加西市宿泊施設整備事業 プロポーザル公募要項

加西市宿泊施設整備事業
プロポーザル公募要項
平成 28 年 6 月
兵庫県加西市
目次
1
事業の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2
事業内容
(1)事業名称・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(2)事業用地の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(3)公募概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
(4)事業スケジュール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
3
事業条件
(1)基本条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
(2)対象地の使用条件等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
(3)市の奨励措置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
4
プロポーザル参加資格
(1)応募者の資格・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(2)共同事業者による応募の場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(3)その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
5
参加に関する手続き
(1)公募型プロポーザルのスケジュール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
(2)参加表明書の受付・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
(3)質問書の受付・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
(4)提案書等の提出・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
(5)第一次審査結果通知・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
(6)第二次審査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
(7)最終審査結果通知・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
6
選考方法
(1)第一次審査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
(2)第二次審査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
(3)失格・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
7
提案書類及び提案説明(プレゼンテーション)の審査基準等
(1)評価項目・配点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
(2)定量化審査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
(3)順位の決定方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
8
その他
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
1
事業の概要
加西市は、兵庫県南部の中央に位置し、温暖な気候で自然災害が少なく、1300 年前に編纂され
た日本最古の地誌「播磨国風土記」にも記載されているとおり、古くから肥沃な土地として知られ
ています。農業が盛んで、神戸大学食資源センターをはじめ農業関係の研究機関が集積しており、
平成 27 年 8 月にはオランダ型の次世代施設園芸事業が稼働を始め、地域に根差す新しい農業の創
造に挑戦しています。
豊かな自然環境、多くの歴史遺産や伝統文化等の観光資源にも恵まれ、姫路や神戸等の京阪神の
都市にも比較的近く、とても快適に生活できるまちです。
また、市内に4つの産業(工業)団地を有しており、歴史的にも大手家電機メーカーの発祥の地
として、家電等の電化製品や工業用システム機器の開発製造など第二次産業を中心とした商工業が
盛んで、高品質の製品を製造する事業者や工業用機器として高い全国シェアを誇る製品を製造する
企業など、高度な技術を持った中小企業や小規模事業者が多く存在するモノづくりのまちでもあり
ます。
近年、観光やビジネスの面での加西市を取り巻く環境について、本市周辺では世界遺産を有する
姫路市への観光が集中し、姫路市内の宿泊施設では高い客室稼働率となっており、その影響で周辺
地域に宿泊客が展開する傾向にあります。このため、ビジネス利用客も周辺への宿泊を余儀なくさ
れています。
しかしながら加西市では、宿泊施設が不足しており、ビジネス利用客の要望を満たすビジネスホ
テルについては現在未整備です。
一方で、加西市が平成 27 年 12 月に行った市内産業(工業)団地へのアンケートの結果では、ビ
ジネスホテル誘致の要望が高く、出張等のためのビジネス利用の宿泊施設の市内立地が望まれてい
ます。
このような状況において、市内にビジネスホテル立地が進めば、ホテル事業の成立と共に、地域
への影響として、飲食業の立地、ビジネス目的、観光目的の来訪者が増加することで、まちのにぎ
わいの創出、市内産業の活性化など、様々な効果が期待されます。
本事業は、主としてビジネス及び観光目的の来訪者の増加を促進し、まちのにぎわいの創出や市
内産業の活性化を図るため、加西市に宿泊施設を整備・運営する民間事業者を募集する公募型プロ
ポーザルです。
応募者は募集要項の内容を十分に理解した上で、応募に必要な書類を提出してください。
-1-
2
事業内容
(1)事業名称
加西市宿泊施設整備事業
(2)事業用地の概要
所在地
所在地
敷地面積
1,167.43 ㎡
1,167.43 ㎡
加西市北条町栗田字井ノ岡7-7
1,002.68 ㎡
0,988.86 ㎡※
加西市北条町栗田字井ノ岡7-9
0,461.29 ㎡
0,358.72 ㎡※
加西市北条町栗田字井ノ岡7-14
0,076.37 ㎡
0,076.37 ㎡
2,707.77 ㎡
2,591.38 ㎡※
加西市
敷地南側:市道都市計画1号線(幅員 12m)
道路条件
都
貸与面積
加西市北条町栗田字井ノ岡7-2
合計
所有者
地積
敷地西側:市道北条栗田線(幅員 16m)
用途地域
第2種住居地域
近隣商業地域(敷地西側道路中心線から 30mまで)
建ぺい率
060%
080%
容積率
200%
200%
市
計
画
現況用途
駐車場、宅地
現況構造物
倉庫、駐車場管理棟
周知の埋蔵文化財
埋蔵文化財発掘調査必要なし
交通アクセス
鉄道
北条鉄道 北条町駅から徒歩 4 分
バス
高速バス 北条バス停留所から徒歩 6 分
自動車
中国縦貫自動車道「加西 IC」から 5 分
山陽自動車道「加古川北 IC」から 10 分
※井ノ岡7-7、7-9は、部分貸出とする。敷地形状は別紙1位置図等で確認すること。当該
地の正確な面積は、優先交渉権者と協議のうえ確定することとする。
別紙1
位置図
別紙2
航空写真
別紙3
字限図
別紙4
地積測量図一式
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(3)公募概要
①公募内容
本募集は、加西市宿泊施設整備事業にかかる、整備事業者の選定にあたり、専門的な知識
と豊富な経験を有し、かつ最も優れた提案を行う事業者を選定することを目的とする。
事業者の選定にあたっては、公募により広く事業者から応募を求め、そのうえで提出のあ
った提案書等を総合的に評価する公募型プロポーザル方式で事業者を選定するものとする。
本プロポーザルによって決定した優先交渉権者は、本市と基本協定及び土地賃貸借契約を
締結し、提案内容に基づく事業を実施することとする。
②事業予定者の決定方法
本市が設置する加西市宿泊施設整備事業プロポーザル審査委員会(以下「審査会」という。)
において、本プロポーザルで実施する提案書類等及び提案説明(プレゼンテーション)の審
査により、最優秀提案を選定し優先交渉権者を決定する。
なお、本プロポーザルは、地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第 2 号の規定により実施
するもので、随意契約の相手方となる契約候補者を特定する手続きである。
③主催者及び事務局
主催者:加西市
事務局:地域振興部 産業振興課
住 所:〒675-2395 兵庫県加西市北条町横尾 1000 番地
担当者:藤川、村岡
電 話:0790-42-1110(代表) 0790-42-8740(直通)
FAX:0790-43-1802
電子メール:[email protected]
市ホームページにおけるプロポーザルに関するページアドレス
http://www.city.kasai.hyogo.jp/04sise/11osir/osir1606/osir160623a.htm
④追加情報
本公募要項に関する追加情報等の提供は、原則として上記の本市ホームページで行う。
(4)事業スケジュール
市が想定するスケジュールは下表のとおり。ただし、確定したものではない。
時期
内容
平成 28 年 06 月 23 日~8 月上旬
公募・プロポーザル
平成 28 年 08 月中旬
優先交渉者の決定
平成 28 年 09 月~平成 28 年 11 月
基本設計・実施設計、建築手続
平成 28 年 12 月~平成 29 年 11 月
建設工事
平成 29 年 12 月頃
開業
-3-
3
事業条件
(1)基本条件
事業の基本条件は次のとおりとする。なお、事業候補者の提案をできる限り尊重し、決定
した優先交渉権者とは改めて協議の上、事業の条件を確定する。
①客室は原則 100 室以上とし、各部屋の広さは問わない。
②客室価格帯は問わない。
③本事業用地が歴史的景観形成地区に隣接していることを考慮し、宿泊施設の外観及び外構
は、周辺環境と調和したデザインとすること。
④宿泊施設の営業開始は、事業者と本市が行う基本協定締結から概ね 2 年以内とすること。
⑤地域経済団体等の活動に積極的に参加すること。
⑥施工の際は、市内業者の優先的な採用に努めること。
⑦宿泊業の営業に際し、外注業務及び資材調達等の市内事業者への発注、地元食材の利用な
ど、できる限り市内事業者と連携し、地域貢献及び市全体への経済波及効果につながる取
り組みの実施に努めること。
⑧事業者は宿泊施設に従事する者として、市内在住者及び市内在住を前提とする者を優先し
て雇用すること。
⑨事業者は適切に駐車場を確保することとし、周辺交通(車両及び歩行者)への影響に配慮
した交通処理計画とすること。
⑩本事業用地で現在実施している市営駐車場は、事業開始とともに廃止予定。従前の利用形
態を考慮し、一定の時間を定めて地域に駐車場を無料開放すること。
⑪本事業用地の敷地内の周辺緑地帯及び周辺緑地帯内にある工作物(看板等)は保全又は活
用すること。
⑫事業者は、地域住民を対象とした事業内容等の説明会を開催すること。
⑬事業者は、施設整備及び運営にあたっては、地域住民との交流や連携を大切にし、良好な
信頼関係の形成や周辺の住環境への影響に配慮すること。
⑭電波障害対策については、事業者自らの責任と負担により、必要な調査及び対策を行うこ
と。また、高層建築物の建設に伴う電波伝搬障害については、事業者自らの責任と負担に
より、電波法(昭和 25 年法律第 131 号)に基づいて適切な処置を講じること。
⑮開発・施設配置にあたっては、近隣への日照に対する配慮のほか、施設から発生する音、
臭い、眩光に対する配慮が必要。事業者は、本事業の実施に際しては、必要な近隣対策を
行う計画とすること。
⑯事業者は宿泊事業の開業後、20 年以上は、宿泊事業を含め提案した事業を継続すること。
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(2)対象地の使用条件等
①事業用地の使用に際し、土地賃貸借契約を締結する。
②土地賃貸借期間は原則 20 年とし、期間終了後には更新できるものとする。
③貸付料は 10 年間無償とし、11 年目以降の貸付料は市と協議の上、適正な評価額に基づき
定める。
④土地賃貸借期間中は、提案内容に即した利用に限定する。
⑤事業者は、土地賃貸借権を第三者に譲渡又は転貸、担保権の設定をすることはできないも
のとする。
⑥事業者は、建築物の所有権及び事業の譲渡、その他権利の設定、移転等を行う場合は、加
西市の承諾を必要とする。
⑦事業者は、本市との土地賃貸借契約締結後、事業用地に隠れた瑕疵があることが発見され
ても、そのことを理由とする損害賠償の請求や契約の解除をすることはできないものとす
る。
⑧市は、事業者となることが著しく不適当と認められる事情が生じた場合は、事業者として
の資格を取消し、土地賃貸借契約を解除することができるものとする。
⑨風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和 23 年法律第 122 号)第2条第
1項に定める風俗営業、同条第5項に定める性風俗関連特殊営業の用に使用できない。ま
た、いわゆるラブホテル、ファッションホテルに類する施設の設置、営業も行うことはで
きないものとする。
⑩事業用地は、現状有姿での貸付けとし、敷地内に存在する建物の解体、工作物の撤去、立
木の伐採などに要する一切の費用は、事業者の負担とする。
(3)市の奨励措置
加西市が推し進める中心市街地のにぎわい創出、都市機能の増進と観光交流人口の増加施
策の一環と位置づけ、加西市産業振興促進条例(平成 3 年加西市条例第 6 号)の条件を満た
した場合は、それに関する奨励措置の対象とする。
①奨励措置の条件
(ア)対象業種は日本標準産業分類の区分による「宿泊業サービス」を営む者
(イ)本事業の操業年の 12 月末までに、1 億円以上(課税標準額)を投資した進出、新設事
業所若しくは 5 千万円以上投資をした拡張事業所
②奨励金の内容
内容
特定した投資額(操業年の 12 月末までの投資額・課税標準額)に対して賦課さ
適用期間
05 年間
れる固定資産税(土地・家屋・償却資産)相当額
年間水道使用量が 2,000 立方メートルを超えた水量に係る水道料金相当額の 2 分
10 年間
の 1 の額
※進出事業所
市内に住所を有しない事業所が市内に新たに設置する事業所をいう。
※新設事業所
市内に住所を有する者によって新たに市内に設置される事業所をいう。
※拡張事業所
市内に事業所を有する者によってその事業が拡張される事業所をいう。
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4
プロポーザル参加資格
(1)応募者の資格
応募者は、次の①~⑩に掲げる要件を満たす法人の事業者とする。また、共同事業者で応
募する場合、②の要件は構成員のうち 1 者が満たしていればよいものとする。
①次に掲げる要件を全て満たし、提案する計画内容の施設建設や事業運営に必要な資力及び
免許、知識、経験(実績)
、信用、技術的能力等を有する者であること。
(ア)直近の決算期末において債務超過(自己資本金額がマイナス)でないこと。
(イ)経常損益について直近の決算を含み 3 期連続のマイナスでないこと。
②告示日から過去 20 年の間において、ホテル事業を含む不動産開発事業に係る業務実績を
有する者であること。
③宗教活動・政治活動を行う事業者でないこと。
④加西市の指名停止基準に基づく指名停止処分を受けていないこと。
⑤既存事業において風俗営業等の規定及び業務の適正化に関する法律
(昭和 23 年法律第 122
号)
第 2 条第 6 項に規定する店舗型性風俗特殊営業に該当する施設を運営していないこと。
⑥地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に基づく入札参加排除の
認定に関する要領(昭和 58 年加西市訓令第 23 号)による入札参加の資格制限に該当しな
いこと。
⑦国税、地方税等の滞納がないこと。
⑧公告日現在、会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)第 17 条第 1 項又は第 2 項の規定によ
る更生手続の開始の申立てをしていない者又は更生手続開始の申立てをなされていない
者であること。
⑨公告日現在、民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)第 21 条第 1 項又は第 2 項の規定によ
る再生手続開始の申立てをしていない者又は申立てをなされていない者であること。
⑩加西市暴力団排除条例(平成 24 年加西市条例第 1 号)第 2 条第 1 号の暴力団及び同条第
2 号の暴力団員並びに同条第 3 号の暴力団密接関係者に該当しないこと。
(2)共同事業者による応募の場合
①共同事業者とは、複数の企業が共同して事業を行う者で、代表企業その他の構成企業から
なるものをいい、市長と基本協定及び土地賃貸借契約を締結する相手方となり、提案した
計画内容に基づく事業の実施に連帯して責任を負う。なお、代表企業は、一法人企業でな
ければならず、構成員企業との調整を行うとともに市との協議において相手方となるもの
とする。
②単独で応募した一つの企業は、他の共同事業者の構成員となることはできない。また、一
つの企業は、複数の共同事業者の構成員になることはできない。上記「(1)応募者の資
格」は、共同事業総体で判断する。
③共同事業者は、構成する事業者がすべて宿泊業を営む法人でかつ建物所有者とホテル運営
者が同一でなければ、本要項 5 ページに記載の「3
で示す奨励措置は適用されない。
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事業条件」の「
(3)市の奨励措置」
(3)その他
告示日から優先交渉権者決定の日までの期間に、応募者が資格等条件を欠くこととなった
場合、若しくは共同事業者の構成員の制限に抵触した場合は、失格とする。
5
参加に関する手続き
(1)公募型プロポーザルのスケジュール
質問受付期限
平成28年7月13日(水)午後5時15分まで
質問回答日
平成28年7月15日(金)予定
参加表明書の提出期限
平成28年7月22日(金)午後5時15分まで
辞退届の受付期日
平成28年8月02日(火)午後5時15分まで
提案書の受付期限
平成28年8月03日(水)午後5時15分まで
一次審査結果通知
平成28年8月05日(金)まで(予定)
提案説明(プレゼンテーション)
平成28年8月09日(火)予定
最終審査結果通知(優先交渉権者決定)
平成28年8月中旬頃まで(予定)
※
日程は都合により、変更する場合がある。
※
現地説明等が必要な場合は、事前に「事務局」に申し出ること。個別対応とする。
(2)参加表明書の受付
①受付日時
公告日の翌日の8時30分から平成28年7月22日(金)午後5時15分まで。
(土日祝日及び各日の正午から午後1時までを除く)
②受付方法
次の提出書類を本要項3ページに記載する「事務局」まで持参または郵送するものとする。
(郵送の場合は上記期限までに必着のこと)
③提出書類 ※各一部提出
(ア)参加表明書
様式第1号
(イ)会社概要書
様式第2号
(ウ)法人登記謄本
履歴事項全部証明書で申請前3ヶ月以内に発行されたもの
(エ)印鑑登録証明書
申請前3ヶ月以内に発行されたもの
(エ)納税証明書
直近年度の国税の納税証明書、本店所在地の都道府県民税の
納税証明書又は未納がないことを証する納税証明書(完納証
明書可)で申請前3ヶ月以内に発行されたもの
(オ)直近3年分の財務関係書類
一式
財務諸表(貸借対照表、損益計算書)及び税務申告書の写し
など
-7-
(3)質問書の受付
①提出方法
公募要項等の記載事項及び提案書類作成に関し疑義がある場合は、質問書(様式第3号)
に記入し電子メールにて提出すること。(宛先:[email protected])
なお、質問書を送信した際には、必ず電話でその旨を本要項3ページに記載する「事務
局」に連絡することとし、送信誤り等により期間内に質問書が届いてない場合は、その質
問は無効とする。
②提出期限
平成28年7月13日(水)午後5時15分まで
③質問書回答
質問書の提出があった場合は、質問者には平成28年7月15日(金)を目途に、参加表明
者全員には参加表明書の提出期限後速やかに、質問書又は参加表明書に記載されたメール
アドレス宛に通知する。
(4)提案書等の提出
①受付期間
質問回答期日の翌日の午前8時30分から平成28年8月3日(水)午後5時15分まで。
(土日祝日及び各日の正午から午後1時までを除く。)
②受付方法
本要項3ページに記載する「事務局」に持参するものとし、郵送、電子メール等による
提出は認めない。
③ 提出書類等および提出部数
次の(ア)~(ウ)を作成し提出すること。正本には押印をすること。
(ア)提案書類提出書
様式第5号
正本1部
(イ)会社概要
パンフレットなど
正本1部
(ウ)提案書
任意様式
正本1部
※次の④の体裁・内容とすること
副本10部
※上記(ウ)の電子データを電子媒体(CD-R等)で1部
④提案書
(ア)A4版(文字サイズ10.5pt以上)とし、表紙及び目次を除き両面印刷とし各頁の番号を
記載すること。ただし、必要に応じてA3版(Z折)を含めても差し支えない。
(イ)提出する提案書の体裁は原則としてA4フラットファイルとし、フラットファイルの表
紙及び背表紙に「加西市宿泊施設整備事業」及び提案事業者名を記載すること。
(ウ)提案書には本要項10ページに記載している「7提案書類及び提案説明(プレゼンテー
ション)の審査基準等」の「(1)評価項目・配点」の審査項目1.~6.までに示す項
目をその順番通り盛り込むこと。
⑤辞退
参加表明書を提出後辞退する場合は、辞退届(様式第4号)を平成28年8月2日(火)午
後5時15分までに提出すること。
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⑨その他
提出書類は1提案者につき1種類とし、提出後は書類の修正はできないため、十分確認の
うえ提出のこと。
事務局は必要に応じ、提案者全員に対し、追加の資料を要求する場合がある。
(5)第一次審査結果通知
参加者全員に、平成28年8月5日(金)までに通知する(予定)。
(6)第二次審査
①審査の方法等
第一次審査を通過した者については、提案説明(プレゼンテーション)による審査を実
施する。
②審査日
平成28年8月9日(火)開催予定。
③留意点
(ア)提案説明(プレゼンテーション)に係る費用、機器類は各提案者で負担、準備するこ
と。ただし、申し出があればプロジェクター及びスクリーンは市が用意する。
(イ)提案説明(プレゼンテーション)に参加する人数は、1社につき3名以内とする。
(ウ)提案説明(プレゼンテーション)の所要時間は45分以内とし、市側との質疑応答時間
は15分以内とする。
(7)最終審査結果通知
最終審査結果を平成28年8月中旬頃まで(予定)に通知する。
6
選考方法
(1)第一次審査
提案書の内容について、審査会で定めた評価基準に沿って書類審査を行う。
(2)第二次審査
①第一次審査を通過した者について、提案説明(プレゼンテーション)実施後、提案書によ
り評価項目に対して評価を行い、加えて提案説明(プレゼンテーション)及び質疑応答の
内容を総合的に評価し審査する。
②評価項目に基づき各審査委員が採点を行い、評価点数の総合計が最高得点の応募者を事業
候補者として選定する。最高得点の参加者が複数の場合は、審査会の議決により選定する。
③応募者が1者の場合であっても、審査は行うものとし、審査の結果、提案内容が基準を満
たしていると認められた場合には、その応募者を事業候補者として選定する。
④プレゼンテーション及び審査経過については非公開とし、審査結果を文書にて通知する。
なお、審査結果に対する異義の申し立てはできないものとする。
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(3)失格
次のいずれかに該当する場合は失格とする。
・提出期限を経過してから提案書等を提出した場合
・提出書類に虚偽の記載があった場合
・その他、本要項に違反すると認められた場合
7
提案書類及び提案説明(プレゼンテーション)の審査基準等
(1)評価項目・配点
提案書の評価項目及び配点は、下表に示すとおりとする。
審査項目
評価項目
配点
・実効性が高く明確な事業コンセプトが提案されてい
1.事業コンセプト
るか。
10
・地域にあったコンセプトが提案されているか。
・近隣の景観に配慮した外観となっているか。
外観等
・建物の高さや広場空間等のバランスに考慮した、具
体的かつ優れた提案となっているか。
10
※資料はパース等、概略がわかるもので良い。
・施設の配置について、宿泊者、近隣店舗、駐車場へ
2.施設整備
施設配置
の動線、近隣住宅に配慮された配置計画が提案され
10
ているか。
施設機能
付属施設・独自性
3.資金調達
4.事業工程・実施体制
5.地域貢献・経済波及効果
6.実績・安定性
7.総合評価
・ビジネスから観光利用までの対応が十分にできる機
能を有した施設となっているか。
・付属施設や独自性のある設備について、具体的かつ
優れた提案がなされているか。
・事業実施における資金調達計画が、具体的で実現性
の高いものとなっているか。
・事業工程計画及び実施体制が、具体的で実現性の高
いものとなっているか。
・地域への貢献及び経済波及効果について、具体的か
つ優れた提案がされているか。
・長期かつ安定的な事業運営が見込まれる財務・事業
基盤を擁しているか。
・提案書類及び提案説明(プレゼンテーション)、質
疑応答の内容を総合的に評価し加点する。
合計
10
10
10
10
10
10
10
100
提案書には本要項8ページに記載しているとおり、上表の審査項目1.事業コンセプト~6.
実績・安定性までに示す項目をその順番通り盛り込むこと。
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(2)定量化審査
定量化審査においては、審査項目ごとに設けられた評価方法により得点化を行う。
提案書及び提案説明(プレゼンテーション)により審査し、各項目に対して以下の評価を
付し、得点化を行う。
評価
評価内容
評価値
A
特に良い
1.0
B
良い
0.8
C
普通
0.5
D
劣る
0.2
E
特に劣る
0.0
(3)順位の決定方法
評価項目に基づき各審査委員が採点を行い、評価点数の総合計が最高得点の応募者を事業
候補者として選定する。最高得点の参加者が複数ある場合は、審査会の議決により選定する。
8
その他
①本要項に定めのない事項については、市と協議のうえ実施するものとする。
②提出書類の作成及び提出に要する経費及び提案説明(プレゼンテーション)に要する経費、
その他本業務の優先交渉権者選定への参加に要する全ての経費は提案者の負担とする。
③提出された書類等は返却しない。
④プロポーザル実施に関する情報(参加者から提出された資料を含む)は、加西市情報公開
条例(平成9年加西市条例第1号)に基づき公開することがある。
⑤本業務の受託者から提出された資料については、加西市情報公開条例の規定に基づき、公
表する。
⑥参加者数及び候補者名については、受託者決定後に公表する。
⑦提出された書類等は、宿泊施設整備の事業者の選定にかかる審査及び説明のために写しを
作成し使用できるものとする。
⑧本提案競技にあたり、本市の宿泊施設整備事業に関して知り得た個人情報等の秘密を本業
務の目的以外に使用し又は第三者に提供してはならない。
⑨審査結果に関する異議は一切受け付けない。
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