H28 i-Construction(ICT施工)技術講習会・見学会 報告書

H28 i-Construction(ICT施工)技術講習会・見学会 報告書
国土交通省では、建設生産性向上を目的に、ICT施工技術の全面的な活用、規格の標準化、
施工時期の平準化に取り組む「i-Construction」を推進しています。
本講習会・見学会は、関東地方整備局が平成28年度に発注を予定するICT活用工事を円滑に
行うため必要なICT施工に関わる基礎知識を、実際の施工に携わるオペレータと技術者の方々
に学んでいただくとともに、ICT施工技術について広く一般に知っていただくことを目的に開
催しました。
◆日 時 : 平成28年6月1~2日 10:00~16:30
◆場 所 : 関東地方整備局 関東技術事務所 船橋防災センター
◆参 加 者 : 合計
249名
講習会参加者 87名
見学会参加者 156名
報道関係者 6名
( H27比 +39名 )
( H27比 +16名 )
( H27比 +21名 )
【共 催】
(一社)日本建設機械施工協会
(一社)日本建設機械レンタル協会
(一社)日本測量機器工業会
(一社)日本道路建設業協会
◆説 明 者 : 共催団体各社 113名
◆講習会次第(二日間とも)
・講習会 10:30~16:30
① オペレータコース
MC(マシンコントロール)ブルドーザによる施工技術についての講習
MG(マシンガイダンス)バックホウによる施工技術についての講習
② 施工管理者コース
3次元設計データの作成講習
TS(トータルステーション)出来形管理技術についての講習
LS(レーザースキャナー)計測技術についての講習
UAV(無人航空機)による空中写真測量技術についての講習
・見学会 ① 10:30~12:30 ② 14:00~16:00
ICT施工機器や講習状況を見学し技術を説明
◆参加者の反応等
【講習会】 ・「実際に試乗して、便利さが分かった。」、「使用機器、ソフトを体験でき、
実際に運用できるかを感じとれた。」等の意見があり、好評であった。
【見学会】 ・「実物を見ながら説明を聞け、理解が進んだ。」「実際に活用する際の問題点が
聞けて良かった。」、等の意見が寄せられた。i-Constructionには、「生産性向上
はもちろん、危険な場所での利用範囲拡大」等の要望を受けた。
◆会場全景
UAVデモ飛行エリア
UAV実習ゾーン
LS実習ゾーン
MC(ブルドーザ)実習ゾーン
MG(バックホウ)実習ゾーン
TS実習ゾーン
◆H28年度 講習状況写真
(一社)日本建設機械レンタル協会の協力による
MCブルドーザの実操作講習。
(一社)日本建設機械レンタル協会の協力による
MGバックホウの機能・効果説明。
※関東地整保有のバックホウ2台を使用
(一社)日本測量機器工業会の協力による
実機によるTS出来形計測実地講習
(一社)日本道路建設業協会「なでしこエンジニ
アの会」の協力による見学者への説明。
(一社)日本建設機械施工協会の協力による見
学者への説明。 説明のLSは、(一社)日本測
量機器工業会の協力による
(一社)日本測量機器工業会の協力による
3次元設計データ作成講習(座学)