平成 28 年 5 月末現在

平成 28 年 5 月期月次景況調査結果
この調査結果は、中小企業庁の指定事業に基づいて設置された山口県内の情報連絡員 60 人
に、本会が新たに選んだ 20 人を加えた 80 人の連絡員より業界動向を把握した結果です。
5月の業種別景況の前年同月比DI値は、好転が2業種、昨年同等が8業種、悪化が4業
種の結果で、売上高及び収益状況も好転していない。
一部で受注や売上が好調な業種もあるが、依然として受注難や売上の減少が続いている業
種も多い。
景気の後退感により個人消費が減少傾向にある。さらには、長引く人手不足や後継者問題
も重なり中小企業の先行きは不透明な状況にある。
山口県の主要指標 DI 値(平成 28 年 5 月末現在)
※ DI 値とは、前年同期に比べ「増加」・「好転」したとする企業割合から「減少」・「悪化」した
とする企業割合を差し引いた値です。
( < 好転 > - < 悪化 > = < DI 値> )
業界の景況
前年同月比は、好転:
(<
売上高
1.3%
悪化:37.5%
DI 値:▲36.2% ポイント
増加 > - < 減少 > = < DI 値> )
前年同月比は、増加: 12.5%
減少:41.3%
DI 値:▲28.8% ポイント
( < 好転 > - < 悪化 > = < DI 値> )
収益状況
前年同月比は、好転:
5.0%
悪化:31.3%
DI 値:▲26.3% ポイント
山山口県の業種別 DI 値(業界の景況)(平成 28 年 5 月末現在)
30 以上
食料品
30 未満~
10 未満~
▲10 未満~
10 以上
▲10 以上
▲30 以上
繊
維
木材・
工
業
木製品
▲42.9
0.0
▲33.3
卸売業
小売業
商店街
▲20.0
▲44.4
▲50.0
印
刷
▲100.0
サービ
ス
業
▲27.3
▲30 未満
窯業 ・
一
般
輸
送
全
製
土石 製品
機
器
機
器
造
業
▲83.3
▲33.3
50.0
建設業
運輸業
その他
▲20.0
▲42.9
▲100.0
▲39.4
全
非
製造業
▲34.0
全
体
▲36.2
特記事項 (景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品
防府地 区で は県 外資 本 のスイ ーツ 店の 出店 に より一
パン・菓子製造業
時的に 売上 が激 減し て いる。 角島 の対 岸に 活 路を求
めて新 店舗 のオ ープ ン あり。 6月 1日 より 一 部商品
の値上げを行った店舗もあった。
4月は 対前 年▲ 15 % と大幅 なダ ウン 。5 / 24時
水産食料品製造業
点で▲ 15 %と 厳し い 状況。 GW 期間 も約 1 0%ダ
萩市
ウンで 過去 5年 間で 最 低の業 績。 大河 ドラ マ 効果の
反動に よる 利用 者の 減 少が続 いて いる 。世 界 遺産に
よる集客効果は限定的である。
熊本地震による売上の減少が多少ある。
水産食料品製造業
下関市
5月と は思 えな いよ う な暴風 雨や 長雨 で、 麦 の生育
精穀・製粉業
が懸念 され てい る。 近 年、大 震災 や豪 雨が 企 業経営
に影響 を及 ぼし てお り 、突然 の自 然災 害へ 対 応でき
るよう なイ ンフ ラの 整 備が必 要と なっ てき て いる。
このよ うな 自然 災害 に 対応 で きる よう な保 険 制度の
充実を望む。
繊維工業
主力販 売取 引先 より 7 月から のキ ャン ペー ン 分の追
下着類製造業
加発注 があ り、 受注 が 増加し 8月 末ま で受 注 量があ
る。実 習生 受入 は、 現 在、中 国人 32 名、 ベ トナム
人29 名の 計6 1名 。 次回受 入は ベト ナム 人 6名で
有能な 人材 を受 け入 れ られる よう にベ トナ ム で事前
面接を予定している。
消費傾向として衣料品は苦戦している。
外衣・シャツ製造業
山口市
仕事が 順調 に入 って い るが、 消費 税増 税が 開 始され
外衣・シャツ製造業
れば、消費が落ち込むのでないかと危惧している。
下関市
アイテ ムに より 差は 多 少有る もの の、 数ヶ 月 先迄の
外衣・シャツ製造業
仕事量 が確 保出 来て い るため 、生 産性 を上 げ る事に
萩市
取り組 める よう にな っ た。発 注が 増加 せず 、 資材等
の問題 でラ イン が不 安 定なた め、 販路 の開 拓 をして
いるが条件が厳しく受注できない。
木材・木製品
組合員 の中 で1 社倒 産 したが 、製 材業 とと も に行っ
製材業・木製品製造業
ていた ガソ リン スタ ン ドの経 営に 行き 詰っ た ものと
思われる。
印刷
印刷業 界に おい ては 、 市場の 縮小 やイ ンタ ー ネット
印刷
による 受注 業者 市場 参 入によ り、 過当 競争 の 状況が
下関市
続いて おり 、こ の影 響 を受け て販 売価 格の 下 落傾向
が続いている。
窯業・土石製品
5月は 休日 が多 い中 、 受注は 昨年 並み に有 り 売上も
印刷
横ばいで済んだ。6月が厳しそう。
山口市
公共工 事が ほと んど な くなり 民間 の工 事が 少 し入る
砕石製造業
程度。厳しい状況がまだまだ続く模様。
(平成27年5月)骨材
再生材
78%、路盤材121%、
68%
↓
(平成28年5月)骨材
70%、路盤材109%、
再生材111%
出荷量は前月比96%、対前年同月比96%。例年、 生コンクリート製造業
年度当 初の 出荷 量は 年 度末よ り減 少す る。 現 在、セ
メント ・骨 材等 の資 材 調達で 特に 問題 は生 じ ておら
ず、生コン価格も安定している。
先日の組合総会では景気の良い話は出てこなかっ
石工品製造業
た。後継者について、
「子供が継ぎたいと言うのなら
良いが 無理 に継 がせ る 必要は ない ので は」 と の意見
が出た 。後 継者 問題 も この先 考え なけ れば い けない
問題のひとつである。
5/24付けで理事長が交代。
陶磁器・同関連製品製
造業
一般機器
4月、 5月 は財 務関 係 の処理 に追 われ る。 海 外工事
一般機械器具製造業
関係に つい ては 、依 然 受注が 無い 。マ ツダ 自 動車関
防府市
連の金型は良好な受注状況で6月も順調の模様。
機械検 査、 機械 加工 関 係の下 請け 企業 の受 注 状況に
一般機械器具製造業
陰りが みら れ残 業が 減 ってい たが 、回 復の き ざしあ
宇部市
り。惣 菜、 自動 車関 係 は好調 で残 業も 多い 。 食品加
工、食 肉加 工業 、溶 接 関係、 惣菜 では 、派 遣 を活用
してい るが 人材 確保 が 困難で あり 、外 国人 技 能実習
生受入 の増 員や 新規 の 相談が 多く 、4 月か ら 対象職
種にな った 自動 車整 備 から問 い合 わせ があ る 。国が
審議中の介護事業者からの問いあわせも増えてい
る。
全項目 すべ て、 前年 同 月とほ ぼ同 じ状 態で 推 移して
一般機械器具製造業
いる。
宇部市
5月の 金型 設備 操業 度 は4月 より やや 伸び た 。5月
特殊産業用機械製造業
の出荷 量は 予定 量よ り やや低 下し たが 、6 月 には現
状の仕 事を 出荷 予定 で 、上期 売上 目標 をク リ ア出来
そうな 状況 。ま だま だ 受注量 が足 りな いた め 受注の
促進に 努め てい る。 成 形製品 の生 産状 況は 、 連休の
ため稼 働日 数が 少な か ったわ りに 売上 ・稼 働 率とも
昨年に 比べ 上昇 した が 、6月 以降 は先 が読 み にくい
状況。
輸送機器
車輌製 造部 門、 精密 加 工部門 とも 作業 量に 恵 まれて
鉄道車両・
いる状 況。 特に 加工 部 門は当 初予 想よ り好 況 が年内
同部品製造業
は続く 見通 しで 、車 輌 部門も いよ いよ 本格 的 な増産
体制となっている。
卸売業
熊本地 震の 影響 で中 止 した海 苔の 共同 販売 を 開催し
乾物卸売業
たとこ ろ、 45 3ケ ー ス16 3万 枚の 出品 が あり、
平成27年度漁期の全国共販の全日程が終了した。
全国累 計枚 数
27 年 度:
74 億4 ,0 2 9万枚
(26年度:
81億4,782万枚)
全国累 計金 額
27 年 度:8 56 億6 ,7 2 3万円
(26年度:853億5,394万円)
前年比 で3 億1 ,3 2 9万円 の増 収と なり 、 平均単
価1円 3銭 ほど 高く な ったこ とに 伴い 、当 組 合も2
8.7%の増収となった。
“ふく ”の シー ズン は 完全に 終わ り、 その 他 のイサ
生鮮・魚介卸売業
キやタ イな どの 鮮魚 の 入荷は 多い が、 値段 が 安く、
儲けも 少な い。 秋口 か らの“ ふく ”の 入荷 量 を今か
ら心配している。
組合員 のほ とん ど の 景 気があ まり 良く なく 、 苦戦し
各種商品卸売業
ている模様。
防府市
燃料が連続で値上がり、収益への影響が懸念される
各種商品卸売業
山口市
売上高 は前 年同 月比 で 10% ほど 伸び てい る が、前
各種商品卸売業
年は消 費税 増税 後の 落 ち込み があ った ため で 回復に
下関市
長い時 間が かか った 。 現在は 、業 界の 動向 も 安定し
ており 大き な変 化は 無 い。し かし 地域 の将 来 の展望
は、と ても 楽観 視で き るもの では なく 、急 速 に進む
少子高 齢化 、人 口減 少 という 問題 が大 きい 。 公共事
業の縮 小や 住宅 着工 戸 数の減 少な ど、 プラ ス になる
ものは なく 、新 しい 事 業展開 の取 り組 みを せ ざるを
得ない 。従 来の 企業 モ デルの まま の経 営を 続 ける企
業は淘 汰さ れる こと が 容易に 考え られ 、高 齢 化社会
に対応できる事業展開を模索している。
小売業
メーカ ー化 粧品 の取 扱 店のほ とん どで 売上 が 減少し
化粧品小売業
ており 、地 域性 は関 係 なさそ うで ある 。ま た 、例年
は夏に 向け て日 焼け 止 めなど シー ズン 商品 が 売 れる
時期だ が売 れて いな い 。イン バウ ンド も引 き 続き感
じられない。
組合員 の小 売商 店は ジ リ貧状 態で 良く なる 兆 しは見
各種商品小売業
えず、 現状 維持 が精 一 杯の状 態。 地区 内の 中 小企業
岩国市
者の動 向は 、消 費税 増 税の再 延期 が正 式に 発 表され
大きな ニュ ース とな っ た。上 げな かっ たの は 歓迎で
あるが 、そ れで 景気 が 良くな ると は思 えな い 。年金
暮らし の人 の財 布の 紐 は固く 、少 子高 齢化 が 加速し
ている 同地 区で は将 来 展望に 乏し い。 これ か らの国
の政策 に期 待し たい 。 小規模 事業 者へ の求 職 希望者
が少なく人手不足で労務管理に苦労している。
中心市 街地 唯一 のス ー パーマ ーケ ット 「丸 和 」が5
各種商品小売業
月末で閉店した。
周南市
5月は 前年 より 休日 が 1日少 ない が、 売上 は +3.
各種商品小売業
0%と なっ た。 なお 4 月の実 績は +3 .5 % であっ
山口市
た。
個店で 売り 出し を実 施 したと ころ 、5 /2 5 現在で
各種商品小売業
の売上 は、 全店 ベー ス で前年 を上 回り 、既 存 組合員
長門市
店ベースでも客数、売上とも前年を上回る状況。
商店街
婦人服 中心 の衣 料品 店 全般で 連続 して 売上 が マイナ
山口市
スとな って いる が、 化 粧品、 雑貨 、小 物商 品 は売上
が増加 して いる 。飲 食 店関係 でマ イナ ス幅 が 減少し
ている 。熊 本地 震の 募 金活動 とし て各 店舗 と アーケ
ード街中央に募金箱を設置し、5月末まで実施。
6/3~5日、
「平成28年熊本・大分地震
復興支
宇部市
援アー トチ ャリ ティ i nやま ぐち 」と して 画 家、イ
ラスト レー ター 、陶 芸 家、フ ォト グラ ファ ー 等によ
りイベントを開催する。
サービス業
売上は4月同様、低迷している。
萩市
総会等 で組 合員 との 会 議等が 多か った が、 特 に現状
美容業
に対す る意 見・ 変化 等 は聞か れな かっ た。 た だ、現
在、中 央で 行わ れて い る規制 緩和 の検 討委 員 会の結
果に対しては、たいへん興味を持っている。
依然と して 理容 業界 は 厳しい 環境 。後 継者 不 足、高
理容業
齢化の ため 組合 脱退 を 余儀な くさ れる 方々 が 増えて
きてい る。 新規 組合 員 獲得の ため の方 策を 検 討し実
施している。
先月末 に明 らか にな っ た自動 車メ ーカ ーの 燃 費不正
自動車整備業
問題に より 該当 する 車 種を取 り扱 う販 売店 は 、販売
台数が激減するなど県内にも影響が出てきている。
介護業者から何か一緒にできたらと話があった。
スポーツ・
健康教授業
宿泊者 数、 売上 とも 対 前年同 月比 11 0% の 伸び率
旅館業
となり 順調 であ った 。 熊本地 震の 影 響 で旅 行 先を変
山口市
更し当地の宿泊者が出てきている状況が伺える。
熊本地 震の 影響 で関 西 方面か らの 修学 旅行 で キャン
旅館業
セルが 多く 発生 。ま た 、ゴー ルデ ンウ イー ク の悪天
下関市
候もあり売上は例年を大きく下回った。
入浴施 設利 用者 は減 少 傾向が 継続 して いる 。 売店部
旅館業
門はレ スト ラン のス タ ッフが 充実 し売 上高 が 上昇し
長門市
た。全体として売上高は横這い。
零細企 業の 多い 飲食 業 界では 客足 の減 少と 収 益の悪
飲食業
化が続 いて いる 。ま た 、大手 ・零 細に かか わ らず格
差が進 行し てい る。 し かしな がら 、地 域に 密 着し顧
客ニー ズに より 支え ら れてい るお 店は 、景 況 に左右
されない強みを発揮しているところも見受けられ
る。こ れは 景況 とは か かわり のな い経 営能 力 と地域
(立地 )条 件、 地域 づ くりの 熱意 とい った も のがあ
るよう に感 じら れる 。 景気は いい のか 悪い の か先行
き不安で元気がないのが現状だ。
繁忙期 が続 いて いる 。 しかし なが らゴ ール デ ンウイ
普通洗濯業
ーク以 降、 毎週 週明 け が雨で 集荷 量が 安定 せ ず大き
な山の ない 平均 的な 繁 忙期と なっ てい る。 6 月以降
もこの まま で例 年並 み の売上 があ るか どう か 先が読
めない。
建設業
4月の 山口 支部 中電 へ の工 事 申請 は1 49 件 (前年
電気工事業
は126件)。太陽光発電への申請7件、オール電化
申請3件(前年は太陽光21件、オール電化37件)、
LED 街路 灯へ の切 替 ・新設 申請 46 件( 前 年は4
2件)であった。
公共工 事が 減少 して い る中で 東京 、東 北及 び 熊本に
左官業
工事が 集中 し、 他地 域 では大 きく 減る もの と 予想さ
れるが 、1 0数 年の 不 況に耐 えて きた 事業 所 は雇用
者を減らしながらも乗り越えていくものと思われ
る。技 能者 不足 で技 能 者をあ まり 必要 とし な い工法
の採用が進んでいる。
組合員 数も 減り 13 社 となっ た。 組合 とし て は官公
管工事業
需の受 注を 止め 平成 1 3年度 以前 の組 合の 状 態にも
岩国市
どり、会費収入のみで組合運営をすることとなった。
5月は 入札 も開 始と な り昨年 と同 等の 受注 量 で一安
管工事業
心だが 、売 上高 に反 映 される のは 工事 終了 後 の4ヶ
周南市
月後と なる 。発 注は 燃 料費単 価が 安い 時を 基 準とな
ったが 、人 件費 等の 見 直しが なさ れ、 取引 条 件とし
ては好 転を して いる 。 業界の 景況 は、 好転 ま ででは
ないが気持ち程良くなったように感じている。
5月は 、工 事が 一段 落 して全 般的 に工 事の 空 きがみ
内装工事業
られる 。7 月頃 まで 一 時的に 状況 は悪 くな る が、そ
れ以降は工事が集中すると思われる。
工期の 平準 化を 国交 省 が提唱 し県 サイ ド位 ま でが実
土木工事業
施して いる が、 市町 村 は全く 実施 して おら ず 、動き
柳井市
が悪い 。山 口県 建設 業 協会は 熊本 県建 設業 協 会に支
援金を 送っ てい る。 山 口県の 各支 部は 日本 赤 十字社
を通して支援金を送る準備をしている。
我が地 域は 残念 なが ら 、例年 通り 公共 工事 の 発注は
土木工事業
ない。
周南市
28年5月の受注高は、対前年同月比35%。
土木工事業
萩市
運輸業
輸送関 係は 連休 に稼 働 率8% 弱の マイ ナス で 、連休
一般貨物自動車運送業
明けか らは 徐々 に上 向 いたも のの 全体 的に は 対前年
下松市
同月比 6% のマ イナ ス となっ た。 輸出 はや や 上昇。
国内向 け輸 送は 変わ ら ず。相 変ら ずの 中長 距 離ドラ
イバー 不足 で待 機車 両 が多く 、運 送業 者泣 か せの現
況。燃 料費 は3 .3 円 の値上 げ。 油価 格が 不 安定で
売り買いの両業者とも一喜一憂である。
5月の 輸送 受注 実績 は 前年同 月比 で1 0% 程 度落ち
一般貨物自動車運送業
込む見 通し 。組 合受 注 は自動 車関 連の 輸送 が 主で総
防府市
じて悪 い状 況。 保管 庫 関係は 安定 して いる 。 燃料費
は今年 の3 月が 底値 で 、4月 、5 月と 上昇 に 転じて
いる。
運送業 界は 、全 体と し て物量 は増 加傾 向に あ るよう
一般貨物自動車運送業
に感じ る。 ここ 最近 の 相次ぐ トラ ック ・バ ス の重大
宇部市
事故の 影響 によ り、 コ ンプラ イア ンス に対 す る国か
らの監 視が 厳し い。 倉 庫業に 関し ては 安定 し て荷動
きがある。
新年度 を迎 え新 体制 と なり、 新た なる 挑戦 を しよう
一般貨物自動車運送業
と理事会を定期的に行い連絡を密にすることとし
下関市
た。燃 料費 が先 月よ り 3~4 円の 値上 げの 方 向であ
り、運送業者には厳しい時代が続いている。
タクシーチケットの取扱い金額は、前年比▲7.3%
一般旅客自動車運送業
(平成 28 年4 月1 日 ~平成 28 年 5 月2 0 日分)
4月1日~30日分は▲7.2%、5月1日~20日
分は▲7.4%です。当組合の取扱いは、光市,下松
市,周南市,防府市の地域だが、4月分については、
周南▲ 6% 、下 松▲ 1 3%、 光▲ 13 %、 防 府▲1
1%で、組合員の全域で▲8.3%、地区外(員外)
+52%(金額少)で合計▲7.2%。昨年4月に県
会議員 選挙 があ った 事 や、防 府競 輪の 大き な レース
があっ た反 動も 考え ら れるが 、景 気後 退感 か ら個人
消費が 減少 傾向 にあ る のは間 違い ない と思 わ れる。
当地区 のタ クシ ー事 業 が特に 不況 業種 なの か も知れ
ないが 、緩 やか な回 復 基調が 続 い てい るよ う には思
えない。主要燃料であるLPGは、CP(通告価格)
と為替 に連 動し て変 動 するが 、為 替が 少し 円 高にな
ったが 、ブ タン 、プ ロ パンの CP が少 し上 が り(前
月 335$/トンが今月 365$/トン)前月比+2%になっ
た。そ れで も、 前年 同 月比で 15 %安 価と な ってお
り、車 両代 や整 備費 用 が上昇 して いる なか 、 燃料費
が下がるのは大いに助かっている。
その他非製造業
介護業 界で は相 変ら ず の人手 不足 が問 題。 ま た、職
員の平 均年 齢も 高く 、 今後の 課題 は若 者の 就 労に力
介護事業
を入れるべきだと思う。