管内地域銀行の平成 28 年3月期決算の概要

平 成 28 年 6 月 24 日
関 東 財 務 局
管内地域銀行の平成 28 年3月期決算の概要
1.損益の状況
○
実質業務純益は、資金利益が減少したものの、経費の減少等により、前年同期とほぼ
同水準。
○
当期純利益は、与信関係費用の減少及び株式等関係損益の増加等により、前年同期に
比べ、8.0%の増加。
(単位:億円)
26 年3月期 27 年3月期
業務粗利益
資金利益
役務取引等利益
債券等関係損益
うち、債券等償却(※)
経費(※)
実質業務純益
与信関係費用(※)
株式等関係損益
うち、株式等償却(※)
当期純利益
※
14,445
12,190
1,739
118
▲2
▲8,953
5,492
▲753
453
▲10
3,492
前年同期比
増減額
増減率
▲93
▲0.6%
▲166
▲1.3%
+6
+0.3%
+87
+297.5%
+0
+21.0%
+121
+1.3%
+28
+0.5%
+60
+31.0%
+146
+47.9%
▲14 ▲148.6%
+299
+8.0%
28 年3月期
14,458
11,980
1,908
▲29
▲4
▲9,009
5,449
▲194
304
▲9
3,715
14,365
11,814
1,914
58
▲3
▲8,888
5,477
▲134
451
▲23
4,015
債券等償却、経費、与信関係費用及び株式等償却については、正の値は益を、負の値は損を表す。
(参考)
26 年3月期
27 年3月期
28 年3月期
93.8 兆円
68.6 兆円
96.7 兆円
71.1 兆円
99.1 兆円
73.4 兆円
預金(末残)
貸出金(末残)
前年同期比
増減額
増減率
+2.3 兆円
+2.4%
+2.2 兆円
+3.2%
2.不良債権の状況
○
不良債権額は前年同期に比べ減少、不良債権比率も低下。
26 年3月期
17,482 億円
2.52%
不良債権額
不良債権比率
27 年3月期
16,010 億円
2.22%
28 年3月期
14,971 億円
2.02%
前年同期比
▲1,039 億円
▲0.20 ポイント
3.自己資本比率の状況
○
自己資本比率は前年同期に比べ低下。
(国際統一基準行:4行)
27 年3月期
(国内基準行:19 行)
28 年3月期
総自己資本比率
14.23%
13.74%
Tier1比率
12.89%
12.96%
普通株式等 Tier1比率
12.81%
12.89%
27 年3月期
自己資本比率
(注1)管内地域銀行の集計対象は23行(地方銀行13行、第二地方銀行9行及び埼玉りそな銀行)
。
(注2)計数は単体ベース。ただし、不良債権の計数(与信関係費用、不良債権額及び不良債権
比率)については、再生専門子会社分を含む。
(注3)今後、各行の精査等の中で変動し得る。
10.69%
28 年3月期
10.45%
【お問い合わせ先】
関東財務局理財部 金融監督第 1 課
TEL 048-600-1145
平成 28 年6月 24 日
関 東 財 務 局
管内信用金庫の平成 28 年3月期決算の概要
1.損益の状況
○ 実質業務純益は、資金利益の減少等により、前年同期に比べ 7.8%の減少。
○ 当期純利益は、与信関係費用は引続き減少したものの、株式等関係損益の減
少等により、前年同期に比べ 6.6%の減少。
(単位:億円)
業務粗利益
資金利益
役務取引等利益
債券等関係損益
うち、債券等償却(※)
経費(※)
実質業務純益
与信関係費用(※)
株式等関係損益
うち、株式等償却(※)
当期純利益
26 年3月期
27 年3月期
28 年3月期
6,990
6,385
299
267
▲4
▲5,250
1,739
▲551
189
▲0
1,069
6,828
6,194
297
296
▲7
▲5,240
1,588
▲333
153
▲0
1,147
6,572
6,058
299
198
▲14
▲5,108
1,463
▲320
139
▲3
1,071
前年同期比
増減額
増減率
▲256
▲3.7%
▲135
▲2.1%
+1
+0.5%
▲97 ▲33.0%
▲6 ▲82.5%
+131
+2.5%
▲125
▲7.8%
+13
+4.1%
▲13
▲9.0%
▲2 ▲388.5%
▲75
▲6.6%
※ 債券等償却、経費、与信関係費用及び株式等償却については、正の値は益を、負の値は損を表す。
(参考)
預金積金(末残)
貸出金 (末残)
26 年3月期
27 年3月期
28 年3月期
47.0 兆円
23.8 兆円
48.2 兆円
24.3 兆円
48.9 兆円
24.9 兆円
前年同期比
増減額
増減率
+0.7 兆円
+1.6%
+0.6 兆円
+2.5%
2.不良債権の状況
○ 不良債権額は前年同期に比べ減少、不良債権比率も低下。
26 年3月期
不良債権額
不良債権比率
14,679 億円
6.11%
27 年3月期
14,039 億円
5.74%
28 年3月期
12,788 億円
5.10%
前年同期比
▲1,250 億円
▲0.64 ポイント
3.自己資本比率の状況
○ 自己資本比率は前年同期に比べ低下。
26 年3月期
自己資本比率(※)
11.15%
27 年3月期
11.07%
28 年3月期
10.92%
前年同期比
▲0.15 ポイント
※ 自己資本比率は、新国内基準により算出。
(注1)管内信用金庫の集計対象は72金庫。
(注2)計数は単体ベース。
(注3)今後、各金庫の精査等の中で変動し得る。
【お問い合わせ先】
関東財務局理財部 金融監督第2課
TEL 048-600-1148
平成 28 年6月 24 日
関 東 財 務 局
管内信用組合の平成 28 年3月期決算の概要
1.損益の状況
○ 実質業務純益は、資金利益の減少等により、前年同期に比べ 14.5%の減少。
○ 当期純利益は、与信関係費用は引続き減少したものの、実質業務純益の減少
等により、前年同期に比べ 7.3%の減少。
(単位:億円)
業務粗利益
資金利益
役務取引等利益
債券等関係損益
うち、債券等償却(※)
経費(※)
実質業務純益
与信関係費用(※)
株式等関係損益
うち、株式等償却(※)
当期純利益
26 年3月期
27 年3月期
28 年3月期
1,310
1,215
▲15
97
▲0
▲975
335
▲172
12
▲0
125
1,317
1,193
▲15
127
▲0
▲966
350
▲96
18
▲0
211
1,240
1,152
▲17
93
▲0
▲940
299
▲41
16
▲0
196
前年同期比
増減額
増減率
▲76
▲5.8%
▲41
▲3.4%
▲1
▲8.4%
▲34 ▲26.8%
+0
+21.8%
+25
+2.6%
▲51 ▲14.5%
+55
+57.0%
▲2 ▲11.7%
▲0 ▲558.1%
▲15
▲7.3%
※ 債券等償却、経費、与信関係費用及び株式等償却については、正の値は益を、負の値は損を表す。
(参考)
預金積金(末残)
貸出金 (末残)
26 年3月期
27 年3月期
28 年3月期
8.1 兆円
4.0 兆円
8.3 兆円
4.0 兆円
8.4 兆円
4.1 兆円
前年同期比
増減額
増減率
+0.1 兆円
+1.7%
+0.0 兆円
+1.5%
2.不良債権の状況
○ 不良債権額は前年同期に比べ減少、不良債権比率も低下。
26 年3月期
不良債権額
不良債権比率
3,614 億円
8.97%
27 年3月期
3,421 億円
8.39%
28 年3月期
3,064 億円
7.41%
前年同期比
▲356 億円
▲0.98 ポイント
3.自己資本比率の状況
○ 自己資本比率は前年同期に比べ低下。
26 年3月期
自己資本比率(※)
13.27%
27 年3月期
13.26%
28 年3月期
12.98%
前年同期比
▲0.27 ポイント
※ 自己資本比率は、新国内基準により算出。
(注1)管内信用組合の集計対象は53組合(26年3月期は55組合、27年3月期は54組合集計)。
(注2)計数は単体ベース。
【お問い合わせ先】
(注3)今後、各組合の精査等の中で変動し得る。
関東財務局理財部 金融監督第 3 課
TEL 048-600-1254