高岡市総合体育館(仮称)等設計業務委託公募型プロポーザル実施要項

高岡市総合体育館(仮称)等設計業務委託公募型プロポーザル実施要項
1 目的
本市のスポーツ・レクリエーション活動の拠点施設となる新体育館の建設にあたっては、
高岡市総合体育館(仮称)基本計画の中で、建設場所や新体育館の機能、規模などの基本
的な方針を示しているところです。
本業務は、優れた設計者を選定するため、公募型プロポーザル方式により広く提案を求
め、業務に最も適した設計業務委託候補者を選定することを目的とします。
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業務の概要
(1)業務名
高岡市総合体育館(仮称)等設計業務委託
(2)業務内容
高岡市総合体育館(仮称)等建設に係る基本設計及び実施設計
なお、詳細は「設計業務委託説明指示事項(案)」のとおり
(3)委託期間
契約成立の翌日から平成 29 年 3 月 31 日まで
(4)施設概要
高岡市総合体育館(仮称)基本計画のとおり
(5)委託料の予定限度額
110,000千円
※消費税及び地方消費税を含む。
(6)主催及び担当部署
①主催:高岡市
②担当部署
高岡市教育委員会体育保健課企画係
〒933-8601
電
富山県高岡市広小路7番50号
話:0766-20-1474
FAX:0766-20-1667
メールアドレス:[email protected]
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参加資格要件
参加者は、参加表明書等の提出日現在において、以下の要件をすべて満たす者とし、参
加者が契約締結までの間に参加資格を有しなくなった場合は、その時点で失格とします
(1) 高岡市における平成 27・28 年度建設コンサルタント業務等に係る入札参加資格を
有する者であること。
(2) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しない者で
あること。
(3) 建築士法(昭和 25 年法律第 202 号)第 23 条の規定に基づく一級建築士事務所の登
録を受けている者であること。
(4) 本市から指名停止を受けていない者であること。
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(5) 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)第 17 条の規定による更生手続開始の申立て
をしない者又は申立てをされていない者であること。
(6) 民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)第 21 条の規定による再生手続開始の申立て
をしない者又は申立てをされていない者であること。
(7) 手形交換所から取引停止処分を受けるなど経営状態が著しく不健全でないこと。
(8) 宗教活動や政治活動を主たる目的とする者でないこと。
(9) 平成 8 年度以降に基本設計又は実施設計業務に着手し、竣工した国(公社・公団及
び独立行政法人含む)
、都道府県、市町村又は学校法人が設置した建築物で、1 棟当
たりの延床面積が 10,000 ㎡以上の屋内スポーツ施設(※1)新設の設計業務実績(基
本設計及び実施設計いずれか一方でも可)があること。但し、構造、設備のみの実
績は不可。
※1 屋内スポーツ施設とはアリーナ(バレーボールコート 3 面以上を確保できる規
模)を有する施設とします。
(10) 配置予定技術者に対する要件は、以下のとおりとします。
管理技術者
:建築士法第 2 条第 2 項に規定する1級建築士
意匠主任技術者:建築士法第 2 条第 2 項に規定する1級建築士
構造主任技術者:建築士法第 10 条の 2 の 2 に規定する構造設計 1 級建築士
設備主任技術者:建築士法第 10 条の 2 の 2 に規定する設備設計 1 級建築士
※管理技術者、意匠主任技術者、構造主任技術者、設備主任技術者は各 1 名とし、
兼ねることはできないものとします。
(11) 申請する場合は、以下の要件を満たす設計共同体とします。
ア
構成員は2者で、そのうち1者を代表者とする。
イ
各構成員の出資比率は 20%以上とします。
ウ
代表者は上記(1)から(10)までの要件を満たしている者とします。
エ
代表者以外の構成員は上記(1)から(8)までの要件を満たし、高岡市内に主た
る営業所(本店)を有する者とします。
オ
本業務における他の設計共同体の構成員でないこと。
カ
管理技術者及び意匠主任技術者は代表者の組織に属していること。
(12) 参加表明書等の提出は、参加を表明する1設計共同体につき、1提案のみとします。
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審査方法
本プロポーザルは、公募型プロポーザル方式とし、選定に係る審査は、高岡市総合体育
館(仮称)等設計業者選定委員会(以下「委員会」という。)による二段階審査方式で行い
ます。
なお、審査は非公開とし、この委員会における委員(以下「委員」という。)の氏名等の
公表は行いません。
また、選定において、第1次審査の点数は第2次審査の得点に加算しないものとします。
(1)第1次審査
参加表明書等の書類審査を行い、第2次審査対象者(5者程度)を選定します。
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(2)第2次審査
第1次審査で選定された参加者(第2次審査対象者)に対し、提出された「技術提
案書類」に基づいたヒアリングを行い、最上位者を受託予定候補者として特定します。
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プロポーザル実施スケジュール
項 目
日 時
(1)公募の公告
平成 28 年 6 月 23 日(木)
(2)本プロポーザルに係る質問書の提出期限
平成 28 年 6 月 29 日(水)
(3)質問書に対する回答期限
平成 28 年 7 月 6 日(水)
(4)参加表明書等の提出期限
平成 28 年 7 月 11 日(月)
(5)第1次審査の結果通知
平成 28 年 7 月中旬
(6)技術提案書等の提出期限
平成 28 年 8 月 5 日(金)
平成 28 年 8 月 上・中旬
(7)第2次審査(ヒアリング)
詳細時間等は、別途通知
(8)第2次審査の結果通知
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平成 28 年 8 月下旬
参加表明等の手続
(1)資料等の入手
市のホームページ(http://www.city.takaoka.toyama.jp)からダウンロードしてく
ださい。
(2)参加表明書等の提出
別添「高岡市総合体育館(仮称)等設計業務委託公募型プロポーザル提出書類作成要
領(以下「提出書類作成要領」という。)」に基づき作成し、提出してください。
①提出期間:平成 28 年 6 月 23 日(木)から平成 28 年 7 月 11 日(月)午後5時まで
②提出場所:高岡市教育委員会体育保健課企画係
※「2 業務の概要(6)②担当部署」に同じ
③提出方法:持参又は郵送
※持参の場合は、提出期間内のうち土・日曜日及び祝日を除く午前 9 時
から午後 5 時まで
※郵送の場合は、書留郵便に限り、提出期間内必着
④提出書類:提出書類作成要領参照
⑤そ の 他:ア 期限までに余裕を持って提出すること。
イ 担当部署において、書類受付時に書類不備の有無等の確認や事後の連
絡は行わない。
ウ 提出者の責任において、提出書類の欠落・落丁等のチェックを行うこ
と。
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質問の提出及び回答
本プロポーザルに関する質問がある場合は、下記のとおり提出してください。
(1)提出方法
電子メールのみとし、書式は質問書(様式 10)を使用し、メールに添付してください。
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(2)メールの件名
「高岡市総合体育館(仮称)等設計業務委託公募型プロポーザル質問:(会社名)」と
してください。
(3)メールアドレス
[email protected]
(4)提出期間
平成 28 年 6 月 23 日(木)から 6 月 29 日(水)午後3時まで
なお、午前9時から午後5時までの間に、電話により体育保健課企画係まで受信確認
してください。ただし、上記期間中の土・日曜日及び祝日は除きます。
(5)回答
平成 28 年 7 月 6 日(水)までに、質問者に対し電子メール等で行います。
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第1次審査について
(1)評価基準
評価項目
1
企業の評価
2
配置予定技術者の評価
評価事項
技術的能力、業務実績
業務実績、経験年数、専任性、建築 CPD 実績、受
賞歴など
配点
20 点
80 点
(2)結果の通知
平成 28 年 7 月中旬
参加表明者全てに対し、書面により通知します。なお、その結果に関する問い合わせ
や異議申し立ては一切受け付けません。
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技術提案書等の手続
(1)技術提案書等の入手
市のホームページ(http://www.city.takaoka.toyama.jp)からダウンロードしてく
ださい。
(2)技術提案書等の提出
別添「提出書類作成要領」に基づき作成し、提出してください。
①提出期間:平成 28 年 7 月 25 日(月)から平成 28 年 8 月 5 日(金)午後5時まで
②提出場所:高岡市教育委員会体育保健課企画係
※「2 業務の概要(6)②担当部署」に同じ
③提出方法:持参又は郵送
※持参の場合は、提出期間内のうち土・日曜日及び祝日を除く午前 9 時
から午後 5 時まで
※郵送の場合は、書留郵便に限り、提出期間内必着
④提出書類:提出書類作成要領参照
⑤その他:ア 期限までに余裕を持って提出すること。
イ 担当部署において、書類受付時に書類不備の有無等の確認や事後の連絡
は行わない。
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ウ 提出者の責任において、提出書類の欠落・落丁等のチェックを行うこと。
10 第2次審査(ヒアリングの実施)について
(1)日程等
平成 28 年 8 月上・中旬
実施場所及び時間等につきましては、第1次審査結果の通知と合わせてお知らせし
ます。
(2)ヒアリング時間
20 分以内のプレゼンテーションの後、約 10 分程度の委員による質疑を行います。準
備・撤収作業は合計 10 分以内とします。
(3)ヒアリング出席者
配置予定の管理技術者及び意匠主任技術者は必ず出席することとし、パソコン等の
操作者を含め合計 4 名以内とします。なお、プレゼンテーションは、配置予定の管理
技術者又は意匠主任技術者が行うものとします。
配置予定の管理技術者及び意匠主任技術者がヒアリングに出席しない場合は、受託
意思がないものとみなし失格とします。ただし、やむを得ない理由により出席できな
いと判断される場合は、その出席できない理由について事前に書面で提出し、その理
由が妥当であると判断される場合は、失格としません。その場合は、当該出席者に代
わる第三者の出席は認めません。
(4)評価基準
評価項目
評価事項
配点
1
実施方針
業務の理解度や取組意欲、実施方針
20 点
2
技術提案
各特定テーマに対する的確性、独創性、実現性など
75 点
3
参考見積書
業務コスト
5点
(5)技術提案の内容
本施設の建設予定地の状況や高岡市スポーツ推進プラン、基本計画について十分に認
識した上で業務内容及び特定テーマに対する技術提案をしてください。
課題
1
業務内容
特定テーマ(1)
2
内容
建築計画の基本方針及び業務の実施体制などについての提案
高岡市スポーツ推進プランの基本理念及び基本計画の新体育館等
の整備に関する基本的な考え方についての提案
特定テーマ(2)
建設工事費及び維持管理費のコスト縮減の提案
特定テーマ(3)
上記(1)及び(2)以外の設計者の独自の提案
(6)結果の通知
平成 28 年 8 月下旬
第2次審査参加者全員に対し、書面により通知します。なお、その結果に関する問
い合わせや異議申し立ては一切受け付けません。
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(7)その他注意事項
①ヒアリングの内容は、業務内容に対する技術提案(様式 7)、特定テーマに対する技
術提案(様式 8)並びに委員からの質疑とします。
②ヒアリング時の説明に際しては、提出した技術提案書類(プロジェクターを使用し
た拡大映像は可)のみを使用すること。なお、提出した技術提案書類以外を拡大使
用した場合は、失格となります。また、ヒアリング時の新たな資料・書類・模型等
の提出や追加資料は認めません。
11 失格
本プロポーザルについて、次の条件のいずれかに該当する場合は、失格となります。
(1)提出書類の提出方法及び提出期限を遵守しない場合。
(2)提出を求める必要書類等について、虚偽の内容が記載されていることが判明した場合。
その場合、虚偽を記載した者に対して指名停止等の措置を行うことがあります。
(3)この要項に定める手続き以外の手法により、委員又は担当部署等関係者に対して、直
接又は間接的に接触した場合。その場合、接触した者に対して指名停止等の措置を行
う場合があります。
(4)前述の「3 参加資格要件」に記載する要件を欠くに至った場合。
(5)前各号で定めるもののほか、提案にあたり著しく信義に違反する行為があるなど市が
失格であると認めた場合。
12 契約の締結
第2次審査において選定された受託予定候補者との細目協議を行い、協議成立後に
契約を締結します。ただし、この協議が不調の場合は、次点者との協議を行います。
13 受注資格の喪失
当該業務を受託した者が製造業者及び建設業者と資本、人事面において関連があると
認められる場合、当該関連を有する製造業者及び建設業者の企業は、当該業務に係る工
事の入札に参加し、又は当該工事を受注することができません。
14 その他
(1)手続きにおいて使用する言語は日本語とし、通貨は円とします。
(2)実施要項及び関連情報は、市のホームページ(http://www.city.takaoka.toyama.jp)
に掲載します。
(3)本プロポーザルの作成・提出、プレゼンテーション・ヒアリング等に要する費用は、
すべて参加表明者の負担とします。
(4)提出書類の差替え及び再提出は一切認めません。
(5)参加表明書等に記載した配置予定の技術者は、病気休暇、死亡、退職など極めて特別
な場合を除き、変更することができません。ただし、変更することについて市が認め
た場合は、前任者と同等以上の技術者を市と協議の上選任してください。
(6)契約対象となる設計内容は、技術提案書等の内容に拘束されません。なお、詳細な業
務内容は、細目協議後の契約締結時における設計委託業務説明指示事項によります。
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(7)参加表明書及び技術提案書等に虚偽の記載をした場合には、それらを無効にするとと
もに、虚偽の記載をした者に対して指名停止等の措置を行うことがあります。
(8)提出された書類等は、選定を行う作業に必要な範囲内において、複製を作成すること
があります。
(9)提出された書類等の返却は行いません。なお、これらは選定以外において提出者に無
断で使用することはありません。
(10)提出された技術提案書等に係る著作権は、元来第三者に帰属するものを除き、それぞ
れの提出者に帰属するものとします。なお、技術提案書等の中で第三者の著作物を使
用する場合は、著作権法に認められた場合を除き、第三者の承諾を得ることとします。
また、その場合における著作物の使用に関する責めは、使用した提出者に帰するもの
とします。
(11)本プロポーザルのために市から受領した資料等は、市の了解なく公表、使用すること
はできません。
(12)参加表明後に辞退をするときは、速やかに辞退届(A4 判任意様式)を提出してくださ
い。
(13)電話、郵送などの通信事故については、市はいかなる責任も負いません。
(14)この要項に定めるもののほか、必要な事項は市が別に定めるものとします。
(15)新体育館等の建設に係る総事業費については、高岡市総合体育館(仮称)基本計画に
記載のとおり約78億円を想定しています。
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