小学校給食調理業務委託 保護者説明会について 1 日時及び参加者の状況 学 校 小平第四小学校 上宿小学校 日時 10 月 29 日(水) 午後2時 30 分~3時 15 分 10 月 28 日(火) 午後2時 30 分~3時 15 分 参 加 者(人) 保護者11、傍聴者2、教職員3 保護者6、傍聴者0、教職員4 2 説明内容 ・小平市立小学校給食のこれまでの取組 小平市立小学校給食の基本方針 小平第六小学校での給食調理業務委託の実施と検証結果 ・実施校選定理由 ・給食調理業務委託の内容 ・今後のスケジュール 3 質疑応答の要旨 ■業者選定、契約について Q:調理業務委託を行った業者名を教えてほしい。 A:平成24年度に調理業務委託を実施した小平第六小学校の業者選定では21社が応募し、 プロポーザル方式により(株)東洋食品が最上位社となった。また、平成26年度に調理 業務委託を開始した小平第十二小学校では7社、花小金井小学校では8社が応募し、プロ ポーザル方式によりどちらも(株)東洋食品が最上位社となり、結果的に3校とも同じ業 者に決まった。 Q:同じ業者が複数校受託する場合、デメリットがあるのではないか。 A:様々な角度から評価した結果、結果的に3校が同じ業者になったもの。同じ業者が多くの 小学校の給食調理業務を受託した場合、万が一その業者が倒産した場合等、給食提供に支 障をきたすおそれがあるなどのデメリットがある。また、いろんな業者が参入することと した場合、新規業者の参入などにより給食の質が落ちてしまうという懸念もある。そうし た両方の側面を考えながら業者選定を行っていきたい。 Q:プロポーザル方式で業者を選定する場合、学校ごとに違う業者となることもあるのか。 A:プロポーザル方式では、業者の実績、調理員の体制、衛生管理についての考え方など、様々 な課題について提案してもらい、その内容について評価し、最上位の事業者を指名すると いう方式であることから、学校ごとに評価を行った場合、違う業者が最上位になることも ありうる。 ■業者の管理・監督について Q:万が一、委託業者が営業停止になった場合、すぐに他の業者に切り替えることができ るのか。 A:委託業者は、万一の場合調理業務が継続できない場合にそなえ、業務代行保障に加入して いる。こうした制度をいかし、事業者の切り替えを円滑に行っていきたい。 ■食物アレルギーへの対応について Q:業務委託をする場合、食物アレルギーの対応が個々の調理員まで十分に伝わらない のではないか。 A:調理業務委託においては、栄養士が委託業者の責任者である調理員チーフに指示し、業 務を進めてもらうことになる。アレルギー対応についても同様であるが、六小の例では、 指示内容をチェック表におとし、複数の目でチェックするようにしている。また、朝の ミーティングでは、ホワイトボードに個別児童の対応を書き、再度確認をするなど、指 示を徹底している。 Q:現在調理業務委託を受託している業者と違う業者が受託した場合、アレルギー対応 は変わるのか? A:平成26年3月に「小平市立小中学校の食物アレルギー対応方針」を策定し、アレルギ ー対応方法について、統一を図ったところである。調理業務を委託した場合でも、この 方針に基づき対応してもらうので対応に大きな変化はない。業者によって独自のマニュ アルを持っている場合があるので、協議をしながら良いものを取り入れていきたい。 ■その他 Q:委託業者は食育活動に関わるのか。 A:委託事業者には食育に関する学習活動への協力を行うよう、仕様書にも明記している。平 成26年4月から委託を開始した小平第十二小学校や花小金井小学校をみると、委託をし た当初は給食を安定的に提供することに注力しているため、すぐにということはできない が、少しずつ食育にも力を入れていくことができるようになると思う。栄養士も調理が安 定してくれば、食育活動に力を入れることができる。 小平第六小学校では、コミュニティスクールということもあり、調理業務委託を実施す る以前から地域の方々が授業に参加したり、外部人材を活用した授業を実施していた。 こうした活動を他校にも広めるために、栄養士が集まる会議や小中学校の食育リーダーが 集まる会議で議論し、平成25年度には小学校13校で外部人材を活用した授業を実施し、 食育活動の充実に努めている。今後も引き続きこうした取り組みを行っていきたい。 Q:給食食材の産地については基準を設けているのか。 A:食材については、 「給食物資規格基準書」を作成し、基準を設けている。食材について は、原則国内産としている。
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