播磨ってどんなところ?

丹波
播磨町
稲美町
摂津
強い特色を持ち、
「日本の縮 図」ともいわ
しゅくず
業地帯の中央部。また多くのため池があ
る北部は、農林業が盛んです。
り、水辺空間にも恵まれた地域です。
れます。
日本 のもの づくりを支える播 磨 臨 海 工
産 業 が 発 達 。中 国 山 地を形 成 す
淡路
姫路があり、産業、商業、工業、水
加東市
2つの 海 に 面 し
ひょうごけん
広 大 な 面 積 を 持つ兵 庫 県
にほんれっとう
400・9㎢ で 全 国
位の
兵 庫 県 は日 本 列 島のほ ぼ 中 央 、
きんき ちほう
近畿地方の最西 部に位置します。
面積は
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たんば
とよおかし
たじま
あわじ
在は兵 庫 県の南西 部
し ご せ ん
とうけい
あ か し し
せってん
め い じ い し ん
市9町で構
で あった 地 域 の こ と を いい ま す 。現
後 、兵 庫 県 に 統 合 さ れ る まで 飾 磨 県
しかまけん
し た 播 磨 国 に 当 た り 、明 治 維 新 の
はりまのくに
五 国の中でも 最 も 広い面 積 を 持
つの が 播 磨 で す 。古 く7 世 紀 に 成 立
ごこく
歴 史 豊かな播 磨 地 方
ら成り立っていました。
播 磨 、丹 波 、但 馬 、淡 路 の5つの 国 か
はりま
き く 異 な る 兵 庫 県 は 、古 く は 摂 津 、
せっつ
近 畿 地 方と中 国 地 方の接 点とな
り 、気 候 や 地 形 が 地 域 に よって 大
います。
西 脇 市 を 経 て 、豊 岡 市 ま で を 貫 いて
にしわきし
135度 )が 県の淡 路 島 から明 石 市 、
あわじしま
日 本 の 標 準 時 を 決 め る 子 午 線( 東 経
ひょうじゅんじ
降 雪 量 が 多 く なって い ま す 。ま た 、
こうせつりょう
本 海 側 はシベリアの季 節 風 を 受 けて
戸 内 側 は 温 暖 で 降 水 量 は 少 な く 、日
や 北 寄 り を 貫 く 中 国 山 地 を 境 に 、瀬
海 、太 平 洋 に 面 し て い ま す 。県 の や
広 さ で す 。北 は 日 本 海 、南 は 瀬 戸 内
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ぎょうせいじょう ひ が し は り ま
にしはりま
いちかわ
ゆめさきがわ
はりまなだ
こうけん
きたはりま
い ぼ が わ
近 代 化 にも 大 き く 貢 献 し ま し た 。
きんだいか
ん で 、そ の 経 済 的 な 豊 か さ は 日 本 の
多 く 残 り ま す 。ま た 各 産 業 も さ か
国宝や歴史ある寺や神社などが数
こくほう
か ら 開 け 、姫 路 城 を は じ め と す る
か う 交 通 の 要 衝 で あった た め 早 く
ようしょう
に 恵 ま れ た 食 の 宝 庫 で す 。東 西 に 向
播 州 平 野 と 播 磨 灘 の 持つ 海 の 資 源
ばんしゅうへいや
加 古 川 、市 川 、夢 前 川 、揖 保 川 、
ちくさがわ
千 種 川 の 5 つ の 川 が 流 れ 、豊 か な
か こ が わ
られています 。
中 播 磨 、西 播 磨 の4つの 地 域 に 分 け
なかはりま
占 め ま す 。行 政 上 、東 播 磨 、北 播 磨 、
し
成 さ れ 、そ の 面 積 は 県 内 の 約 4 割 を
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摂津、播磨、丹波、但馬、淡路の五つの国
東播磨
で成り立っている兵庫。それぞれの 国が
南 部 には 播 磨 圏 域 の 中 核 都 市・
中播磨
三木市
赤穂市
五国で成り立つ兵庫県
明石市
東経135度で明石市を通る
高砂市
日本の標準時子午線
但馬
小野市
加古川市
太子町
相生市
福崎町
たつの市
加西市
姫路市
上郡町
西脇市
市川町
佐用町
は り ま
達。内陸部には播磨科学
播磨
播磨ってどんなところ?
農 業・水 産 業・工 業 が 発
こくせいちょうさ
6
7
宍粟市
播磨灘に面する南部では
県鳥 コウノトリ
多可町
公園都市があります。
県樹 クスノキ
神河町
県花 ノジギク
流域には播州平野が広がっています。
人口 5,588,133人 総務省(2010年国 勢調査)
下 最 大 の 河 川 加 古 川 が 中 央 部を流れ、
北部を山林地帯が占め、
県庁所在地 神戸市
北播磨
面積 8400.9㎢(2015年11月)
日本 列 島 の 中 央に位 置 する地 域で、県
西播磨
面積は近畿最大、人口も近畿2位を誇り、
近畿地方のけん引役となっています。
兵庫県の姿
播磨