管内地域銀行の平成 28 年9月期決算の概要

平成 28 年 12 月 16 日
関 東 財 務 局
管内地域銀行の平成 28 年9月期決算の概要
1.損益の状況
○
実質業務純益は、債券等関係損益が増加したものの、資金利益や役務取引等利益の減
少等により、前年同期に比べ 6.53%の減益。
○ 中間純利益は、株式等関係損益の減少等により、前年同期に比べ 15.64%の減益。
(単位:億円)
26 年9月期
27 年9月期
28 年9月期
7,262
6,023
928
67
▲0
▲4,569
2,693
▲72
111
▲8
1,989
7,291
6,030
980
▲89
▲2
▲4,460
2,830
42
385
▲3
2,360
7,140
5,769
888
190
▲4
▲4,495
2,645
▲77
150
▲9
1,990
業務粗利益
資金利益
役務取引等利益
債券等関係損益
うち、債券等償却(※)
経費(※)
実質業務純益
与信関係費用(※)
株式等関係損益
うち、株式等償却(※)
中間純利益
※
前年同期比
増減額
増減率
▲150
▲2.05%
▲260
▲4.32%
▲91
▲9.36%
+280
+312.60%
▲2 ▲105.82%
▲34
▲0.78%
▲184
▲6.53%
▲120 ▲284.57%
▲234
▲60.89%
▲5 ▲149.86%
▲369
▲15.64%
債券等償却、経費、与信関係費用及び株式等償却については、正の値は益を、負の値は損を表す。
(参考)
26 年9月期 27 年9月期
預金(末残)
貸出金(末残)
94.3 兆円
69.7 兆円
96.6 兆円
72.2 兆円
28 年9月期
98.7 兆円
74.4 兆円
前年同期比
増減額
増減率
+2.0 兆円
+2.17%
+2.2 兆円
+3.06%
2.不良債権の状況
○
不良債権額は 28 年3月期に比べ減少、不良債権比率も低下。
不良債権額
不良債権比率
27 年9月期
15,420 億円
2.11%
28 年3月期
14,971 億円
2.02%
28 年9月期
28 年3月期比
14,439 億円
▲531 億円
1.92%
▲0.10 ポイント
3.自己資本比率の状況
○
○
国際統一基準行の総自己資本比率は、28 年3月期に比べ低下。
国内基準行の自己資本比率は、28 年3月期に比べ上昇。
(国際統一基準行:4行)
28 年3月期
13.74%
総自己資本比率
12.96%
Tier1比率
12.89%
普通株式等 Tier1比率
(国内基準行:19 行)
28 年9月期
13.46%
12.69%
12.69%
自己資本比率
28 年3月期
10.45%
28 年9月期
10.61%
(注1)管内地域銀行の集計対象は23行(地方銀行13行、第二地方銀行9行及び埼玉りそな銀行)。
(注2)計数は単体ベース。ただし、与信関係費用・不良債権の計数には、再生専門子会社分を含む。
(注3)今後、各行の精査等の中で変動し得る。
【お問い合わせ先】
関東財務局理財部 金融監督第 1 課
TEL 048-600-1145