災害対策基本法施行令及び大規模災害からの復興に関する法律施行令

災害対策基本法施行令及び大規模災害からの復興に関する法律施行令
の一部を改正する政令について
1.趣旨
地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律(平成 26 年法律第 34 号。
以下「一部改正法」という。)の施行に伴い、災害対策基本法施行令(昭和 37 年政令第
288 号。以下「災対法施行令」という。)及び大規模災害からの復興に関する法律施行令
(平成 25 年政令第 237 号。以下「復興法施行令」という。)について、規定の整理を行う
必要がある。
2.改正概要
災対法施行令第 17 条と復興法施行令第 41 条は、それぞれ、災害対策基本法(昭和 36
年法律第 223 号)第 31 条又は大規模災害からの復興に関する法律(平成 25 年法律第 55
号)第 55 条に基づき派遣される国又は指定公共機関の職員(以下「派遣職員」という。)
の身分等を定めている。
このうち、災対法施行令第 17 条第3項及び復興法施行令第 41 条第3項は、派遣職員に
対して、一部改正法による改正前の地方公務員法(昭和 25 年法律第 261 号)第 17 条第3
項及び第4項並びに第 18 条から第 22 条までの規定を適用しないこととしている。
今般、一部改正法により、地方公務員法第 17 条第3項及び第4項で規定していた職員
の採用方法に相当する規定が同法第 17 条の2第1項及び第2項に移動することに伴い、
同法第 17 条第3項及び第4項を引用している災対法施行令第 17 条第3項及び復興法施
行令第 41 条第3項について、条項ずれの手当を行うものである。