解析サーバー RAID 解析サーバー用RAIDシステム システム [TRA16UG2421] の使い方 の使い方 解析サーバー用 システム ここでは、ハードディスクの障害発生時の対応、及び交換方法について説明します。 この文章は、解析サーバーに接続されているRAIDシステムについてのマニュアルです。 公開サーバーのRAIDシステムとはスペアHDDの認識のさせ方が違いますので注意してください。 ハードディスク故障時の対応 ハードディスクに異常が発生した場合、異常のあるハードディスクのトレイ脇にあるLEDが赤く点灯し、アラ ーム音が鳴ります。この時、RAIDシステムのディスプレイにはSLOT=xx、Drive Failureという表示がされます ので、RAIDシステムのディスプレイの裏側に書かれてるスロット対応表で異常のあるスロットを確認し、その トレイのハードディスクを、予備のハードディスクと交換してください。RAIDは、正しく設定されたホットスペアが あった場合、ハードディスクの異常を確認した時点で、そのハードディスクを使って、RAIDの再構築を始めます。 注)この作業は電源を入れたまま行ってください。 交換したハードディスクをスペアとして認識させる 交換したハードディスクを、RAIDシステムに組み込みます。 このハードディスクをRAIDのホットスペアとして認識させるために、以下の操作を行ってください。 RAIDシステムのディスプレイには、Esc、↓、↑、Ent、の4つのキーがあり、この4つのキーを使って 操作を行うことができます。基本的な操作方法は次のようになります。 ↓、↑ の二つのキーで選択肢の間を行き来し、Entキー(短押し)で選択、そして重要な決定は Entキー(長押し)で行います。一つ前のディレクトリに戻る、といった操作はEscキーで行います。 初期の画面はA16U-G2421と表示されています。違う表示がされている場合は、Escキーを何度か押すか、 Enterキーを長押しした後、Escキーを何度か押して、初期の画面に戻して下さい。 A16U-G2421と画面に表示されている状態で、Entキーを2秒間長押しします。↓を何度か押して、View and Edit Drivesを選択し、Entキーを押してください。そして↓、↑キーを押し、交換したスロット番号の画面に進むと、 "SLOT=xx xxxMB NEWDRV"、あるいは"SLOT=xx xxxMB USED DRV"(注1)という表示がされています。 そこでEntキーを1回押し、↓キーでAdd Global Spare Driveの画面に移動し、Entキーを押すとAdd Global Spare Drive ? という表示に変わります。 そこでEntキーを2秒長押しすることでGlobal Spare Drive(注2)として認識され、画面上にもAdd Globel Spare Drive Successfulと表示されます。 交換したスロット番号の画面に戻って、"SLOT=xx xxxMB GlobalSB"と表示が変わっていることを確認してください。 以上の操作で、交換したハードディスクがホットスペアとして認識されるようになります。 RAIDの再構築中も、性能は低下しますが、RAIDへのアクセスは可能です。 RAIDの再構築が終了しますと、通常通りの使用が可能となります。 注1) NEW DRV、USED DRVどちらの表示も弊社でのテストの内容によるものであり、負荷試験及び検証を 行ったものを、予備のハードディスクとして納めております。 注2) Global Spare DriveとはRAIDシステムの中に複数のRAID(Logical Group)が存在した場合、各RAID間 共有でホットスペアとなれるドライブのことです。各RAID専用に設けられたホットスペアはLocal Spare Driveといいます。本RAIDシステムにおいてはRAIDは1つしか存在していないため、どちらを選んだ 場合にも違いはありません。 RAIDシステム故障時の システム故障時の Mailによる連絡 による連絡 本RAID システムは、ハードディスクやRAIDシステムに異常が発生した場合、サーバにMailを送信するように 設定してあります。 Mailはroot@n000、beowulf@n000の2つのアドレスへ送るように設定しておりますので、root、あるいはbeowulf としてサーバにログインして、mailと入力することで確認できますので、時々確認してください。 Copyright © 2005 株式会社 ナベ インターナショナル
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