仕様書 [PDFファイル/51KB]

平成28年度 美良布簡易水道永野配水池廻り配管整備工事実施設計業務 特記仕様書
〔概 要〕
〔1〕永野第1配水池と永野第2配水池の連絡管を整備して、現在使っていない永野第2配水池を災
害時などに備えて有効利用できるようにするための設計を行う。
〔2〕美良布簡易水道の配水区割が変更になったことから、現状の使用状況に見合う給水区域全体
の水理計算(管網計算)が必要となっている。この水理計算によって、現在、種々の不具合が
生じている原因が掴めることと効果的な対策を講じることができることとなる。従って、現状
に見合う美良布簡易水道の給水区域全体の水理計算(管網計算)を行う。
§1.業務内容
〔1〕永野第2配水池配管整備設計業務
現在、永野第2配水池は美良布第3配水池からの流入のみの配管となっている。それを永野第
1配水池と同様に谷相浄水場からの送水を受けられるように配管を整備する。
1. 設計図作成
2. 数量計算
3. 概算工事費の算定
〔2〕水理計算(管網計算)見直し業務
平成21年度の認可申請時に行なった美良布簡易水道全域の水理計算(管網計算)はその後の
条件が変わったことから、全面的に見直しが必要になっているため、それに対応できる最新の
水理計算を行う。
1. 現状と認可申請時の状況変化の整理
2. 交点データの作成 交点数約250
3. 管路データの作成
4. 入出力作業 平常時と火災時について計算する
5. データ整理・分析
§2.留意事項
① 平成21年度の認可申請書と現時点では、配水区割に変更が生じているので、現時点の配水区
割に留意して水理検討が必要である。
§3.その他
① 業務期間 平成28年 月 日から平成28年9月30日まで
② 成果品
(1) 報告書(A4版)
2部
(2) 設計図面
2部
(3) 原稿・データ
1式
§4.準拠指針等
本業務を行うにあたり、下記の技術資料に準拠すること。
(1) 水道施設設計指針2012(日本水道協会)
(2) 水道施設耐震工法指針・解説2009(日本水道協会)
(3) 簡易水道施設基準解説(全国簡易水道協議会)
(4) 水道事業実務必携(全国簡易水道協議会)
(5) その他関連図書等