太陽電池モジュール信頼性の現状と今後の展開

第77回応用物理学会秋季学術講演会
16.非晶質・微結晶 分科企画シンポジウム
新潟県新潟市 朱鷺メッセ
平成28年9月14日(水) 13:00~18:15 (予定)
近年、太陽光発電システムの導入量は劇的に増加しており、それにとも
ない設置された太陽電池モジュールの出力を維持するための長期信頼
性技術も重要度を増しています。太陽電池モジュールは基本的に屋外に
設置されるため、高温、高湿、温度変化、紫外線等の非常に厳しい条件
下で、20~30年といった長期間効率を維持する必要があります。このた
めには、封止材、バックシートなどの材料開発から適切な加速試験方法、
太陽電池セル、モジュールの劣化現象の解明が不可欠です。
本シンポジウムでは、太陽電池の信頼性に関わる最新技術や材料開発
に関する討論を通じて、今後の方向性を議論し、当該分野のさらなる発展
を目指します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
招待講演(敬称略)
☀ 原 浩二郎
(産業技術総合研究所)
結晶Si太陽電池モジュール:
信頼性評価と今後の展開の一例
☀ 植田 譲
(東京理科大学)
北杜メガソーラにおける各種太陽電池
モジュールの長期発電性能評価
☀ 青木 倫子
(デュポン株式会社)
太陽電池モジュールの劣化に及ぼす
光照射の影響
☀ 大和田 寛人
(信越化学工業株式会社)
シリコーン封止材による太陽電池
モジュールの性能向上技術
☀ 北村 藤和
(株式会社SCREENホールディングス)
レーザーテラヘルツエミッション顕微鏡
(LTEM)を用いた結晶Si太陽電池
モジュールの電圧誘起劣化評価
☀ Mohammad Aminul Islam
(奈良先端科学技術大学院大学)
A Detail Study on Failure Mechanism
of Si-Photovoltaics: Encapsulant to
Solar Cells
☀ 田中 和文
(京セラ株式会社)
太陽電池メーカーにおける信頼性試験
方法の事例
一般講演も受け付けております。奮ってご応募下さい。
【世話人】
●増田 淳(産業技術総合研究所)●大平 圭介 (北陸先端科学技術大学院大学)
●高橋 勲(名古屋大学)
●石河 泰明 (奈良先端科学技術大学院大学)