明灯にあっては平成27年3月に国土交通省が示した
」に示す「4.照明
「LED 道路・トンネル照明導入ガイドライン(案)
灯具技術仕様 4.1LED 照明器具」を満たしたものであること。
(イ) 道路照明灯・公園照明灯の交換は、交換前と同等の照度の LED 道路照
(ア)
明灯・公園照明灯に更新するものとする。
区 民や交通安全に配慮した施工計画及び施工管
イ 取替工事については、地 住
理であること。
安全に配慮した施工計画及び施工管理であること。
ウ 取替工事の施工者の
レ
エ 道路照明灯プ ートの設置をすること。
3
レ
載
プ ートには次の記 をすること
章
(ア) 南アルプス市の市
(イ) 南アルプス市道路照明灯番号
申請業務
(3) 電力会社への
終了した際は、契約内容
既存道路照明灯から LED 道路照明灯への取替工事が
変
行
の 更を東京電力へ うものとする。
守 務
事業者は、本市からの修繕依頼により、道路照明灯・公園照明灯の修繕を
(4) 道路照明灯の維持管理及び保 業
ア
行なう。
守
連絡窓口を作り、市から当該連絡窓口に
灯具の修理、交換等の連絡をした場合には、原則3営業日以内に修繕計画を提
出し、速やかに修理、交換を実施しなければならない。
ウ 事業者は、修繕等の記録、履歴を毎年市に報告しなければならない。
エ リース物件が、地震、噴火による被害、暴動、戦争による損害など、不可
抗力によるもの以外の場合は事業者の責任において修繕、修理を行なうことと
し、費用はリース料に含むものとする。詳細については、リース会社が加入す
る動産総合保険適用範囲に基づき、本市と協議することとする。
(5) 二酸化炭素排出量の計算、検証
事業者は、本事業に応募した提案により示した電気使用量の削減及び電気料金
の削減額が達成されるように、リース契約期間中、LED 道路照明灯の導入によ
るコスト削減の効果を計算及び検証し、毎年本市に報告しなければならない。
(6) 補助金の交付申請書等
本事業は、平成28年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域におけ
る LED 照明導入促進事業)の利用を前提としているので、当該補助金の交付
要綱等に基づき、補助金の交付申請、実績報告書等の手続きを事業者自らが行
わなければならない。また導入事業の契約は、事業者から提出された補助金交
付決定通知の受理日以降とする。
イ 事業者は、本市からの保 管理の
5 事業実施方針
務 実
留意しなければならない。
(1) 契約締結後、提案された施工計画をもとに本市と事前に調整を図ること。
(2) 導入業務の協力業者については、市内業者を優先して選定すること。
(3) 東京電力への届出は、切り替え作業完了時に一括ではなく、順次行なっていく
事業者は、本業 を 施するにあたり次に事を
こと
務中に疑問が生じた場合については、本市を十分協議すること。
(5) 業務中に発生した事故等の対応は、事業者の責任において処理すること。
(4) 業
4
外
扱
関係法令に基づき適切な処分を行なうこと。
(7) 検査等、現場の確認は事業者の責任において行なうこと。
(8) 切り替え作業に伴い発生する費用等については、全て導入業務に含むものとす
(6) 取り した灯具の取 については、
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る。
期 終了後、市に
( ) 本事業により導入した LED 道路照明灯については、リース 間
有権を無償譲渡すること。
リース料に係る債権は、譲渡又は担保とすることができないものとする
その所
(10)
6 業務成果品
本業務による成果品は「4業務内容」で示した事項について、次に掲げるものを納品
するものとする。
法 紙媒体各2部及び電子媒体で提出するものとする。
(1) 工事報告書
提出方 は、
(2) 工事写真
打ち合わせ記録簿
(4) その他本市との協議において必要とされたもの
(3) 本市との
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