企画競争実施の公示

企画競争実施の公示
平成28年7月1日
近畿運輸局 交通政策部 交通企画課長
北川
健司
次のとおり、企画提案書の提出を招請します。
1.
業務概要
(1)業務名
「近畿圏における地域公共交通等交通政策に関する課題の抽出・整理等業務」
(2)業務内容
別紙、事業説明書による
(3)履行期限
平成29年3月31日(金)
2.
企画競争参加資格要件
(1)予算決算及び会計令(昭和22年勅令第165号)第70条及び第71条の規定に該当しない者であること。
(2)平成28・29・30年度国土交通省競争参加資格(全省庁統一資格)「役務の提供等」において、近畿地域の競争参加資格を有
するものであること(但し、地方自治体を除く)。
(3)近畿運輸局長から指名停止を受けている期間中でないこと。
(4)警察当局から、暴力団員が実質的に経営を支配する者又はこれに準ずるものとして、国土交通省公共交通事業等からの排
除要請があり、当該状態が継続している者でないこと。
3.
手続等
(1)担当部局
〒540-8558
大阪市中央区大手前4-1-76 大阪合同庁舎第4号館12階
TEL
06-6949-6409
FAX
近畿運輸局交通政策部交通企画課
06-6949-6169
(2)説明書の交付期間、場所及び方法
平成28年7月1日から平成28年7月12日まで、場所は上記(1)に同じ。(近畿運輸局HPからダウンロード可)
(3)企画提案書の提出期限、場所及び方法
平成28年7月12日17時00分
提出先は上記(1) に同じ。
持参もしくは郵送(書留郵便に限る)にて、8部提出のこと。
(4)説明会の日時及び場所等
当該企画提案募集にあっては、説明会の実施はしない。
(5)企画提案に関するヒアリングの有無
ヒアリングは実施しない。
4.
その他
(1)手続において使用する言語及び通貨:日本語及び日本国通貨に限る
(2)関連情報を入手するための照会窓口:上記3.(1)に同じ
(3)企画提案書の作成及び提出に要する費用は、企画提案者側の負担とする。
(4)企画競争実施委員会に提出された提案書は、当該提案者に無断で二次的な使用は行わない。
(5)提案書に虚偽の記載を行った場合は、当該提案書を無効とするとともに、虚偽の記載を行った応募者に対して指名停止を
行うことがある。
(6)特定した提案内容については、国等の行政機関の情報公開法に基づき、開示請求があった場合、あらかじめ「開示」を予
定している書類とする。
(7)提案が特定された者は、企画競争の実施結果、最適な者として特定したものであるが、会計法令に基づく契約手続きの完
了までは、国との契約関係を生じるものではない。
(8)企画競争の実施結果として、以下の項目について、特定通知後速やかに公表し、少なくとも契約締結日までの間は公表す
ることとする。
①特定した企画書を提出した企画競争参加者の名称、住所、代表者氏名及び決定日
②企画競争参加者毎の評価項目毎の評価得点及び合計点
(9)事業の詳細は事業説明書による。
「近畿圏における地域公共交通等交通政策に関する課題の抽出・整理等業務」
事業説明書
1.事業の名称
近畿圏における地域公共交通等交通政策に関する課題の抽出・整理等業務
2.事業の目的・概要
近畿圏における交通については、近畿地方交通審議会答申第8号「近畿圏における望まし
い交通のあり方について(平成 16 年 10 月 8 日)」(以下「答申第8号」という。)で示さ
れた中長期的な展望に立った交通のあるべき姿の実現に向けて、総合的に取り組むことが必
要とされており、近畿運輸局においては、答申第8号に示された方向性に基づき地域公共交
通の確保・維持・改善をはじめとした様々な取組を進めているところである。
一方、人口減少・少子高齢化の進展や地球温暖化の防止、安心・安全に関する取組の必要
性が増大するなど、答申第8号の策定時から社会経済情勢が著しく変化してきている中で、
地域公共交通など交通分野全般においてもこれらの変化に的確に対応しつつ諸課題に取り
組むことが求められている。
本業務では、平成 27 年度に実施した「近畿圏における地域公共交通等交通政策に関する
現状把握・分析等業務」で整理された地域公共交通等交通分野全般に関する幅広いデータか
ら、更なる分析の深度化を行うとともに、課題の抽出・整理し、今後の近畿圏における交通
のあり方について学識経験者などにより構成される有識者会議(以下「有識者会議」という。)
において検討していく。
また、地域公共交通の活性化・再生に向けた研修会やシンポジウムを開催することにより、
より多くの関係者による地域公共交通の取組を推進していく。
3.調査の内容及び方法
本調査では、以下の調査内容等を行う。
なお、これに当たっては有識者会議における議論を踏まえるものとする。
4.事業の具体的な内容
(1)地域公共交通等交通政策に関する課題の抽出・整理調査
1)次に掲げる交通政策に関連する分野についての調査項目
①交通を巡る近年の社会経済状況等
②地域公共交通における確保・維持・改善の取組
③バス交通
④タクシー交通
⑤水上交通
⑥公共交通分野における安全・防災
⑦公共交通機関における情報化
⑧公共交通機関におけるバリアフリー化、ユニバーサル化
⑨交通行動への働きかけ(モビリティ・マネジメント:MM)
⑩公共交通分野における環境
⑪公共交通施策における観光
⑫物流
⑬上記のほか地域公共交通等交通政策のあり方を議論する際に必要となる分野
2)調査内容
a. 平成 26 年度に実施した近畿地方交通審議会において整理された近畿圏における望ま
しい交通のあり方に関する課題を踏まえ、近畿圏における今後の交通のあり方を検討
するための、1)の項目に係る各種統計資料等に基づく現状の把握、整理、様々な観点か
らの具体的な分析の深度化
b. 平成 26 年度に実施した近畿地方交通審議会において整理された近畿圏における望ま
しい交通のあり方に関する課題を踏まえ、近畿圏における今後の交通のあり方を検討
するための、1)の項目に係る今後の課題の抽出・整理・分析
c.個別具体的な地域(管内で6~7地域程度)における、地域公共交通に係る現状把握、
課題、解決の方向性に関する整理
(2)有識者会議運営業務(仮)
(1)の調査内容を行なうとともに、今後の交通のあり方を検討するための有識者会議を
運営する。
① 有識者会議の運営
会場の確保(借り上げ等)・調整、配布資料・議事録の作成、会場設営・受付・進行、
関係者及び関係機関との連絡調整等を行う。
② 運営方法
有識者会議は、その進捗等に合わせて2~4回程度(1回2時間程度)開催するもの
とし、会議終了後についても、委員の意見等を踏まえて資料の作成・修正等を行う。
有識者会議の開催時期及び内容については、1)の調査内容を踏まえ設定・調整するも
のとする。
(3)「地域公共交通に関する取組みを促進するための取組み」(仮称)
地域公共交通に関する地域の取組みを促進するために、「必要な人材を育成すること」
を目的とした研修会を企画実施する。
①研修会等の企画・実施
会場の確保(借り上げ等)・調整、備品の借り上げ(スクリーン、プロジェクター等)、
会場設営・受付・進行、講師及び関係機関との連絡調整、配布資料の作成、アンケート
等の実施を行なう。
②開催規模等
・開催回数は1~2回程度
・開催日は、平成 28 年度末までの1~2日(3~4時間程度)
・参加者は 40~50 名程度を想定
(4)「地域公共交通の活性化・再生に関するシンポジウム」(仮称)
地域公共交通の活性化・再生を推進するため、次のとおりシンポジウムを企画実施する。
①シンポジウムの企画・実施
会場の確保(借り上げ等)・調整、備品の借り上げ(スクリーン、プロジェクター等)、
会場設営・受付・進行、講演者・発表者及び関係機関との連絡調整、チラシ・配布資料
の作成、アンケートの実施を行なう。
②開催規模等
・開催日は、平成 28 年度末までの1日(3~4時間程度)
・講演者、発表者は5名程度、参加者は100~200名程度を想定
(5) 報告書の作成
(1)、(2)、(3)、(4)について、報告書(冊子)を作成するとともに、関連資料について
は別途ファイルを作成する。
5.監督職員との打合せ等
本調査を円滑かつ効率的に進めるため、監督職員との密接な打合せを行うよう努めるも
のとし、内容に疑義が生じた場合には、監督職員と十分協議するものとする。
打合せは、監督職員の指示に従い、有識者会議の開催前等に必要に応じて行うものとす
る。
前述した項目の条件等に変更が生じた場合や、当該項目のほかに有識者会議における指
摘事項や検討状況に応じて、調査内容を追加する必要性が生じた場合は別途協議するもの
とする。
監督職員は、本調査の実施期間中、適宜、調査実施状況の報告を求めることができるも
のとする。
6.期間
契約締結日から平成 29 年 3 月 31 日(金)までに、本業務に係わる全ての業務を終了する
こと。
7.提出物件
(1)本事業の内容をとりまとめた事業実施報告書を提出する。なお、報告書に使用する用紙
等はグリーン購入法に適合したものとする。
(2)報告書は上記4.各項目を分冊とする。
(3)提出部数
報告書
各分冊とも20部(A4判、カラー印刷、簡易製本)
、電子データ(CD-R又はDVD
各2枚)
8.本事業の予算額(概算)は750万円である。
9.企画提案書の提出等
企画提案書を提出する場合は、上記「2.事業の目的・概要」、「4.事業の具体的な
内容」及び次に掲げる項目に基づき、行うものとする。
(1)事業の基本的考え方やねらいを提示すること。
(2)事業項目を設定の上、事業項目毎に、内容、手法、対象、アウトプットイメージ
等を提示すること。
(3)本事業に関して、独創的なアイデアがあれば企画提案書に盛り込むこと。
(4)本事業にかかる社内の事業実施体制、担当予定者(人員・経験等)については、明確
に盛り込むこと。
(5)事業全体のスケジュールを提示すること。
(6)最終の事業報告書等成果物のイメージを提示。
(7)本事業に関連する実績及び当局(国土交通省)との受託実績については、別葉とする
か既存資料にて提出すること。
(8)企画提案書の書式は、A4縦(必要に応じてA3)、横書き、左綴じとすること。(様
式自由)
(9)企画提案書には提案する事業にかかる経費概算(内訳を含む)を添付すること。
・経費概算の内訳については、人件費、直接経費、一般管理費等の項目毎に記載。
・事業報告書等成果物は、直接経費に仮置きすること。
10.評価基準
(1)業務内容の理解度:調査目的、業務内容について十分に理解しているかなど
(2)提案内容の具体性:提案内容が具体性、妥当性、説得力が伴っているかなど
(3)提案内容の独創性:独自の発想に基づく提案が含まれるかなど
(4)業務実施の確実性:実施体制等について事業遂行上問題ないかなど
11.選定
近畿運輸局企画競争実施委員会の評価により本事業の実施事業者を選定する。
12.その他
(1)企画提案書の採否については、応募者あて文書で通知する。
(2)採用されなかった提案については、応募者に対して採用しなかった理由を書面により通
知する。
(3)採用されなかった企画提案書は原則として返却する。なお、返却を希望しない場合はそ
の旨を提出時に申し出ること。
(4)提出期限までに担当部局に到達しなかった企画提案書は、いかなる場合をもっても採用
されない。
(5)提出された企画提案書の差し替え及び再提出は認めない。
(6)採用された場合には、当局と十分協議を行いながら事業を進めること。