会員拡大member

関東地区フォーラム2016
会員拡大ネットワーク推進セミナー
委員長挨拶
関東地区協議会実態調査アンケート
結果報告ならびに検証報告
関東地区協議会会員数の現状
拡大への取り組み
入会の壁、入会後のフォロー
成功事例
関東地区協議会
会員数の現状
日本全体の推移
38000
37000
36000
35000
34000
33000
32000
31000
30000
29000
全国平均:ピーク時から約
9パーセント減少
0
37080
0
35371
0
33212
0
32999
0
32396
0
32209
年度
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
会員数
35371
37080
33212
32999
32396
32209
【検証】2011年から2016年の6年間の日本青年会議所全体の人数の推移を調
べました。2012年度から2016年度まで4871名(約9%)の減少でした。
関東地区協議会の推移グラフ
8200
8000
7800
7600
7400
7200
2010年のピーク時から
約7%減少
8084
7744
2010年
2011年
7554
7608
7570
7514
2012年
2013年
2014年
2015年
全体の人数
年度
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
会員数
8084
7744
7554
7608
7570
7514
【検証】2010年から2015年の6年間の関東地区協議会の人数の推移を調べま
した。年度末の人数からその年の卒業生の数を引いた最終人数ベースで調べ
ました。2010年度から2015年度まで570名(約7%)の減少でした。数字自体は
2011年度から横ばいとはいえピーク時からは7%の減少という数字は更なる減
少を危惧しなければならないと考えます。
関東地区協議会の新入会員の推移
入会者数
2000
1802
1580
1500
1729
1563
1281
1000
500
0
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
年度
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
会員数
1281
1580
1802
1729
1563
【検証】2011年度からの入会者数の推移です。2013,2014年度は他の3年と
比べると比較的拡大に成功しているように見えます。しかし、ここに卒業生と
退会者数を入れますと・・・
新入会員と卒業生及び退会者の関係
2000
1500
純増に成功している年は
2013年度のみ!
1000
500
0
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
-500
純増数
入会者数
卒業生+退会者数
年度
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
会員数
1281
1580
1802
1729
1563
卒業生+退
会者数
1659
1770
1748
1767
1777
純増数
-378
-190
54
-38
-214
関東地区協議会
退会者数の現状
退会、除名となった理由
【仕事や家庭の事情】
・転勤、転職、勤務地の変更など
・仕事が多忙の為に参加できな
い。
・仕事との両立が難しくなった。
・JC活動を会社で理解してもらえ
ず、居場所がなくなった。
・JCと仕事、家族との折り合いが
つかなくなった。
・女性会員で結婚の為退会
・会社の倒産。
・親の介護の為。
・自分の仕事につながらない
【JC活動への不満】
・JCに魅力を感じない。
・年会費が高い。
・JCが良くわからない。
・JCの業務過多、やることが多す
ぎてつらい。
・入会したのは良いがフォローが
何もない。
・JCを理解せず入会し魅力を感じ
てもらえず退会。
・人間関係の悪化。
・周りのメンバーと合わない
退会者あるいは除名者が出ることについてどのように
とらえているか?
退会者・除名 組織に問題が 人間関係に問 問題があるが
題がある
者に問題があ ある
把握していな
る
い
31%
33%
23%
4%
問題はない
8%
【検証】退会理由は仕事及び家族、そしてJCへの不満と、この2つにあるようで
す。中にはどうすることもできない理由もありますが、少なくともJCへの不満は改
善すれば良くなる事は眼に見えて明らかです。その中で約5割以上のLOMがJC
内部の問題と捉えていることが解ります。早急に改善していくことが必要だと考
えます。
~拡大への取り組み~
LOM内にて拡大会議を実施していますか? また、拡大会議
の必要性はあると感じていますか?
実施している・・・
76%
実施していない・・・
24%
必要性があると感じている・・・
必要性はないと感じている・・・
95%
5%
拡大リストは作成していますか?
また拡大リストの人数は何名ですか?
作成している・・・
95%
作成していない・・・
5%
1~10名
11~20名
21~30名
31~40名
41~50名
50名以上
64%
18%
6%
2%
1%
9%
【検証】9割以上の方が拡大会議は必要だと感じていますが実際行っているLOMは7
6%と誤差があります。また、拡大リストの人数は1~10名と答えたLOMが64パーセ
ントと半分以上を占め見込み者リストの拡大すらできていない現状があるようです。
入会見込み者を増やすための工夫
・各例会事業後の比較的楽しめる懇親会に参加していただくことで見込み
者数を増やしている
・新入会員に紹介の連鎖を話して、協力してもらう。先輩(シニアクラブ)への
働きかけ。
・ABCのランク分けをして濃厚な順に連絡を小まめにしっかりとる様にしてい
ます。
・理事長自ら先陣を切って増やしている。結果、正副から委員長まで記入せ
ざるを得ない状況を作っている。
・JCポスターの作成及び配布
・近隣の会員同士でチームを構成し、情報出しを活性化している。
・全員で当事者意識を持ってもらう為に一人一人以上の名前を挙げてもらう
・グループ(室)単位での交流会を開催し、入会希望者に対しては丁寧な入
会説明会を実施している。
どのような事を心掛けて入会見込み者に
アプローチしていますか?
・青年会議所を理解してもらい、入ってから「思っていた団体と違う」とならないようにし
ている。
・相手の求めているものを探りJCなら埋められると説明する。
・いい面、悪い面をしっかりと説明する。
・様々な青年団体、活動団体がある中、青年会議所入会のメリットを差別化して伝達
をすること
・誰から誘われれば断られにくいのかを見極め、その人からJCの話をしてもらう。
・街活性化イベントを紹介、説明。同世代、同趣味など共感を得やすいメンバーによる
アプローチ。
・大人になってから、一生の付き合いのができる友情(友達)ができる場
・強い押し!
・青年会議所の運動とは何か等を、マニュアルを作成しメンバー全員が言っていること
を統一させる。
~入会の壁、入会後のフォロー~
あなたのLOMの入会金はいくらですか?
1万円未満
1万円以上~
3万円未満
3万円以上~
5万円未満
5万円以上~
10万円未満
10万円以上
9%
55%
13%
14%
9%
あなたのLOMの年会費はいくらですか?
10万円未満
10万円以上~
12万円未満
12万円以上~
15万円未満
15万円以上~
20万円未満
24%
36%
36%
3%
あなたのLOMの入会規定では例会参加の制
約についてどのように定めていますか?
特になし
例会1回の
参加
例会2回の
参加
例会3回以上
の参加
その他
20%
37%
25%
8%
9%
【その他の制約】
比較的厳しい制約
・すべての例会に参加
・例会3回、委員会3回以上の出席
比較的易しい制約
・制約は特に設けいない
・例会1回、委員会1回以上の出席
あなたのLOMの入会認証の行う月を限定していますか?
毎月入会できる
年2回
年6回
その他
93%
3%
1%
3%
新入会員セミナーはどのような頻度で開催していますか?
入会月に
開催
毎月開催
3ヶ月に1回
半年に1回
開催して
いない
9%
5%
11%
19%
55%
セミナーの内容やテーマ
・日本本会のプログラムを使っている
・歴史、沿革、JCIクリードなど理念について、青年会議所のスケールメリット、主な活
動内容など、JCの基礎的な知識を説明
・JCプロトコル、ロバート議事法、議案作成について
・VMVセミナーなど、JCの基本的な部分を理解するセミナーを開催している。
・JCの良いところ、JCの活用方法等
入会後のアフターフォロー
・必ず紹介者の委員会に配属させ交流が持ちやすい状況を作っている。
・経験のあるメンバーをバディとして、委員会とは別にフォローする人を設定している
・スポンサーと共に新入会員に事業の案内を頻繁にして参加を促し共に参加します。
・入会年度はアカデミー委員会に所属し、JCの基礎の習得と同期入会者同士のつな
がりを強くするように心がけている
・入会後青少年や街づくりといった事業がある委員会に所属してもらい事業を1から創
造する楽しさを体験する所から始めている。
各LOMの拡大成功例、失敗例
【失敗例】
・LOMの空気感として拡大委員会任せになっているのが現状。
・拡大担当委員会を作らず会議体として委員長副委員長によって委員会
メンバーを構成した結果、委員会での多忙さによりうまく稼働できなかった。
・現在人数も少なくなり、一人ひとりの役職の負担も増え、拡大委員会を設けず
拡大会議を月に一回行い、情報共有と拡大について会議する場を設けいて
いるが、議長や旗振り役と実働する人間の統率がうまく取れていない。
・会員拡大はLOM全体でやるものということになっているが、そのことに対する
メンバーの意識の低さ。
・全員が会員拡大の意識を持ってもらいたいと思っていますが、報告をするメン
バーからしかリストが更新されてこない。
各LOMの拡大成功例、失敗例
【成功例】
・3月に開催した、拡大担当例会にて50名のゲスト(入会対象者のみ)を募るために2月
に拡大公開委員会を開催しました。そこでまず、ロムメンバーの拡大に対する意識の醸
成を図り3月例会のゲスト動員へと流れを作った事で目標を達成することができました。
その結果、4月には4名の入会。今後も例会に参加頂いたゲストリストをもとに拡大運動
を展開していきます 。(公社)平塚青年会議所
・他LOMからではなく、地元の先輩に講師をお願いして拡大例会を開催した事で、身近
な成功例や体験談を聞く事ができ、メンバーの拡大意識が向上した。またその際、多くの
OBが参加してくれた為、オブザーバーの皆様にJCメンバー同士(先輩方を含む)の人間
関係の魅力を伝える事ができ、入会に繋げる事ができた 。小金井青年会議所
・6委員会設置しておりますが、委員会事業費を入れた委員会に歳入させるようにしまし
た。特に青少年及び地域開発系の委員会は例年に比べ非常に少ない年度予算であり、
「事業費欲しけりゃオブザーバー探して入れればその年会費を渡す」に近い表現で競わ
せてます。結果、2月までに6名入会ですがそのほとんどは青少年開発委員会に入りま
した。委員会同士で多少の温度差はありますが、奏功している感はあります。
(一社)館山青年会議所
アンケートの検証
関東地区協議会の人数の推移
日本青年会議所全体の会員数
8200
570名(約7%)の
4871名(約9%)の
減少 減少
38000
36000
8000
34000
7800
32000
7600 30000
7400 28000
2012年
7200
2010年
2011年
2013年
2012年
2014年
2013年
2015年
2014年
日本青年会議所全体の会員数
関東地区協議会の人数の推移
2016年
2015年
アンケートの検証
退会にいたる理由
内部に問題がある
5割以上が
会全体の拡大意識が
向上しない
求められるものは!!
トップの力強いリーダーシップ
3.成功事例の発表
発表者
栃木ブロック協議会
一般社団法人栃木青年会議所
理事長 森川 剛君
~テーマ~
「拡大に対する理事長のスタンス」
・AWARDS JAPAN 2015「LOM人数別拡大賞」
ゴールデンゴング取得
・2015年度 49名の拡大
発表者
千葉ブロック協議会
公益社団法人千葉青年会議所
直前理事長 直井 孝祐君
~テーマ~
「拡大の手法」
・AWARDS JAPAN 2015「LOM人数別拡大賞」
ゴールデンゴング取得
・2015年度 47名スタート38名の拡大に成功
発表者
茨城ブロック協議会
一般社団法人茨城南青年会議所
理事長 大久保 剛君
~テーマ~
「拡大の継続及び新入会員のフォロー」
・2008年度から2015年度まで拡大純増に成功
・40名前後のLOMから現在は139名のLOMへ
・拡大に成功しながらも例会出席率を80%以上をキープ
(一社)茨城南青年会議所
拡大セミナー(出席率)について
拡大数の推移
グラフA:会員数推移
18
42
入会者数
拡大者数
7
29
49
2013
68
91
2015
45
54
79
2014
員
大
36
会
2012
26
2011
18
4
16
2010
22
4
15会
5
15
2009
30
8
2008
6
6
2007
2006
35
100名ライ
ン
22
6
4
8
8
4
0
周
年
出席率を保つ手法その1 バディ制度
2014年度
理事メンバー 40グループ
3年以上メンバー20グループ
新入会員
アカデミー会員
決まり事
☆月に一度必ず、バディ同士が
会う事
更に、育児に優しい産休制度の
導入
女性、男性共に
(例会参加時に会う事も可)←ここがミソ
(最大2年間の育児猶予期間の導入)
←ここがミソ
出席率を保つ手法その2 バディ制度
2015年度
既存メンバー
新入会員
既存メンバー
新入会員
既存メンバー
新入会員
決まり事
☆月に一度必ず、バディグループ
で行動する事
(例会参加時に会う事も可)
←ここがミソ
出席率を保つ手法その3 バディ制度
2016年度
ア
ウ
ト
ド
ア
ゴ
ル
フ
決まり事
☆月に一度必ず、バディサーク
ルが集う事
ス
ポ
ー
ツ
娯
楽
(例会参加時に会う事も可)←ここがミソ
まとめ
• アカデミーメンバーがスリープしない状
況づくり
• 新メンバーが、新メンバーを誘う状況づ
くり
• だからこそ
機会の提供をとめない!!
ご清聴ありがとうございまし
た
発表者
東京ブロック協議会
公益社団法人武蔵野青年会議所
直前理事長 町田 信介君
~テーマ~
「拡大に対する意識改革」
・2015年度 70名スタートから45名の拡大
総評
アンケート記入
閉会