「財務省女性職員活躍とワークライフバランス推進のための取組計画

「財務省女性職員活躍とワークライフバランス推進のための取組計画」フォローアップ(概要)
対象期間:計画策定時(平成26年12月)~平成27年度
働き方の改革
 ワークライフバランス推進強化月間に
おいて、「ゆう活」のほか、意識改革を促
す独自の取組として、民間企業役員を講
師に招き、女性の活躍やダイバーシティ
に関するセミナーを幹部職員向けに実施。
 職場ごとに、業務の効率化や職場環
境の改善に向けた取組を実施。例えば、
関東財務局では、モデル課室を選定して
原因の分析と集中的な取組を実施した
結果、大幅な超過勤務縮減を達成し、成
功事例として管内各部署に横展開。
 法令協議等における質問・意見提出
期限設定の48時間ルールの徹底、国会
答弁作成に係る体制の見直しやデータ
ベース構築による国会関係業務の効率
化など、業務の合理化を推進。
 無線LANとタブレットを利用した会議
など、ペーパーレス化を推進。これを促
進するため電子決裁を推奨し、電子決裁
率は政府目標(60%)を達成する見込み。
 本省をはじめ、従来からテレワークを実
施していた国税局以外の部局においても、
新たにテレワークの試行を開始。職場外
から省内LANにアクセスできるシンクライ
アント等の本省内普及率は概ね50%。
育児等と両立して活躍
できるための改革
女性の活躍推進のための改革
【H32年度までの育児休業等の目標の
達成状況】 (H26年度)
【H32年度までの採用目標の達成状況】
(H27.4.1時点)
 男性職員の育児休業取得率
目標:13% 実績:6.6%
 政府全体の目標(女性割合30%以
上)に留意した女性の試験採用
実績:32.1%
 男性職員の配偶者出産休暇及び育
児参加休暇取得率(合計5日以上)
目標:100% 実績:59.2%
 男性職員の育児参加促進のための
チェックシートの活用を拡大。管理者は、
男性部下職員に両立支援制度の説明と
育児休業・休暇等の取得勧奨を行い、当
該部下職員の取得希望・取得状況を人
事担当部局が把握。
 両立支援制度の利用や仕事と育児の
両立に関する心配事の相談のほか、意
見・要望を聴取する機会として、育児中
の職員を対象とした意見交換会を開催。
 女性特有の体調管理(妊娠期の休養
等)に利用できる女性用休養室、一時的
に子どもの世話もできる多目的室を利用
しやすいよう改善したほか、当日受付が
可能なシッターサービスのあっせんなど
保育環境を充実。
【H27年度までの登用目標の達成状況】
(H27.7.1時点)
 本省課室長相当職以上の女性割合
目標:3%程度 実績2.9%
 地方機関課長・本省課長補佐相当
職以上の女性割合
目標:9%程度 実績9.8%
 女性向けの業務説明会を多数実施。
例) 女性職員が職場の体験談を紹介
仕事と育児の両立支援制度を説明
 出産・育児等のライフサイクルに配慮
しつつ、出向等による幅広い職務経験の
付与、研修への積極的な派遣により、女
性職員を計画的に育成。
 先輩女性職員による体験談の講話、
先輩に気軽に様々な事項を相談できる
メンター制度の試行的運用により、女性
職員のキャリア形成を支援。