6月29日週報第2439号を公開いたしました。

那覇西ロータリークラブ
国際ロータリー 2580 地区
創立 1962 年 6 月 4 日
2016年6月29日
プログラム案内
週報 第2439号
会
長 新垣安男
幹
事:宮内一郎
副会長:大濱俊男・比嘉広明
例会日 毎週
水曜日 12 時 30 分
例会場ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー
事務局 那覇市松山 1-1-14
本日のプログラム
那覇共同ビル6階
TEL:861-7824 FAX 861-7825
(6月29日)
・点鐘
・ロータリーソング
我らの生業
・会長報告
TEL : 098-861-7824
FAX : 098-861-7825
・幹事報告
立食
四つのテスト
1、 真実かどうか
2、 みんなに公平か
ゲスト
3、 好意と友情を
銘苅真理様 琉球大学 学生課
深めるか
上原脩吾さん 那覇西RC奨学生
4、 みんなの為に
(琉球大学理学部2年)
なるかどうか
會澤輝幸様(江夏会員)
ニコニコBOX ¥4,000
例会報告
累
第2557回 (2016年6月22日)
出席報告
計 ¥453,000
大城純市 日曜日にサンゴの植え付けをして来ました。
、
皆様、CPP のご支援宜しく御願い申し上げます。
会員数
出席数
欠席数
出席率
前々回
訂正出席率
60名
36名
20名
64%
74%
比嘉広明 新里正次さん卓話楽しみです。
会長報告
副会長の私比嘉が会長に代わりにご報告します。も
例会欠席会員
うすぐ今年度が終わろうとしています。この1年間楽
崎原、石川(正)
、仲本、新里(順)
、宮里、新里(孝)
しくなければ例会ではない、楽しくなければロータリ
新垣(安)
、上原、儀部、宮内、福重、久保、立津、
ーではない、という気持ちで取り組んできました。会
石川(元)、飯沼、貴船、宇栄原、照屋(紀)白土
員の皆様にはお世話になりました。来る年度も大濱会
近藤会員。
長のもと楽しい1年となりますよう期待しています。
Maku UP
安里清榮(6/16那覇東)
幹事報告
新里順一、新垣裕道(6/17浦添)
・地区よりジョン・ヒューコ事務総長のメールが届いて
伊野波盛求、比嘉広明(6/20那覇南)
おります。
松島寛行(6/21那覇)
※ 会員種類と例会の柔軟性に関する規定審議会の
地区納めの会(6/21)
石川正一、新里順一、新里
決定について
孝、新垣安男、宮内一郎
2016年規定審議会は無事終了いたしました。
今回の審議会では、会員身分と例会の柔軟性など未来
に目を向けた決定が下されました。承認されたこれら
の方針変更により、会員種類を自ら決定し、例会の
に違います。この精神は今日まで受け継がれています。
頻度、場所、方法を選ぶためのより多くの裁量がクラ
たとえば、基地撤去・縮小への社論の堅持等です。
ブに与えられます。
新聞の購読者は、沖縄タイムス、琉球新報、宮古・
これまで15年間、ロータリーでは、会員資格、職業
八重山の新聞を合わせると96%にものぼります。本
分類、クラブ運営に革新性を取り入れた試験的プログ
土では考えられない数字です。住民との距離感が全国
ラムを実施して来ました。これらの試験結果や会員か
紙と比べて近く、親近感を持たれています。それだけ
らの報告によると、例会方法、会員資格、クラブへの
に、地域の視点に立った報道が生命線と言えます。
参加方法などについてクラブが決定できる柔軟性が
安全保障の報道では全国紙と沖縄の新聞とでは溝
多ければ多いほど、クラブに活気が生まれ、成長する
があります。先の衆議院選挙では自民党の候補者が全
傾向にあることが分かっています。
員落選しながら比例で全員復活しており、民意が分断
今回の決定により、細則に変更を加える柔軟性がクラ
されています。基地問題報道をみると全国紙との温度
ブに与えられる一方で、例会や出席、クラブの構造、
差が歴然です。
会員種類を変更しないことを望むクラブは、従来と同
先の総選挙前に、自民党はテレビ各社に「選挙時期
じ方法を取り続けることができます。
における報道の公平中立ならびに公正の確保につい
※ 審議会決定のまとめを Rotary・org からご覧
てのお願い」なる文書を配布しました。これは、
「権
いただけます。
力を持つものはむやみに他者を圧したりしない。
」と
・当クラブより黒糖をお贈り致しました宇治鳳凰RC
よりお礼状が届いております。
・NHK沖縄放送局より「世界に伝えたい沖縄のうた」
の募集についてのご案内が届いております。
いう不文律の崩壊です。それを世論はあまり咎めませ
ん。中央世論は権力に対し随分と寛容になりました。
テレビの場合は総務省が許認可権をもっています
が、新聞にはそのような活動を縛る法律はありません。
しかし、公正中立を言葉どおりに受け取ってはいけ
6月度お誕生日祝い
ません。メディアには少数意見の代弁機能も求められ
仲本榮章(6月8日)喜久川トミ(6月12日)
ています。沖縄タイムスの創始者メンバーである豊平
三浦 勉(6月18日)石川元義(6月19日)
良顕氏は「双方の言い分を並べて伝えることのどこが
安里清榮(6月23日)
公正なのか。圧倒的に弱い側の立場に立つことが不均
5月度皆勤バッチ
衡を少しでも改めることに役立てばそれが公正とい
新里順一(12年)飯沼
武(2年)
うものではないか。
」と言っています。
「公正中立」と
いう看板に寄りかかりこうした取り組みを放棄する
会員卓話
とすればメディアの仕事自体が問われます。弱者・少
「沖縄の新聞の歩みと地方紙の役割」
(新里正次 会員)
1940年、それまで沖縄にあった3つの新聞紙―
沖縄日報、沖縄朝日新聞、琉球新報―は、沖縄新報の
数者の視点は報道でも強く意識されるべきです。沖縄
ほど開かれた新聞社はありません。安全保障で沖縄の
地政学的優位性が言われますが、アジアへの物流拠点
として整備し、観光産業の飛躍を目指すべきです。
一つに整理されました。
「1県1紙統合令」が発動さ
れたからです。それが終戦の1945年に廃刊となり、
新聞が消滅しました。
戦後、新聞は、米軍統治下で人脈、内容とも新たな
歴史を歩むことになります。
「ウルマ新報」は米軍の
機関紙で、新聞発行とは無縁のメンバーで作られたも
のです。
「沖縄タイムス」は、沖縄新報同人たちが創
設メンバーで新聞人による戦後初めての新聞と言え
ます。ウルマ新報は改題して琉球新報となりました。
沖縄の新聞は、米軍政下の圧力の下で自治権獲得、
人権の獲得を報じ、米軍政と対峙してきました。権力
への批判精神の点で本土の新聞とは歴史的に根本的
(新里正次 会員)