実験室・研究室安全マニュアル

実験室・研究室安全マニュアル
理学部化学科
0
1
目
次
実験室・研究室の安全マニュアル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
2
電気機器設備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
2-1
室内配電盤を使用するときの注意
2-2
室内設置のコンセントを電源として使用するときの注意
2-3
高電圧装置
2-4
2-5
アースについて
ドラフトチャンバー
2-6 その他
3 機械装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
3-1
3-3
一般機器
高圧機器
3-2
3-4
高速運動(回転・直線・往復)機械
高温機器
3-5 レザー、放射線、組み換え実験等のハイテク機器
4 実験・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
4-1
4-3
化学薬品の購入、運搬、保管4-2
化学実験終了時
4-4
化学実験
地震
4-5
4-7
火災
避難
使用済み注射筒・注射針の処理
一般的消火法
4-6
4-8
4-9 薬品類の危険区分と貯蔵取扱方法
5 消防法による危険物と貯蔵取扱規制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
6
7
5-1
5-2
研究室等の危険物の保管量と小量危険物
危険物の分類と指定数量
5-3
5-4
危険物貯蔵所の許可品目と許可数量
危険物の貯蔵取扱に関する共通する基準
廃棄物の処理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
高圧ガス使用における安全指針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
7-1
7-3
8
9
液体窒素の液取り
特殊ガスの種類
7-2
高圧ガスボンベ
保安、整理・整頓・清掃・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
自主点検・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
9-1
9-3
点検の実施
9-2
実験室・研究室の日常チェック
点検結果の報告
9-4 実験室・研究室の安全チェックリスト
10 1号館の安全システム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
11 マニュアルの改定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
資料 1 危険物貯蔵所の運用マニュアル ・・25
2 応急処置の概要・・・・・・28
3
特別管理産業廃棄物・・・・・30
4
その他必要事項・・・・・・30
12 理学部化学科実験室・研究室安全マニュアル(補則) ・・・・・・・・・・・31
附則 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
1
1 実験室・研究室の安全マニュアル
本学の災害に対する対応及び防災活動は、防災管理規定にのっとり、防災管理機構
によって統轄される。しかしながら、実験系学部の安全対策は各学科、各研究室の取
り決めに従って自主的に行われており、安全確保に関する共通のマニュアルがなかっ
た。
今般、不断の注意を習慣づける必要から、安全に関する共通一般事項を記載した安
全マニュアルを作成した。安全確保の第一次の責任は研究室を主宰する教員にあり、
大学院生、学部学生を担当する教員は、ここに記載された基礎知識を周知徹底させる
と共に、各研究室の実情に合致するように内容の見直しを行い、事故を未然に防ぐ処
置を講ずる必要がある。
2
2 電気機器設備
実験室・研究室における、電源についての注意事項
実験室・研究室には、配電盤およびコンセントなどのさまざまな電源設備が必要に応じ
て設置されている。これらの電源設備には、送電系統・容量・電圧などが異なり、使用者
が操作するものと施設管理要員のみが操作するものがある。従って新たな電源設備を使用
するときは、営繕課に連絡し、関連する電源についての説明を受けてから使用する。
ここでの注意事項は、使用者が操作する電源設備についての注意事項とする。
2-1
室内配電盤電源を使用するときの注意
配電盤には、3相200V・単相100Vなどが外部から供給され、配電盤
内の個々の実験台その他に供給されている。従って個々の供給先の電源
から室
の種類・容量に
ついては配電盤に表示されているので、表示に従って適切に使用すること。
表示が不鮮
明だったり、不明な場合は、営繕課に確認して使用する。
2-1【配電盤から、各装置への接続は】
2-1-1 キャプタイヤケーブル、Fケーブルなどのケーブルを使用する。
2-1-2
圧着端子で接続する場合は必ずワッシャ(スプリングワッシャと平ワッシャ)を使
用する。
2-2 室内設置のコンセントを電源として使用するときの注意
2-2-1 【壁埋め込みコンセントを電源として使用するとき】
2-2-1-1
コンセントの外形に異常はないか調べる。
(異常なときはその原因を調べ対応してから使用する。)
2-2-1-2
コンセントの電圧・電気容量に適合した範囲で使用する。
2-2-1-3
コンセントには、水などかからないように注意して実験する。
2-2-2 【床埋め込みコンセントを電源として使用するとき】
2-2-2-1 床埋め込みコンセントの設置している部屋では、コンセントの使用不使用にかわ
らず、日頃から漏水などに注意して実験する必要がある。
また漏水を起こした場合には、床埋め込みコンセントは特に漏電の恐れがあるの
で感電事故を起こさないよう対応する。
2-2-2-2
コンセントの外形に異常はないか調べる。
(異常なときはその原因を調べ対応してから使用する。)
2-2-2-3 コンセントの電圧・電気容量に適合した範囲で使用する。
注)コンセントの配線は、アース側を確認して使用したほうがより安全に使用で
きるので確認して使用する。
2-3
高電圧装置
高電圧装置を設置する場合、高電圧装置の表示を付け、機器によっては高電圧危険表示
および使用区画を設けて網や綱で囲い、みだりに人が近づかないようにする。
また運転表示灯などを設置する。
3
2-4
アースについて
各実験室・研究室には、配電盤にアース端子が設置されているが接地抵抗はまちま
ちであり、総ての機種に適応していないので、機種に適応したアースを確認して使用す
る。
もし機種に適応していない場合には、別途専用アースを設けて使用する。
2-5
ドラフトチャンバー
ドラフトチャンバーには、個々に運転・停止ができるものと幾つかのドラフトチャン
バーが連動して運転・停止するものがある。
ドラフトチャンバーが2台以上設置してあり、別々に運転・停止ができて、排気装置
を共用するドラフトチャンバーは他のドラフトチャンバーからの逆流に注意する。その
ような実験室・研究室は、排気装置の運転基準を個々に設けてドラフトチャンバーから
の逆流事故が起こらないように対応する。
ドラフトチャンバーの異常は営繕課に連絡して対応する。また、同時に幾つかのドラ
フトチャンバーと連動している場合には、関連実験室にも連絡して対応する。
ドラフトチャンバー内で取り扱う化学物質は、その物質にあった形式・材質のドラフト
チャンバーを使用する。規格に不適正な使用をすると、故障・事故の原因になる。
2-6
その他
配電盤及びコンセントから先の接続機器の管理は、使用者が責任を持って行なう。
万一、電気機器からの火災が起こったとき、水は絶対にかけず、粉末消火器など電気火
災に適応した消火器を使用し消火する。
4
3 機械装置
3-1
一般機器
3-1-1 事故やトラブルで人身災害が起きないよう、安全対策をこうじる。
3-1-2 遊休装置は、整備して倉庫に保管するか、あるいはカバーをして傷まないようにす
3-1-3
る。
機械装置の保守点検(装置の据え付け状態、配管のサポート、機内配線状況、駆動
部等の安全カバーの確認、回転機器の潤滑・異常音・異常過熱、オイル交換、据
え付けガラス器具の傷は無いか等)を常に心掛ける。
3-1-4
巻き込まれやすい衣類はさけ、髪の毛、袖口、足元その他は帽子やテープ等で保護
する。
3-1-5 必要箇所では、必要に応じ、命綱、安全眼鏡、安全帽、安全靴等を着用する。
3-1-6
危険作業実施箇所、危険機器設置箇所、その他危険箇所には、立て札、ランプ等で
警告し、部外者の不注意な接近を制限する。
3-1-7 廃ガス、廃液、廃油、廃材などの廃棄は、家庭では違法にならない処置も、学校で
は事業所として取り締まられ、違法になる場合が多いから、安易な廃棄は絶対に行は
ない。必ず、安全マニュアル(P17、6)参照) 、法規を参照して、適切な廃棄を行う。
3-1-8 強磁場を発生する機器の周辺には注意事項を明記する。
3-2 高速運動(回転、直線、往復)機械
3-2-1 危険な可動部品に接触したり、挟まれないよう、カバー、ストッパー等の保護を設け
る。
3-2-2 破損時の破片の飛散防護対策を立て、飛散方向は立ち入り禁止とする。
3-3 高圧機器
3-3-1 高圧流体(ガス、液体、粉体)は非常に強力で危険である。高圧流体が放出する可
能性のある作業(弁の解放、部品の解体取り外しなど)は特に注意して実施する。
3-3-2 残留圧力による部品、部材の飛翔事故に注意する。
3-4
高温機器
3-4-1 高温機器であることを表示し、関係者の注意を喚起する。
3-4-2 作業時には、手袋その他適切な安全防具を着用する。
3-4-3 火気を使用する場合は、確実な防火対策を講ずる。
3-4-4 引火性、爆発性の薬品・ガスを近づけない。
3-4-5 残留熱の高温に特に注意する。
3-5
レーザー、放射線、組み換え実験等のハイテク機器特に、取り扱いマニュアルや参考
書、関連法規を調べて慎重に作業し、外部者にもその使用中であることが分かるように
明確に表示する。
5
4 実験
実験には常に、火災、爆発、中毒、怪我等の事故の危険があることを念頭において行
動することが必要である。これらの事故は、自分自身はもとより、他人をも巻き込み、
建物設備まで損傷する可能性を考え、化学薬品の購入から保管、使用、廃棄に至るまで
、事故を起こさないように、各人が自覚と責任を持って行動する。
4-1
化学薬品の購入、運搬、保管
4-1-1 購入薬品の性質、特に危険性や事故時の処理方法の知識をあらかじめ得ておく。
4-1-2 購入薬品に関する質問には責任を持って答えられること。
4-1-3 薬品類の盗難防止には気を配る。
4-1-4 重金属などの規制物質の使用に際して、日付、使用量等の記録簿を作成する。
4-1-5 薬品の運搬には籠、または落下止めのあるカートを使用して安全を期す。
4-2 化学実験
4-2-1 初心者は熟練した指導者の指示に従い、細心の注意を払って実験を行う。
4-2-2 一人での実験はしない。
4-2-3 実験中はその場を離れない。
4-2-4
使用する薬品、器具、服装を点検し、これから行う反応に関する知識を十分に得て
から実験を始める。
4-2-5
必要のある場合には、手袋、防護マスク、防毒マスク等の準備し、または着用する
。実験中は保護メガネを着用する。
4-2-6
特に、発火性物質、引火性物質、爆発性物質、有毒物質などの危険な化合物の知識
を十分に得ておく。
4-2-7 実験装置が適切に組み立てられているかどうかについても気をつける。
4-2-8 ガラス細工、ガラス器具の扱いでの怪我も多いので細心の注意を払う。
4-2-9
有毒ガス、悪臭を発する薬品を使用する時は、その多少にかかわらず、ドラフト内
で行う。
4-2-10 消火器の適用種類、設置場所、使用法につては、日頃からよく確認・理解しておく
4-2-11 薬品が目に入ったり、皮膚に付いた時は急いで水道水で洗い流す。
4-2-12
全身に薬品をかぶったり、あるいは衣服に着火した場合は、実験室のシャワーを利
用する。
4-2-13
4-2-14
4-3
衣服への着火は、手又は、雑巾等のありあわせの物でもみ消すか、あるいは廊下等を
転げてもみ消すのもよい。
応急処置は巻末の資料2(P28)を参照。
化学実験終了時
4-3-1 高圧ボンベ類には保護キャップを取り付ける。
4-3-2
使用したガス、水道、電気の後始末はもとより、残った薬品等を所定の位置に戻す
誰が使用したか判らない状態で使用薬品、器具等を放置するは事故のもとになる。
6
4-4 地震
4-4-1 不意の発生に備え、実験室内を整理・整頓する。
4-4-2 薬品類は落下止めの設置された棚、収納庫等に保管する。
4-2-3 高圧ボンベ等は保護キャップを取り付け、さらに専用のベルトで固定する。
4-4-4
夜間、無人の状態で、地震が発生する可能性もある。機器類が倒壊破損しないよう
に、またそのようなことがあっても、火災の発生や有毒ガスの発生を防止するよう
配慮する。
4-4-5 薬品類の落下破損後の混合発火の可能性については注意する。
4-5
火災
4-5-1 日頃から、避難経路・消火器・消火栓の位置と使用方法を理解しておく。
4-5-2 火気の周囲には可燃物を置かない。
4-5-3 危険物は必要以上貯蔵、使用しない。
4-5-4 タバコに注意する。
4-5-5 火災においては、次の3項目が重要である。
1) 早く消す。
2) 早く知らせる。
3) 危険なら早く避難する。
4-6
使用済み注射筒・注射針の処置
動物実験に使用した注射筒(針)による事故(感染等)を防ぐために、使用済みの注
射筒(針)の処理は細心の注意を払うべきである。使い捨て注射筒(針)は使用後、注
射筒と注射針を別々の容器に入れ、高圧滅菌(121℃で15分間)し、回収日まで各
研究室で保管する(通常のゴミ箱には絶対に捨てないこと!)。
4-6-1 使用済み注射・注射針の回収
回 収 日: 毎月1回(第一月曜日)、高圧滅菌した注射筒及び針のみ
回収場所:
4-7
6号館5階エレベータ前
避難
4-7-1 基本的には建物の下方へと移動し屋外へ出る。
4-7-2 エレベータは絶対に使用しない。
4-7-3 持ち物は最小限とし、いったん避難したら元へは絶対戻らない。
4-7-4
煙がひどい場合には、濡れタオル等で口と鼻をおさえ、低い姿勢で煙と反対方向に
避難する。
4-7-5 視界が悪い場合には、壁づたいに避難する。
7
4-8
一般的消火法
消火にあたっては適切な方法をとることが重要であり、対象物によっては水や炭酸
ガスが不適当な場合がある。
4-8-1 強酸化性物質
・塩素酸塩: MClO3(M=Na, K, NH4, Ag, Hg(II), Pb, Zn, Ba)
・過塩素酸塩: MClO4(M=Na, K, NH4, Sr)
・無機過酸化物: Na2O2, K2O2, MgO2, CaO2, BaO2, H2O2
・有機過酸化物: R0OOH, RCOOOCOR, RCOOOR
・硝酸塩: MNO3(M=Na, K, NH4, Mg, Ca, Pb, Ba, Ni, Co, Fe)
・過マンガン酸塩: MMnO4(M=K, NH4)
一般に注水。アルカリ金属過酸化物には水は不適で、炭酸水素塩類か乾燥砂を用い
る。
4-8-2 低温着火性物質 P,P4S4,P2S5,P4S7,S,金属粉(Mg,Al など)
一般に注水消火がよく、炭酸ガス消火器もよい。多量の金属粉には砂または粉末消
火器がよい。
4-8-3 自然発火性物質
有機金属化合物、還元金属触媒
一般に乾燥砂か粉末消火器、ごく小量の時は大量の水がよい。
4-8-4 禁水性物質
Na,K,CaC2,Ca2P2,CaO,NaNF2,LiAlH4
乾燥砂、食塩、ソーダ灰で覆う。注水したり、炭酸ガス消火器を使ってはいけな
い。
4-8-5 引火性物質 エーテル、二硫化炭素、石油エーテル、ベンゼン、アルコール等
炭酸ガスまたは粉末消火器。
4-9 薬品類の危険区分と貯蔵取扱方法(表4-1)
危険の種類・程度によって、薬品類を 11 の危険区分に分けている。
災害防止策、被害を最小限にくい止める策の参考にする。
8
表4-1
No
危
険
区
分
危険の種類、程度
危険薬品の例
空気に直接接触させないよ
う に し て 密 封 し 、他 の 危 険 薬 品
水との接触により発火す ナトリウム
るものまたは空気中におけ カリウム
発 る発火点 40℃未満のもの。 ナトリウムアミ ド
1
火
貯蔵取扱方法
と隔離して貯蔵する。
水と接触することをさけねばな
リン
トリエチルアルミニ ウム
らないものもある。取り扱いには
器具を用い、皮膚に触れないよう
性
にする。
ま た 、発 生 し た 蒸 気 は 吸 わ な
いように注意する。
引
2
火
性
可燃性ガス、または引火点 水 素
30℃未満のもの。
メタン
着火源があれば常温で引火するの
で,貯蔵又は取り扱い中は近くで下
プロパン
アセトン
記野使用は禁じる。
引火した場合にすぐに有効な消火用
イソプロピレン
エタノール
設備を準備する。貯蔵中は密封して、
漏れをなくす 。 ガ ス 爆 発 の 危 険
エチルエーテル
ガソリン
性があるので防爆型でない電
気 冷 蔵 庫 に 貯 蔵 し た り 、多 量 の
廃液を排水溝に捨てたりして
はならない。
9
表4-1 続き
No
3
4
危
険
区
分
危険の種類、程度
危険薬品の
例
引火点 30℃以上 100℃未 危険薬品の例
満のもの。
アクリル酸
ただし引火点 100℃以上でエタノールアミン
可 あっても発火点の比較的低 ケロシン
いもの。
ピロール
燃
フルフラール
酢酸
性
無水酢酸
貯蔵取扱方法
30℃未満では引火しない。しかし
繊維などに浸しているときは引火点
未満の温度でも着火して火災とな
る。引火点以上では、上記の引火性
の薬品と同じ程度の危険性をもつ。
火気の使用を禁じ消火設備を準備す
る貯蔵中は常に密封して蒸気の漏れ
をなくす。多量の廃液を排水溝に捨
ててはならない。
重量5㎏の落槌を用い、 過塩素酸アンモニウム
強い衝撃や摩擦を与えないように
落高1m未満で分解爆発す 過酸化ベンゾイル し、火気を禁ずる。必要以上に多量
爆 るもの、又は加熱により分 硝酸グアニジン
の貯蔵または取扱を禁ずる。
解爆発するもの。
ニトロ尿素
発
性
5
加熱、圧縮または酸アル 亜硝酸ナトリウム
カリなどの添加で強い酸化 過塩素酸
酸 性を表すもの。
過酸化バリウム
硝酸
化
ヨウ素酸ナトリウム
性
6
吸湿または水との接触に
より発熱または発火するも
禁
の、または有害ガスを発生
水 するもの。
性
三塩化リン
水素化リチウム
炭化カルシウム
発煙硫酸
マグネシウム粉
硫酸ジメチル
10
還元性の強い物質またはすべての
有機物との接触または混合をさけ
る。この混合物は衝撃、摩擦または
加熱によって激しい爆発をおこしや
すい。また酸化性塩類は強酸との混
合をさける。
湿気または水との接触を禁ずる。
水との反応性が強くて発熱し、可
燃性ガスを発生する。取り扱い中は
皮膚に直接ふれさせてはならない。
表4-1続き
No
危
険
区
分
強
7
酸
危険の種類、程度
危険薬品の例
無機又は有機の強 塩酸
酸類。
クロロ硫酸
フッ化水素
クロロ酢酸
蟻酸
金属その他の材料を腐食し、また水素
を発生することがある。
皮膚、粘膜を腐食する。
水に触れると発熱する。酸化性の塩類
と触れると、酸化性の強い酸を遊離して
爆発の危険を生じる。
人体に接触したと
き皮膚、粘膜を強く
刺激し、または損傷
するもの。
目に入ると激痛、失明の危険があるの
で、取り扱いには必ず保護眼鏡をかけ
る。もし目に入った場合は、すぐに多量
の流水で 15 分間洗い、直ちに医師の治
療を受ける。
皮膚に直接触れないようにする。
衣服についたときは、すぐに着替え
る。
ガス、蒸気を吸入してはならない。
多量に取り扱うときは局所換気装置を
設備する。皮膚から吸収されて中毒する
ことがあるので、直接皮膚に付着しない
ようにする。
手は良く洗い、薬品が口の中に入らな
いように注意する
吸入や皮膚に接触することをさけす。
口中に入らないようにする。
引火、爆発に注意する。
悪臭に注意するものもある。
性
腐
8
食
性
有
9
毒
性
有
10
害
性
貯蔵取扱方法
アンンモニア水
過マンガン酸カリウム
酸化カルシウム
硝酸銀
クレゾール
サリチリ酸
トリメチルアミン
吸収毒性を主体と 亜硝酸ナトリウム
したもので、(吸入) 酸化ベリリウム
50ppm 未 満 、 又 は 酸化
50mg/m3 未 満 の も
の、または経口致死
量 30gm 未満のもの。
吸収毒性を主体と
したもので、許容濃
度(吸入)50ppm 以
上 200ppm 未満、ま
たは 50mg/m3 以上
200mg/m3 未満のも
の、または経口致死
量 30mg 以上 300mg
未満のもの。
クロム酸塩
酸化鉛
臭化かカドミウム
トリクロロエチレン
ペンタクロロフェノール
トルエン
11
表4-1 続き
No
11
危
険
区
分
危険の種類、程度 危険薬品の例
原 子 核 壊 変 に よ っ 酸化トリウム
て 電 離 性 放 射 線 を 放硝酸ウラニル
出 す る 核 種 を 含 む もフッ化ウラン
放 の、ただしその比放射
射 能が天然カリウムの比放
射能以下のものを除
性 く。
貯蔵取扱方法
必要以上に多量の貯蔵または取り扱い
を禁ずる。
口中に入らないようにする。
粉末を吸入したり、皮膚に触れないよう
にする。
12
5 消防法による危険物と貯蔵取扱規則
消防法では、指定数量以上の危険物の貯蔵または取扱を一般的に禁止しており、
指定数量以上の危険物を貯蔵し、または取り扱う場合には、許可を受けた施設において
政令で定める技術上の基準に従って行わなければならない。
(法第10条第1項)。
また危険物の貯蔵取扱に関して品名、数量に関係なく共通する基準が、危険物の規制
に関する政令により義務づけられている。小量の危険物の使用でも注意が必要である。
5-1
研究室等の危険物の保管量と少量危険物
少量危険物として指定数量の倍数が1未満~1/5以上の保管は小量危険物置場を作
り届け出が必要である。
※ 研究室等での危険物の保管は品名別の指定数量の倍率の合計が少量危険物の量未満
(指定数量の1/5)にする。
(表 5-1、5-2、5-3 を参考にして研究室等の危険物の最大保管量を決める。)
5-2
危険物の分類と指定数量
消防法別表と危険物に関する政令の別表をまとめた表が(表 5-1)である。
13
表5-1(危険物の分類と指定数量)
類
第
一般性質
品名
性状性質
塩素酸塩類、過塩素酸塩類
酸化性固体
無機過酸化物(アルカリ金属、アルカリ土類金属)
一
類
第
可燃性固体
50kg
300kg
第三種酸化性固体
1,000kg
第一種可燃性固体
100kg
100kg
500kg
鉄粉
第二種可燃性固体
類
三
類
カリウム、ナトリウム、アルキルアルミニウム、アルキルリチュウム
物質及び
禁水性物質
(固体また
引火性液体
10kg
第二種自然発火性物質及び禁水性物質
20kg
50kg
第三種自然発火性物質及び禁水性物質
300kg
特殊引火物(ジエチルエーテル、ニ硫化炭素、ペンタン等)
第一石油類
非水溶性液体
水溶性液体
アルコ-ル類
第
四
類
五
自己反応性
物質(液体又
1.000 ㍑
2,000 ㍑
第三石油類
非水溶性液体
水溶性液体
2,000 ㍑
4,000 ㍑
6,000 ㍑
10,000 ㍑
有機過酸化物、硝酸エステル類
ニトロ化合物、ニトロソ化合物等
は固体)
酸化性液体
400 ㍑
400 ㍑
非水溶性液体
水溶性液体
第一種自己反応性物質
第二種自己反応性物質
類
第
類 六
50 ㍑
200 ㍑
第二石油類
第四石油類
動植物油類
第
10kg
第一種自然発火性物質及び禁水性物質
黄りん
は液体)
500kg
1,000kg
引火性固体
自然発火性
50kg
第一種酸化性固体
第二種酸化性固体
硫化リン、赤りん、硫黄
二
第
指定数量
過塩素酸、過酸化水素、硝酸等
14
10kg
100kg
300kg
5-3 危険物屋内貯蔵所の許可品目と許可数量
理学部及び薬学部の危険物屋内貯蔵所として1棟3室が設置されている。
理学部危険物屋内貯蔵所(表 5-2)で危険物の許可貯蔵数量と許可品目を表示する。
表 5-2 理学部危険物屋内貯蔵所
室名
中
北
種
第4類
廃液
第4類
特殊引火物
品
名
特殊引火物
第一石油類
アルコール類
エ-テル
ペンタン
指定数量
倍
率
許可数量
50 ㍑
200 ㍑
400 ㍑
50 ㍑
500 ㍑
600 ㍑
1
2.5
1.5
50 ㍑
50 ㍑
220 ㍑
50 ㍑
4.4
1
1
1.5
1
1
0.25
0.25
1
0.25
0.25
0.25
0.25
第一石油類
ベンゼン
ヘキサン
トルエン
酢酸エチル
シクロヘキサン
石油エーテル
アセトン
テトラクロロフラン
アセトニトリル
ジオキサン
ピリジン
200 ㍑
200 ㍑
200 ㍑
200 ㍑
200 ㍑
200 ㍑
400 ㍑
400 ㍑
400 ㍑
400 ㍑
400 ㍑
200 ㍑
300 ㍑
200 ㍑
200 ㍑
50 ㍑
50 ㍑
400 ㍑
100 ㍑
100 ㍑
100 ㍑
100 ㍑
アルコール類
メタノ-ル
エタノ-ル
イソプロピルアルコ-ル
400 ㍑
400 ㍑
400 ㍑
300 ㍑
200 ㍑
100 ㍑
0.75
0.50
0.25
第二石油類
酢酸
ブタノール
2-メトキシエタノール
2000 ㍑
1000 ㍑
2000 ㍑
200 ㍑
100 ㍑
100 ㍑
0.10
0.10
0.05
300kg
300kg
90kg
30kg
0.30
0.10
第6類
南
類
平成 28 年 2 月 25 日現在
濃硝酸
発煙硝酸
合
15
計
19.55
5-4
危険物の貯蔵取扱に関する共通する基準(危政令24条)
この基準は製造所等の別及び危険物の類、品名、数量、又は貯蔵取扱い
なく、すべてに共通した基準である
5-4-1
許可品名、数量の厳守。
5-4-2
5-4-3
火気の使用制限。
出入管理 関係者以外の施設への出入りの禁止。
5-4-4
整理清掃
火災予防上少量の危険物でも大切な事である。
の別に関係
混合爆発も考慮して整理する。
実験のかすも保管に注意する。
5-4-5
遮光、換気。
危険物の性質に応じて適切な遮光、換気が必要である。
5-4-6
危険物の詰め替え、小出しの時も換気は必要である。
適正温度及び適正湿度。
危険物の加熱しすぎは発火、爆発の原因に成る。
危険物の加熱、乾燥、又は反応を行う場合には適切な温度湿度を保つ。
5-4-7
洩れ、あふれ、飛散の防止。
危険物を取り扱う機械設備等は洩れ、あふれ、飛散の防止構造とするように規制
5-4-8
されている。
変質・異物混入の防止
危険物には変質・異物混入で発火や爆発を起こす物がある。経年変化、その他の
条件による変質に注意する。
5-4-9
施設の修理
タンク、容器、配管等の修理には火気を使用する場合が多いので、可燃性蒸気は
完全に除去する。
5-4-10 危険物収納容器
危険物の性質に応じ法令で定められている。
容器は長期使用による破損、腐食、裂けめにも留意した物にする。
5-4-11
火花を発する機械器具の使用制限
可燃性の蒸気等の発生及び停滞する場所又は可燃性の微粉末が浮遊する場所では
僅かの火源によって引火、爆発の危険性が有る。この様な危険な場所での火花を
発する機械器具の使用は制限されている。
5-4-12
保護液中での貯蔵
保護液から危険物の露出は禁止されている。
16
6 廃棄物の処理
環境汚染防止のため、有害物質を排出することのないよう適切な処理を施さなければ
ならない。
城西大学では研究廃棄物の処理は分別収集を行っている。以下に従って処理する。
6-1 薬品、廃液等は流し等に捨てない。
6-2 廃液は定期的に外部業者に引き渡して処理を委託している。廃油は内容物毎(可燃
性廃油、不燃性廃油)に分別して危険物貯蔵所Bのドラム缶に入れる。
廃液の搬入に当たっては取扱責任者が立ち会う。(月、水、金曜日の13時~17時
に6号館薬学部事務室に待機)(P,25 資料1参照)
6-3 廃水液は有害物質名、薬品名、指導教員名を明記したポリ容器またはガラスびんに入
れて危険物貯蔵所Bへ搬入する。
(搬入の方法は廃油に同じ)
6-4 薬品の入っていたビン、缶については、空になっていることを確認してから内部を
良く洗浄し、乾燥させてビンはガラスの捨て場に、缶はつぶして金属の捨て場にそ
れぞれ廃棄する。
6-5
使用済注射器、注射針及びシリンジは指定の場所に廃棄する。
(P7、4-6参照)
17
7 高圧ガス使用における安全指針
7-1
液体窒素の液取り
液体窒素は、定期的に業者から購入し、機器分析センターの 110 室に保管している。
液取りは勝手してはいけない。使用者は、本学教員及び本学教員指導下の学生で、教員
の責任において液取りは許可される。
液取りをする方は、各年度初めに行なわれる機器分析センター主催の高圧ガス取り扱
いにおける安全教育の講習受講者が直接か、講習受講者指導の下で液取りをする。
7-1-1【液取りの際は】
1 初めての液取り作業は経験者に同行してもらい、具体的な方法を教えてもらう。
2 極低温なので、凍傷防止の備え付けの革手袋を使用する。
3 液取り作業中は持ち場を離れてはいけない。
4 液取り後は、後始末と液取り量を記録簿に記入する。
5 液取りに必要な場所以外に手を触れない。設備に異常を感じたら管理責任者か機器分
析 センターに知らせる。
7-1-2【使用の際は】
1 室内で液体窒素を使用するときは、換気に十分注意する。
2 液の色に注意し淡い水色であれば、酸素の混入のおそれがある。
その場合、有機物・可燃物との混合は、絶対にしないことと、直ちに管理責任者か機
器分析センターに知らせる。
3 凍傷に注意して使用する。
7-2
高圧ガスボンベ
高圧ガスボンベは定期的に検査することが法律によって義務づけられており、通常の
場合3年の使用期限が定められている。使用期限が過ぎた容器はガスが残っていても定
期検査を実施するので、速やかに納入業者に返却する。使用済みボンベも速やかに納入
業者に返却する。
【高圧ガス使用の際は】
7-2-1 ボンベは必ず立てておき、倒れないようにボンベを固定する。
7-2-2 必ずガスごとに指定の減圧弁を使用する。(不燃性ガスは順(右)ねじ、可燃性ガス
は逆(左)ねじ、ヘリウムは、アメリカねじと区別されている。)取付けの際に必ず
パッキン付けを忘れないように、また劣化したパッキンは、取り替える。
7-2-3 使用後はガスボンベの元栓を必ず閉じる。減圧弁で止めておくのは危険である。
7-2-4
毒性ガス・可燃性ガス・支然性ガスの取り扱いには特に注意が必要である。不活性
ガスでも気密性の良い部屋での使用は、酸素欠乏により窒息する危険性があるので
、換気に十分注意する。
18
7-2-5
7-3
特殊材料ガス使用には、法律等による規制があるので、安全管理委員会に御相談す
る。特殊材料ガスの種類は7-3に記した。
特殊材料ガスの種類
7-3-1 シリコン系
モノシラン
ジクロルシラン
7-3-2 ヒ素系
アルシン
フッ化ヒ素(Ⅲ)
塩化ヒ素(Ⅲ)
7-3-3 リン系
ホスフィン
三塩化シラン
四フッ化硅素ジシラン
フッ化ヒ素(Ⅴ)
塩化ヒ素(Ⅴ)
フッ化リン(Ⅲ)
塩化リン(Ⅲ)
フッ化リン(Ⅴ)
塩化リン(Ⅴ)
7-3-4 ホウ素系
ジボラン
三フッ化ホウ素
7-3-5 金属水素化物
セレン化水素
モノゲルマン
オキシ塩化リン
三塩化ホウ素
テルル化水素
三臭化ホウ素
スチルビン
水素化スズ
7-3-6 ハロゲン化物
三フッ化窒素
フッ化タングステン(Ⅵ)
塩化スズ(Ⅵ)
フッ化モリブデン(Ⅵ) 四フッ化硫黄
四塩化ゲルマニウム
塩化アンチモン(Ⅴ) 塩化タングステン(Ⅵ) 塩化モリブデン(Ⅴ)
7-3-7 金属アルキル化物
トリメチルガリウム
トリエチルガリウム
トリエチルインジウム
19
トリメチルインジウム
8 保安、整理・整頓・清掃
8-1
研究室及び実験室には、どの様な災害の危険があるか
引火性、爆発性あるいは毒性のある薬品、高電圧電気、高速回転機器、高圧機器、
ハイテク機器(レーザー、放射線、組み換え実験)等、災害の起こり得る可能性の機器
の所在を明示する。
8-2
その災害は、どこで、どのような場合に起こるのか
危険な設備、機械、薬品等は、どのような時、どのように扱った時、災害が発生す
るかを知らせ、それらの正しい扱い方を記載する。
8-3
危険な研究を行う場合、どのような状況になるか
災害発生時、その被害状況がどのようになるかを記載し、研究を安全に行う方法を
理解させ、災害などが起きた時、適切な判断で処置を行えるようにする。
8-4
災害発生時、その被害を少なくするにはどのように対処するか
災害発生時、その被害を最小にするための方法を記載し、事前にこれを熟知させる。
8-5
安全上に関しての整理・整頓・清掃
身の回りの整理・整頓・清掃に心掛ける。
常に動きやすい環境を整えておくようにする。
特に、非常口、消火器の設置場所、消火栓の周りには十分注意を払う。
さらに、避難路の確保として作業場所と通路の区別を明確にする。
20
9 自主点検
自主点検は日常行う「実験室・研究室の日常チェック」と定期的に行う「実験室・研究
室の安全チェックリスト」に点検項目をリストアップしてある。
日常行う「実験室・研究室の日常チェック」は表紙にも記載されている。
自主点検は安全に対する基礎的な必要事項である。点検の結果に安心する事なく常に危
険性の予知に心がけて安全性の高い実験室や研究室とする。
9-1
点検の実施
場 所
実施者
各実験室・研究室及びその付近。
室の責任者か又はその責任者に指示された者。
時
日常の点検・「実験室・研究室の日常チェック」
期
毎年9月に「実験室・研究室の安全チェックリスト」により実施する。
9-2
点検結果の報告
9月に行う「実験室・研究室の安全チェックリスト」の点検結果を理学部事務長に
渡す。
9-3
「実験室・研究室の日常チェック」
-1 整理整頓されているか。
-2 試薬は類別に保管されているか。
-3 溶媒・ガス使用の部屋の換気は十分か。
-4 廃液の処理は適切に行われているか。
-5 電気の配線は適切か。
-6 過度に多量の溶剤、酸、塩基等が保管されていないか。
-7 通路は確保されているか。
-8 器具・物品類の転倒、落下防止処置は十分か。
9-4
「実験室・研究室の安全チェックリスト」・・・・・・・・・・次頁
21
実験室・研究室の安全チェックリスト
平成
号室
年
月
担当者
日
印
学部長
安全委員
長
確
認
印
合否欄:○ 合格、△ どちらともいえない、× 不合格、—該当箇所無し
区分
適用
1
実
験
環
境
2
1
実
験
環
境
と
安
全
教
育
安
全
教
育
と
文
献
電
気
・
機
械
設
備
チェック事項
111
避難路を確保しているか。
112
棚を壁又は実験台に固定しているか(薬品棚を含む)。
113
棚に落下防止留めを取り付けているか(薬品棚を含む)。
114
落下、転倒の恐れのある物はないか。
115
通路に使用していない機器等を放置していないか。
121
取扱う薬品の危険性及び毒性について指導しているか。
122
実験操作上の危険性について指導しているか(薬品や機器類の取
扱い、運搬及び搬入出、学生一人の深夜実験の回避等を含む)。
123
薬品の安全性や処理に関する文献を完備しているか。
124
高圧ガスボンベの安全な取扱い方について指導しているか。
125
「実験室・研究室の安全マニュアル」を見やすい所に置いているか。
131
消火器を定位置に設置しているか。
132
懐中電灯を定位置に用意しているか。
133
救急用品を用意しているか。
141
実験台、流し台、ドラフト内の整理・整頓をしているか。
142
流し台および排水管及び排水溝に漏れはないか
143
ゴミ箱を適切に分類しているか。
144
注射針・注射筒は適切に処理されているか。
145
たまったゴミをすぐに処分しているか。
146
その他一般的な整理、整頓、清掃はよいか。
1
211
コンセント及びプラグに焼損、破損、過熱、変色した個所はないか。
電
気
設
備
212
配線(コード)を通路にはわせていないか。
213
たこ足配線になっていないか。
214
コードに老化、破損はないか(磨耗やひび割れ等)。
221
装置の据付に不安定な所はないか。
222
通路に突き出した部分はないか。
3
保
安
設
備
4
整
理
・
整
頓
2
番号
2
機
械
設
備
223
安全作業性(バルブ、スイッチの位置、作業スペース)を考慮してい
るか。
224
モーター類に異常音や異常加熱はないか。
225
使用しているドラフトの排気(換気)は充分か。
22
合否
備考・所在情
報
区分
適用
番号
1
保
管
庫
311
薬品を類別ごとに保管しているか。
312
鍵の保安管理を徹底しているか(設置、保管、施錠)。
313
医薬用外毒物及び劇物の表示は明確か。
3
321
薬品の購入・保管の少量化に努めているか。
薬
品
及
び
毒
322
保管している薬品名の表示は明確か。
323
容器に異常はないか(ひび割れ、材質、頑丈さと劣化、密閉等)。
324
薬品の保管方法は適切か(直射日光、冷蔵庫内、転倒の危険性等)。
325
古くなった(変質し易い)薬品を保存していないか。
326
公害上規制されている薬品を考慮し適切に取扱っているか。
3 毒物
331
毒物管理簿に入出量等を記入しているか。
4劇物
341
劇物管理簿に保管量を記入しているか(概ね6ヶ月に一度)。
5 運搬
351
危険物庫からの搬入搬出に伴う危険性の対策を徹底しているか。
401
ガス漏れの確認を定期的にしているか。
402
運搬時に保護用キャップを付けているか。
403
ボンベを固定しているか。
404
配管やホースの接続個所を適切に処置しているか。
405
ボンベを長期間放置していないか。
511
廃溶媒入れの保管場所は遮光、転倒防止の対策をしているか。
512
可燃性廃溶媒と不燃性廃溶媒(ハロゲン系溶媒)を区別しているか。
513
廃溶媒に強酸の混入はないか(廃液ドラム缶の腐食防止)。
514
廃溶媒を定期的に廃棄しているか。
521
重金属、特定ハロゲン化物の垂れ流しはないか。
522
規制された有機溶媒の水流アスピレーターによる垂れ流しはないか。
523
廃酸や廃アルカリを中和しているか。
531
指定された有害物質を含む溶液を流しに流していないか。
532
有害物質は処理マニュアルに従って処理しているか。
2
薬
品
・
劇
物
4
高
圧
ガ
ス
ボ
ン
べ
1
廃
溶
媒
5
廃
棄
2
排
水
処物3
理質有
の害
4
そ
の
他
541
542
チェック事項
低温着火性の危険物、過酸化物が付着した実験カスを適切に処理
しているか。
廃棄上、規制された薬品の廃棄対策をしているか。
(その他全体を通しての附属事項や意見)
23
合否 備考・所在情報
10
監
視
1号館の安全システム
項
目
火災
防火扉の作動
感
知
器
監
視
室
各部屋の天井に煙感知器
*
清光会館の守衛室
煙感知器により作動する
* 11号館監視室
1号館の事務室にも監視
盤設置
ガス漏れ
ガス漏れ検知器
ガス設備のある部屋で警報
24
11
マニュアルの改訂
法規上、安全上又はその他必要性によるマニュアルの変更又は追加は理学部の防災委員
・関係者と防火管理者(管材課長)の協議により行う。
資料 1
範囲と目的
危険物貯蔵所の運用マニュアル
理学部の危険物貯蔵の危険物の取扱、貯蔵の取り決めである。
消防法規の遵守と多種の危険物を安全に取り扱う事を目的とする。
目
次
1
危険物の搬入と搬出(曜日と時間)
2
廃液(可燃性廃油、不燃性廃油、廃水液、廃棄薬品)
3
4
搬入出の記録
例外処置
5
6
例外処置の危険物取扱者又は取扱立会い者
安全管理
7
自主点検
8
規定の変更
1
危険物の搬入と搬出(曜日と時間)
1-1
1-2
危険物の搬入搬出
取扱曜日
時
間
取扱責任者の待機場所
1-3
2
搬入出の伝票の記入
・・・危険物取扱責任者が立ち合う
・・・月、水、金(休日を除く)
・・・13時~17時
・・・機器センター事務室(内線6293)
・・・年月日、指導教員名、氏名、品名、数量
立会い者はサインか捺印をする
廃液(可燃性廃油、不燃性廃油、廃水液、廃棄薬品)
2-1
可燃性廃油
理学部危険物倉庫B( 中央) の可燃性用ドラム缶に入れる。
2-2 不燃性廃油
理学部危険物倉庫B( 中央) の不燃性用ドラム缶に入れる。
2-3 廃水液 廃棄薬品
容器に薬品名、研究室名、氏名を記入する。
禁水性、自然発火性の物は取扱の注意事項を明記する。
理学部は理学部内でまとめて廃棄業者を通じて処理する。
25
3
搬入出の記録。(危険物取扱責任者が行う。)
1-3 の伝票により品種別の危険物出納書に転記する
4
例外処置
(危険物取扱責任者が不在の時で緊急を要する時の危険物の搬入出)
理学部の危険物管理の代表者に知らせ危険物の搬入出を行う。
伝票を記入して後で危険物取扱責任者に渡す。
理学部代表者
5
例外処置の危険物取扱者又は取扱立会い者
5-1
危険物取扱者免状の所有者で保安講習を受講し有効期間内の者。
5-2
予め学部の危険物に関する代表者に知らせている者。
*危険物を多く取り扱う研究室では危険物取扱者免状の取得に努めること。
6 安全管理
6-1 保管
6-1-1 容器内の薬品が何で有るかすぐ判る事。容器の上部に品名、購入者名又は
研究室名を入庫の時に明記する。
6-1-2 整理整頓、指定された場所に品種別に置く。
6-1-3 先入れ先出しをする事。
6-1-4 使用予定の無い薬品は他の研究室での使用依頼等の処置をする。
6-1-5 廃棄する空缶は残留危険物やその蒸気を抜いて潰し、金属廃棄物置場に廃棄する。
6-2
安全に関する取り決め
6-2-1 許可品名、数量の厳守
許可外の危険物の貯蔵、許可数量を越える危険物の貯蔵は消防署に変更手続をし
なければ貯蔵取扱をしてはいけない。許可外の危険物を貯蔵するときは、危険物取
扱責任者(管財課)に相談する。
その危険物の貯蔵(購入)は消防署の貯蔵変更手続の認可後に行う。
6-2-2 許可品名と同種の薬品と塩酸・硫酸の貯蔵
4類の許可品と同種の少量の薬品の場合は許可品として見なす。
例 イソプロピルアルコールに対しプロピルアルコール,ブチルアルコール等。
塩酸・硫酸は6類の貯蔵所に貯蔵する。(理学:南側)
(H7 年 5 月 6 日消防署の点検時確認。少量= 少危未満とする。)
26
7
自主点検
7-1
危険物取扱責任者は年2回4月と10月に危険物貯蔵所の点検を行う。
7-2
7-3
点検は理学危険物貯蔵所自主点検表に従って行う。
点検結果に問題があれば危険物取扱責任者は速やかに解決をはかる。
8
規定の変更
8-1
規定の変更の必要を生じた時は理学部の代表者、
管財課長、危険物取扱責任者の合議による。
8-2
8-3
変更の内容は消防関係法令に合致していること。
規定の変更は実施日、変更の箇所を関係部署に知らせる。
27
資料 2
応急処置の概要
人身事故
具体的な内容
応
急
処
置
けいれんを起こしたり、意識不明の場合呼吸を維持
する以外は素人が手を下してはいけない。
飲み込んだ場合
薬品による
中
毒
新 鮮 な 空 気 の 場 所 に 移 し 、衣 服 を ゆ る め る 。
吸入した場合
皮膚に付着した場
人工呼吸を行う。
水で皮膚をビシャビシャに濡らす。衣服を
脱がせながら皮膚に水を掛ける。
合
目に入った場合
流水で5分以上洗う。
早く水で冷やす、痛みと熱さを感じなくな
火
傷
る ま で 冷 や す 。 (15 ~ 30 分 間 )
や
け
ど
※被服に覆われた部分を火傷した時は、
着せたままで水をかける。
凍
傷
ガラスなどに
よる外傷
寒剤等による凍傷
40℃ 以 下 の お 湯 の 中 に 20 ~ 30 分 間 浸 す 。
傷 口 が 汚 れ て い れ ば 、水 道 水 で 洗 っ て か ら 、
切
傷
タオル等の幅の広い布で止血する。
感電では体の硬直を伴うので、人工呼吸や
感
電
電気ショック
マッサージを行う。
皮膚に切り傷がある時は、傷口を水道水等
打
骨
で洗う。
撲
折
腫れてくる様なら、氷嚢等で冷やす。
手足の骨折
骨折箇所を確認し、少し長めの副木をあてて患部を
固定する。
つづく
28
人身事故
放射線被爆
具体的な内容
応
急
処
置
適切な治療法がないので、予防に万全を期すしかな
い。
周囲の危険物を取り除き。安全な場所に移す。
衣服をゆるめて、横向きの姿勢で安静に寝かす。
けいれんが起き
た時
頭部を怪我した
とき
耳元で声をかけて意識の状態を調べ、同時にはいた
り、痙攣したりしないかを観察する。
頭部外傷では、たとえ受傷時にはっきりしていても、
時間の経過とともに意識障害が現れてくることがあ
る。時間を追って見ることが大切である。
※ 状態により早く専門医の診察・治療を受けること。
29
資料 3
特別管理産業廃棄物
1
廃液等の表示
廃液等に含まれる薬品名をその容器の見やすい所に明示する、廃液等の処理をスムース
に安全に行うためである。
場合により取扱上の注意も必要である。
2
特別管理産業廃棄物の処理
廃棄物の処理及び清掃に関する法律第十四条により、知事の認可を受けた、特別管理産
業廃棄物収集運搬業の業者により処置する必要がある。
廃棄物の排出者は廃棄物の種類、特別管理産業廃棄物の種類、名称等をマニフェスト(
産業廃棄物管理伝票)に記入して、廃棄物収集運搬業者に渡す。
(廃油や薬品の廃液の処理は特別管理産業廃棄物処理業者で行っている。)
3
特別管理産業廃棄物の種類
廃油(揮発油類、灯油類及び軽油類)
廃酸(pH2以下の物)
廃アルカリ(pH12.5 以上の物)
感染性産業廃棄物
特定産業廃棄物
ア
イ
廃石綿等
金属等を含む廃棄物(下表の通り)
○印
該当
Hg
Cd
Pb
※ OP
Cr + 6
As
CN
※ トリ
※ テトラ
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
汚
泥
廃
油
廃
酸
○
○
○
○
○
○
○
○
○
廃 アルカリ
○
○
○
○
○
○
○
○
○
※
4
OP →有機リン。
テトラ →テトラクロロエチレン
トリ→トリクロロエチレン
他有害物質として
PCB(ポリ塩化ビフェニル)又は PCB 含有物。
その他必要事項
産業廃棄物に含まれる上記以外の有害物として銅、亜鉛の含有の明示が必要である。
マニフェスト(産業廃棄物管理票) 参照
30
平成 28 年 6 月 1 日
12.理学部化学科実験室・研究室安全マニュアル(補則)
理学部安全委員会
平成 8 年にすでに城西大学防災管理委員会より「実験室・研究室の安全マニュアル」が発行されて
おり、各研究室に配布されている。このマニュアルは、その中から特に薬品等の保管・管理、廃棄につ
いての事項を中心に補足・追加したものである。
1.緊急連絡
事故発生
大声で周囲に知らせる。
5144
5165
総務課
守衛
火事、救急
夜間
5167
5187
保健センター
営繕課
怪我、応急手当
ガス漏れ、水道、電気
救急病院
坂戸中央病院
埼玉医科大学付属病院
近くの病院
明海大学付属病院
坂戸眼科医院
049− 283− 0019
049− 276− 1111
049− 285− 5511
049− 283− 4303
「実験室・研究室の安全マニュアル」には以下の項目が掲載されている。
1. 実験室・研究室の安全マニュアル/2. 電気機器設備/3. 機器装置/4. 実験/5. 消防法による危険物と貯
蔵取扱規制/6. 廃棄物の処理/7. 高圧ガス使用における安全指針/8. 保安、整理・整頓・清掃/9. 自主点検
等
2. 毒物・劇物の管理
各研究室に「毒物及び劇物の管理簿」が配布されている。
医薬用外毒物は残量を毒物管理簿(別紙様式1)に記入し、使用した際は、その都度、使用年月日、
使用量および利用者名を毒物管理簿に記入する。毒物の残量がゼロになった時は、毒物管理簿を薬学
部事務室に提出する。
医薬用外劇物は概ね半年に1回、保管量を劇物管理簿(別紙様式2)に記入する。
<注>保管設備(保管庫の条件)については、「毒物及び劇物の管理簿」を参照
「毒物及び劇物の管理簿」には以下の項目が掲載されている。
1. 毒物及び劇物危害防止管理規程/2. 管理組織/3. 緊急連絡網/4. 毒物管理簿/5. 劇物管理簿/6. 毒物の
一覧表、劇物の一覧表及び特定毒物の一覧表
3. ボンベ
ボンベの取り扱いについては「実験室・研究室の安全マニュアル」を参照
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4.有害物質等の取扱い
有害物質一覧(水質汚濁防止法第 2 条第 2 項第 1 号の法令で定める物質)
カドミウム及びその化合物
シアン化合物
有機リン化合物
(パラチオン、メチルパラチオン、メチルジ
メトン及び EPN に限る。)
鉛およびその化合物
六価クロム化合物
ヒ素及びその化合物
水銀及びアルキル水銀その他水銀化合物
セレン及びその化合物
ほう素及びその化合物
ふっ素及びその化合物
アンモニア、アンモニウム化合物、亜硝酸化合物及び硝酸化合物
ポリ塩化ビフェニル
トリクロロエチレン
テトラクロロエチレン
ジクロロメタン
四塩化炭素
1,2-ジクロロエタン
1,1-ジクロロエチレン
1,2-ジクロロエチレン
1,1,1-トリクロロエタン
1,1,2-トリクロロエタン
1,3-ジクロロプロペン
チウラム
シマジン
チオベンカルブ
ベンゼン
塩化ビニルモノマー
1,4-ジオキサン
廃液の捨て方
有害物質等は流しに流さないで適切に処理する。
(1)各研究室での廃液の分別
1.一般有機溶媒、2.ハロゲン系溶媒含有溶媒、3.含水有機廃液、4.重金属廃液、
5.アンモニウム塩、亜硝酸塩、硝酸塩等。
(2)器具洗浄についての注意点
水質基準の点から、絶対に流しに捨ててはならない溶媒がある。特に上記有害物質を扱ったガラ
ス器具等(フラスコ、分液ロート等)は、洗浄前にアセトン、メタノール等でそれら溶媒を洗い
廃液用のポリタンクに捨てる。以上の操作を3回繰り返してから器具を水で洗浄する。
(3)含重金属廃液
ポリタンクに連絡先(研究室名等)、成分を表記し、年 1 回専門業者に処理を委託する。
(4)アンモニア、アンモニウム塩、亜硝酸塩、硝酸塩の溶液は定期的に指定された排水桝に直接廃棄
する(アンモニア・硝酸・亜硝酸は中和して塩にしてから廃棄する)。
(5)上記有害物質一覧にない酸・アルカリ
流せるものについては、中和処理後流す。
○環境汚染物質排出移動登録(PRTR)について
年度末に「第一種指定化学物質」に関して調査(購入総量、残存保有量)があります。
5.ドラフトの排気
有毒気体は分解トラップを通して無害化し、排気する。
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◎化学物質の物性、取扱についての情報
1.化学防災指針集成 日本化学会編 丸善
全物質とも次の 23 項目についての記述があります。
1. 名称/2. 国際危険物/3. おもな物理的性質/4. おもな化学的性質/5. 発火・爆発性/6. 腐食性/7. 生体に対
する有害性/8. 環境影響/9. 用途/10. 分析試験および検知方法/11. 出荷容器/12. 輸送上の注意/13. 貯蔵上の
注意/14. 使用・製造上の注意/15. 漏出時の注意/16. 廃棄物の処理/17. 火災時の処置/18. 衛生上の予防処置/
19. 応急処置/20. 教育・訓練/21. 災害事例/22. 参考文献/23. 関連法規
2.国際化学物質安全性カード:International Chemical Safety Cards (ICSC)
ICSC ホームページ http://www.nihs.go.jp/ICSC/
国際化学物質安全性計画 (IPCS) が作成している国際化学物質安全性カード (ICSC) を国立
医薬品衛生研究所 (NIHS) が IPCS の許可を得て日本語に翻訳している。
収載物質一覧表からの検索、物質や CAS 番号からの検索、収載物質の構造検索ができる。
6.学内のゴミ取り扱い
平成 17 年 1 月 25 日付(改訂 5/18)で、営繕課長より「ゴミ出しの要領についてのお願い」が配布
された。熟読して、ゴミ排出についての分別方法・集積場所等を厳守してすること。
<重要> 医療用・実験ゴミは、一般ゴミ中には絶対に混入させないこと。
○「医療用・実験ゴミ出し」の要領の補足を下記に示す。
種 別
注射針
注射筒
血液付着物
ガラス類
ゴム手袋
内 容
梱包方法
動物実験に使用した注射針および注射筒等は、
高圧滅菌する。重量を量り指定の廃棄容器に入
廃棄容器
れる(記録簿に必要事項を記入)。
(15 kg ボックス)
付着物を洗い流した後で出す。
指 定 場 所
(透明の袋で可)
指 定 場 所
(透明の袋で可)
付着物を洗い流した後で出す。
プラスチック マイクロピペットのチップ、各種チューブ等は
(チップ、チュ 付着物、中身を洗い流した後で出す(チップ、 指 定 場 所
ーブ)
チューブ等はそれぞれ分別し梱包する)
。
(透明の袋で可)
包装用のフィル 内容物を完全に取り除いた後に出す(チューブや 青色マークの袋
ム・袋・ケース 注射筒等の無いこと)
(透明の袋で可)
〇「試薬ビン」
ガロンビン以外のガラス試薬ビン、プラスチック試薬ビンはラベルをはがし、中身を洗い流した後、
乾燥し、分別して、栓をしないで指定の場所に出す。
ガロンビンは、納入業者への回収を徹底する。その際、ビンのラベルは剥さず業者に渡す。
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附則
この安全マニュアルは、平成 28 年 6 月 1 日から施行する。
平成 8 年 1 月 20 日 制定
平成 27 年 5 月 8 日 一部改正
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