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議員提出議案第2号
公立保育所の直接補助制度を求める意見書について
上記の議案を提出する。
平成28年
柏市議会議長
6月22日
古
川
隆
史
様
提出者
山
田
一
一
賛成者
中
島
〃
渡
部
和
子
〃
永
野
正
敏
〃
宮
田
清
子
〃
本
池
奈美枝
俊
公立保育所の直接補助制度を求める意見書
我が国の人口は,平成17年に減少局面に入り,特に少子化問題は,
社会経済の根幹を揺るがしかねない緊急課題となっている。
少子化問題の中でも子育ての分野では,待機児童の解消が重要課題
となっており,全国各自治体で待機児童解消に向けた取り組みを進め
ている。
特に,公立保育所の重要性はほとんどの市町村が認めているものの,
平成16年度より,公立保育所の運営費等の一般財源化制度を国が導
入して以来,自治体の財政を圧迫し,市町村によっては公立保育所が
老朽化等により廃所となるなど,自治体の保育運営に影響を与え,待
機児童解消に逆行する事態を招いている。
待機児童の解消を図るためには,認可保育園のみならず,地域の児
童福祉施設としての公立保育所の存続も不可欠である。
よって,政府においては,少子化対策の促進とともに待機児童早期
解消を図るため,公立保育所一般財源化を廃止し,直接補助制度に戻
すよう強く要望する。
以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成28年
6月22日
千葉県柏市議会
内閣総理大臣
財
務
大
臣
厚生労働大臣
内 閣 府 特 命 担 当 (少 子 化 対 策 )大 臣
あて