夏越神事 - 河内神社

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まが ごと
はら
上河内 下河内 上小深川 下小深川 藤の木 河内南の氏神様
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わざわ
発行所:〒731-5151広島市
佐伯区五日市町上河内
http://kochijinja.org
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罪穢れのお祓い
夏越神事のお祭りと行事
なごしのおおはらい
夏越大祓
ひとがた
のり
皆 様 の 人 形を ご 神前 に 納
(
)
な ご し の し ん じ
・
よ
上げをして、人形に移した
ひとがた
祓 い 清 め の 後 に 、 お焚 き
山田 茂雄 す。
い て自 分 の 体を 祓 い 清め ま
切 麻 麻 と 和 紙 の小 片 を撒
きりぬさ
詞を 唱和し ます。その後、
と
め、参列者全員で大祓の祝
河内神社社務所
茅輪神事
ち の わ し ん じ
神社前庭にて『大祓』 けます。
と『茅の輪くぐり』を
行い、上半期の災い・
茅の輪は「備後
む とう
そみんしょう らい
がら も 蘇民将 来は、
(
す さ の お の
)
人形 の使い 方
一人ごとに、 ①氏名・ 年 齢を記 入 し 、②体 を
さすり、③息を吹きかけて身に付いた半年間
ひとがた
の 罪や 穢 れ を 移し 、 ④ 神 社 へ 当 日 ご 持 参 く だ
さ い。( 当日 参加 で き な い 方 は 、 事前 に 人 形 を ご
持 参く だ さ い 。ほ か の 方 に託 さ れ て も結 構 です 。
人形は当日まで社頭にも用意があります。)
ひとがた
人 形 は 、 事 前 に 地 区 の 氏 子 総 代さ ん を 通じ て 、
は る か
各家 庭 へ 配っ て 頂 き ま す。 総 代 さ んが 不 在の 地
ひとがた
区 ( 藤 の 木 、 河 内 南 、 遥 花 な ど ) の方 は 、 本 紙
の人 形を切 り抜 い てご 使用 ください 。
男
夏越大祓
ひとがた
人形
女
不 足する場 合
は コピ ーで も
構 い ま せん
(
)
病 息 災を 祈 り ま し ょ う 。 付 け た 人 は 疫 病 に
た だ け ま す 。 と も に 無 て、茅の輪を腰に
ど な た で も ご 参 列 い 将来の子孫と言っ
御加護をお祈りします。 塔 の 神 は 、「 蘇 民
い が な い よ う に 神 様 の す。そのお礼に武
我 々 の 生 活 に 大 き な 災 貸してもてなしま
祭り』を行い、下半期 尊 に 一 夜 の 宿 を
みこと
次いで拝殿にて『夏 武 塔 の 神 素 戔 嗚
くだ さい。
人 形 を 持 参 し て お 参 り します。貧しいな
過 ち を 祓 い 清 め ま す 。 国風土記」に登場
禍事・犯してしまった
無病息災の神事
午後2時 河内神社 罪 や 穢 れ を 火 の 力 で 祓 い 除
)
(
夏祭り 夏越神事
宮司
にお参り
ください
上 半 期 の 災 い 禍事 罪 過 ち のお祓い
7月3日 日
夏越神事
平 成 2 8 年 7 月 1 日 第 26号
河 内 神 社 報
(1)
の
な づき
─ご祭神①
コマさん
罹らない」と言われました。この話に登場する おしえて!
ち がや
み
神 職が 先 導し 、 茅 萱 で で き た 茅 の 輪 を 8 の 字
ち とせ
を描くように3回くぐり、「水無月の 夏越しの
茅 の輪 は 、 6 月
日 ~7 月
問 河内神社には、
柱で
どんな神様がいらっ
し ゃい ます か ?
答 主祭神は
}
日まで河内神社 したため、お祀りしている 神様の数が多いのが
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たらしなかつひこのみこと
)
)
日本の守護神。
(
品陀和気命 応神天皇
勝負神。
(
)
}
夫婦、 出産、生産の神。
おおくにぬしのみこと
いや
河内神社 へのアクセス〔周辺図〕
○希天鈿女命 癒し、 歌舞芸能の神。
あめのうずめのみこと
猿田彦命 交通安全、 災難除けの様。
さるたひこのみ こと
少彦名命 経営、 知識、医薬の神。
すくなひこなのみこと
大己貴命 大国主命。 金運、 縁結びの神。
おおなむちのみ こと
○希黄泉事解男命 新築、不敗の言葉の神。
よもつことさかおのみこと
伊邪那美命
い ざ な み の み こ と
伊邪那岐命
い ざ な ぎ の み こ と
素盞嗚命 産業振興、 国土開発の神。
すさのおのみこと
おきながたらしひめのみこと
息長帯日売命 神功皇后
ほん だわけのみ こと
帯中津日子命 仲哀天皇 八幡三神、
(
初穂を供 えて安寧 を祈る
茅 の 輪 に 表 示し て あ り ます 。
夏祭り
夏越神事の後、参拝
の皆様と拝殿に上がり、
夏の暑さに負けず健康
で家庭平穏に過ごせる
よう、また、風水害や
害虫などの災害が起こ
らないよう、氏子の皆
様から奉献されたお初
穂を、神様にお供えし
てお祭りを行います。
神 社豆 知識
・
〝お初穂 おはつほ〟とは
毎年収穫した稲穂を、神様に感謝し て最初に
お 供 え し た こ と から 、 神 様へ の 恒 例 の 奉 納 料 を
「 お 初穂 」 とい い ま す。 河 内 地域 では 総 代 さ ん
を通じ、 各家庭から年 3回500円ずつご提供
(
頂い てい ます。 う ち1 回 は 秋 祭神 楽 祭典 料
河内神社のご祭神
の境内に設置してあります。お参りの作法は、 特徴です。○希は全国的に珍しい神様です。
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え、祓い清めて 無病息災を祈る 伝統の神事です。 守護します。河内各地域にあった旧八社を合祀
祓 え する 人 は 千歳 の 命 延 ぶ とい うな り 」 と 唱 す 。 神 様 が 力 を 合 わ せ て 、 地 域 の 皆 様 の 幸 せ を
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素戔嗚尊は 河内神社の御祭神です。
平 成 2 8 年 7 月 1 日 第 26号(2)
河 内 神 社 報
(
ひとがた
裏面人形
)
切抜き紙
お ま も り
夏の御守
─ ちの わ ─
平安時代以前から、
小 さ な 茅の 輪と 蘇民 将
来 札 を 災難除け、 健 康
の御 守とし ます。平安
末期の歌にもあるよう
に夏越大祓は 長寿の神事と信じられています。
茅の葉で輪を結び、中に入れて身につけます。
茅 之輪御守300円。河内神社で 期間限定頒布。
)
敬神婦人会だより
河内
神社
桜がちょうど
満開の4月2
日、河内神 社で
第4回総会を行
い 、 昨 年 度 の報
告、 今年 度の行
事確認をしまし
た。
─総会と県総会 ─
坂 のす ぐ 上 に あ る 神 社庁 に 移 動 し 、 参 加 者
さ
ん
まるでホテルのような立派で大 きな会場でし
名での総会。吉川庁長の祝辞後、総会行事を終 た。議事の審議にあたり、河内神社の大下宣義
名 ・ 選出 さ れ、 名 議 長
え 、『 通 り 御 祭 礼 』 の 行 列 の 様 子 な ど を 写 し た が例年の如く議長に指
貴重 なビデ オを拝見 し まし た。
そ の 後 は 懇 親 を 兼 ね た 昼 食 を のユ ー モ アあ ふ れる 司
頂 き な が ら 、 参 加 会 員 の 方 の 楽 会 で 議事 は 滞り な く 進
し い 腹 話 術 、 各 単 位 会 の 活 動 報 行し 、 総 会は 無 事に 閉
続 い て 昼 食 兼 懇親 会 です 。 出 席 者 は 知 ら な い
告 と 続 き 、 広 島 県 各 地 の 方 々 と 会 と なり ま し た 。
山田美保子
の 楽 し い 交流 が で き ま し た 。
(
事務局
神社総代連合会総会が開催
佐伯大
竹地区
毎年 6月初旬
8月
日 以 降 に 亡く な っ
文章 か ら 察 せら れ ます 。
がい かに優秀であったか
遺書 と 遺 影でし た。彼 ら
名 の 若 き 戦没 者 の 達 筆 な
心 を打 た れ たのは1 06
す。 戦時 中 は 人 間魚 雷 の訓 練 基 地 で し た 。 特 に
次 に 向 っ た の は、 瀬 戸内 海 に 浮か ぶ 大 津島 で
会も あ り 、 和や か な ひ と 時 を 過 ご し ま し た。
生 の 兄弟 や 夫だ っ た り 、 昔 の ゴ ル フ 仲間 と の 再
意 外 な 繋 が り が わ か り ま し た 。 実 は 中 学 の同 級
人ば かり と 思 ってい ました が 、話 をし てみる と
)
正 式 参 拝 後、
宮司より河内神
社に は ど ん な神
様が い ら っし ゃ
社あ
た遺影も2つあり、何故
か と 尋 ね たら、 自 殺 だ っ
たそ うです。いかにお国
てペ ンを置 き ます。
(
責任 役 員
田中信行
万人が参拝するそうです。正式参拝の後、 若き戦没者の冥福を祈り、平和の尊さに感謝し
隣 接 す る 遠 石 会 館 で 総 会 が 行 わ れ まし た 。
の『 通り御祭礼』についてお話を伺い、その時 は約
の二 百貫 御輿 や 花車 を 見せ て 頂き まし た。
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人間魚雷という狂気じみた作戦に憤り
る か 、 御 祭 神 に つ い て 話 を 聞 き ま し た 。 境 内 で に開催 され る 総
記 念 撮 影 、 手 水 の 使 い 方 を 勉 強し まし た 。 こ れ 会 が 、 今 年 は 山
佐 伯 区、 廿 日
日 、 広 島 県 敬 神 催 さ れ ま し た。
か ら は、 ど こ の 神 社に お 参 り す る 時 も 、 自 信を 口 県 周 南 市 の
と いし
持 っ て手 水 舎 で 手 を 洗 う こ と が で きそ う です 。 遠 石 八 幡 宮 で 開
5月
婦 人 会総 会 が、 広 島県 神
名 の 参 加 で し は神 社が
社 庁 であ り まし た 。 河 内 市 市 、 大 竹 市 に
からは
り 、そ の 関 係 者
照 宮 で正 式 参拝 。 久保 田 集い 、 河 内 神 社
総 会に 先 立 ち、 広 島 東 1 1 0名 余 り が
た。
99
名 が 参 加し ま し た。 遠 石 八 幡 宮 は 創 建 の た め と は い え 、 人 間 魚
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徳 川 家 康 没 後 四 百 年 記 念 1 3 0 0 年 余り と い う由 緒 あ る 神 社 で 、 初 詣 に 雷 と い う 狂 気 じ みた 作 戦 に 憤 り を 感 じ ま し た 。
宮 司 か ら 、 昨秋 行 わ れ た から は
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12
12
84
遠石八幡宮拝殿(山口県特有の楼拝殿形式)
平 成 2 8 年 7 月 1 日 第 26号
河 内 神 社 報
(3)
)
彩が丘の氏神様
・
・
・
・
・
(
)
〔平成 年度のお祭り〕
上河内 下河内 上小深川 下小深川 藤の木 河内南
河内神社のこよみ
)
(
午後2時
・
同 午後3時半
こ
ろ
秋祭俵御輿奉納
(
・
さ い た ん さ い
同 午前9時
歳 旦祭
し まい
2月
日
日
祝
午前
建国記念祭
3月
日
時
午後2時
し
毎
に っ く さ い
朝
日供祭
月 次祭
日
つ き な み さ い
毎月1日
・
稲荷神社大祭
○
社
神
内
河
索
検
(
)
)
(
)
(
(
)
)
(
・
(
)
な
ど
とし
(
(
)
-
各種 御守・御札 神棚
頒布中。御朱印も受付。
( )
・
・
必 勝祈願 旅行安 全 良縁結び
梛 之実御守500円
河内神
社 限定
)
)
(
な
ど
不明なことや内容、日時などご相談ください。
河 内 神 社 社 務 所 0 8 2 9 28 2 28 3
開店祭・ 上 棟祭
神 棚 祭 ・ 井 戸祓 い ・安 全 祈 願
地 鎮 祭 新 築 ・ 家 祓 い 入居
じ ち ん さ い
〔現地での祈願祭〕
安全祈願・ 商売繁盛
良 縁 成 就 ・ 七五 三 祭 ・ 車 祓 い
合格祈願・就職祈願・厄祓い
やくばら
初宮参り・ 安産祈願・ 歳祝い
〔神社での祈願祭〕
地元を守護する「幸せ スポット」
地域のご祈願は河内神社で
幸 せ つ なが る
日 供 祭 月次 祭 では 日々 の 安泰 を お 祈 り し ま す 。 境 内
清掃後、午前7時半 ころ行います。ぜひご参拝ください。
・
)
(
(
り の 大 祓 式 で す。
)
(
)
(
)
おまもり
ど
)
(
・
男子3歳 5歳、女子3歳
五 三 詣 を し ます 。 お 子 様 の
午後2時
こ まい
午後6時
大祓
午前0時
お ふ だ
と
・
)
(
こ
ろ
や
え
晴 々 し く 新年 を 迎 え ら れ
たことに感謝し、巫女舞 獅
日
茅 の輪 く ぐり 神 事 な
例大祭の後、各地区を巡
たわらみこし
ど。1ページに詳細。 行した総勢9基の俵御輿が
7 月3 日
夏祭 夏越神事
子舞を奉納し、皆様の健康
お
河 内 神 社 の 御 祭 神 の 境 内 に集 結 。 木 遣 りと と も
日
すさのおのみこと
七五三祭
日前後
午後2時
日
やし ろ
午後 7時半
無 事 な成 長 を 報 告 し 、 幸 福
日
に い な め さ い
日
と 健 康 を 祈 り ま す 。 月中 旬 ~
月
み
新 嘗 祭 大祭
今年 の 新 米や作物 、 お 初
ま
く ま で
今年一年の締めくく
穂を供え、巫女舞奉納して、
一 年 の 神 様 の恩 に 感 謝 し 、
日
今 後 のご 加 護 を 祈 り ま す。
月
土
祝
除 夜祭
1 月1 日
は
初詣 授与所始め
み くじ
10
7月
日
ちょうちん
午後2時
お
破魔矢、御札、 御守、福
入 り 御 神 籤 、 熊 手 、干支土
れい
鈴 など授与します。 河 内 神 社
の初詣は 昇殿参拝です。 一
般参拝も、拝殿内にてお祓い参拝できます。
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祇園祭
たびしょ
旅所となった元のお社 日吉神社〔権現さん・河
内旧八社〕)までお出まし頂き、地区の人々の安
日
献灯祭
み た ま
お 盆 の 夜 、提 灯 を 吊 し 、
先 祖 の 御 霊 を 迎 えし て お 祭
りをします。その後、小学校
で盆 踊 り 大 会 が あ り ま す。
月8 日 土 午 後 6 時 半
秋祭前夜祭
地 元、 下 河 内 神 楽 団 の 神
楽奉納があり、雄壮な舞を
披露します 上河内神楽団
と下河内神楽団が隔年 で奉
日
10
8月
で神楽、当日は境内で子供相撲大会があります。 7歳の年には、氏神様に七
寧 を 願 う お 祭り を し ま す 。 前 夜 は 下河 内 集 会 所
月
と安 寧を 願 う お祭り です。
月頃まで受付。
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う ち 素 盞 嗚 命 に 、 御 に 勇 壮 に 揉 み 合い ま す 。
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納 。夜店が出て大勢の参拝者で賑わいます。
月9 日
秋祭 例 大祭
日本人の命の源、稲の収
穫 に あ たり 、 豊 か な 実 り に
感謝 し、 今 後 の 御加護 を祈
る大事なお祭りです。
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平 成 2 8 年 7 月 1 日 第 26号(4)
河 内 神 社 報