いわき市家屋評価システム開発事業者選定プロポーザル実施要領 平成 28 年6月 いわき市財政部資産税課 1 趣旨 いわき市の家屋評価システムは、平成 12 年度に導入し平成 21 年度に更新後6年が経過し、ハード ウェア及びソフトウェアの保守に係る耐用年数が超過したため、今後の安定した運用に多くの問題を 抱えていることから、これらの問題の解決、業務の効率化、及び市民サービスの向上を図ることを目 的として開発業務を行うものである。 また、構築後の運用保守については、長期的に安定的なものとし、かつ、今後の環境変化にも柔軟 に対応できる技術力と質の高いサービス提供力を有する事業者を選択する必要があることから、広く 開発事業者を公募して、本市の要求する仕様に応えられる優秀な提案内容を募り、本市にとって最も メリットのある事業者を選定する公募型プロポーザル方式を採用するものである。 なお、本システムの稼働日は平成 28 年 10 月3日とする。 2 提案審査及び契約方法 (1) 公募により、一定の参加資格を有する者から提案を受け、いわき市家屋評価システム開発事業者 選定審査会(以下、「選定審査会」という。)において、提出された提案書等の審査を行い、総 合的に最も優れた内容の提案を行った者を業務委託契約締結等の優先交渉権者とする。 (2) 提案書等の審査に関する必要な事項は、いわき市家屋評価システム開発事業者選定審査要領に定 める。 (3) いわき市家屋評価システム開発事業に関する業務委託に際しては、提案の内容と本市の意向につ いて優先交渉権者と協議調整を行った上、合意が得られた時点で随意契約による契約を行う。なお、 必要に応じ、仕様書で明記した基本要件等の各項目の対応方法について、優先交渉権者と協議の上、 決定するものとする。 3 提案参加資格 参加資格を有する者は、次に掲げるすべての要件を満たす者であること。 (1) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定のいずれにも該当しない。 (2) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第2項の規定により競争入札への参加を 排除されていない。 (3) 公募開始の日から契約締結日までの間のいずれの日においても、いわき市の指名停止を受けてい ない。 (4) 銀行取引停止処分を受けていない。 (5) 会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立て又は民事再生法(平成11年 法律第225号)に基づく再生手続開始の申立てがなされていない。 (6) 宗教活動や政治活動を主たる目的とする団体、暴力団若しくは暴力団員の統制の下にある団体で はない。 (7) いわき市契約等に係る暴力団等の排除に関する要綱(平成22年2月22日制定)第4条第1項に規 定する排除措置対象者に該当しない。 (8) 公租、公課を滞納していない。 (9) システムを既に構築・運用している実績がある。 4 参加申込及び辞退 提案に参加する場合は、必要事項を記入し次の書類を提出するものとする。 ・ 「プロポーザル競技参加表明書」(様式1) ・ 「事業経歴書」(様式は任意) ・ 様式1を提出後、提案を辞退する場合は「プロポーザル競技参加辞退届」(様式3)を提出するこ と。 (1) プロポーザル競技参加表明書の提出期間 平成 28 年6月 20 日(月)から平成 28 年6月 24 日(金)まで 1 / 4 窓 口 受 付 時 間:午前8時 30 分から午後5時まで 郵送等の提出期限:平成 28 年6月 24 日(金)午後5時まで (2) 提出場所 いわき市財政部資産税課 所在地 〒970-8686 いわき市平字梅本 21 番地 電 話 (代表) 0246-22-1111 (内線 2178~2183) (直通) 0246-22-7432、0246-22-7433 担 当 家屋係 黒田 (3) 提出方法 「4(2) 提出場所」へ直接持参又は郵送等による。 (4) 参加資格審査結果通知 ア 参加資格審査の結果は、審査終了後に郵送で通知する。 イ 参加表明者に「参加資格確認通知書」(様式2)と「いわき市家屋評価システム開発事業要求仕 様書」を通知する。 5 提案書作成等 (1) 提出書類 提案に際し次のア~ケ(但し、ケについては市に求められた場合)の書類を提出するものとする。 ア 企画提案書「いわき市家屋評価システム開発事業企画提案書」 イ 要求仕様に対する対応状況 ウ 参考図面 エ 事業費見積書 オ 事業スケジュール カ 保守計画等 キ 会社概要 ク 決算書(直近3期分) ケ その他必要に応じて市が求める書類 (提出書類の説明) ア いわき市家屋評価システム開発事業企画提案書(A4サイズ) ・ 別紙「いわき市家屋評価システム開発事業提案依頼書」に従い、内容を具体的に記述する。 ・ 項目によっては、説明資料を別紙として作成することも可とする。 ・ 必要な提案項目が全て網羅されていれば独自の説明資料も可とする。 イ 要求仕様に対する対応状況 ・ 要求仕様書に添付した Excel 様式を使用し、電子データで作成する。 ・ 要求仕様書を満たさないもの、条件付でのみ満たすもの等、仕様を完全に満たせない項目に ついては別途抜き出して記述する。なお、代替案等がある場合はその内容も記述する。 ウ 参考図面(A4又はA3サイズ) (ア) 全体システム構成図 (イ) その他事業内容を説明するために必要な図面(任意) エ 事業費見積書(A4サイズ) ・ 数量・単価・金額が把握できる。 ・ 本事業に関する見積額(消費税込)の上限は次のとおりとする。 ・開発経費 ¥11,640,000 円(税込) ・機器賃借料 ¥7,221,000 円(税込) ・ 見積額が上限を超過した場合は失格とする。 ・ 宛名は「いわき市長」 、業務名は「いわき市家屋評価システム開発事業」とし、社名及び代 表者職氏名を記載の上、社判及び代表者印を押印する。 ・ 日付は、提出年月日を記載する。 * 見積書には必ず詳細な内訳を記載する。 オ 事業スケジュール(A4又はA3サイズ) ・ 事業の受注から運用開始までの具体的なスケジュールを作成する。 2 / 4 ・ 市及び地域の住民等の対応が必要な作業がある場合は、具体的な内容も含め記載する。 保守に関する項目 ・ 保守の範囲及び内容に関する項目 ・ 保守に係る年間費用の見積書 (2) 提出書類の提出期間 平成 28 年6月 27 日(月)から平成 28 年7月6日(水)まで 受付時間:午前8時 30 分から午後5時まで 郵送等の提出期限:平成 28 年7月6日(水)午後5時まで (3) 提出場所及び提出方法 「4(2) 提出場所」へ直接持参又は郵送等による。 カ 6 提案に関する質問 様式4「いわき市家屋評価システム開発事業に関する質問書」により、下記のとおり受付、回答を 行う。 (1) 受付期間 平成 28 年6月 27 日(月)から平成 28 年7月1日(金)午後5時まで (2) 提出方法及び提出先 <提出方法> 提出方法は質問書に質問事項を記入し、電子メールとする。 <提出先> [email protected] 電子メールの件名は「いわき市家屋評価システム開発事業に関する質問」とすること。 (3) 質問に対する回答方法 質問に対する回答をとりまとめたうえ、参加表明者全員に対し、電子メールにて通知する。 (4) その他 受付期間経過後の質問及び指定した方法以外による質問は一切受け付けない。 7 審査会の実施 システムの操作性審査(デモ)及び審査会(プレゼンテーション)を平成 28 年7月 14 日(木) (7 月 15 日(金)は予備日)に実施する。 (1) 実施日時及び場所 操作性審査(デモ) 審査会(プレゼンテーション) 内容 与えられた課題により システムの操作性を検証する審査 日時 平成 28 年7月 14 日(木)午前 10 時から (7月 15 日(金)は予備日) 同 左 場所 いわき市平字梅本 21 番地 同 左 いわき市役所本庁舎内 同 左 会議室 プレゼンテーションにより企 画提案書の内容を審査 ※ 一提案者の持ち時間は、操作性審査及び審査会を合わせて 120 分程度。 (2) 操作性審査(デモ)の方法 木造住宅(在来工法)1棟について、次の操作を実演する。 ・ 家屋台帳入力処理(建築確認申請情報、登記情報等の基本情報入力) ・ 調査スケジュール管理(調査日時の決定→調査依頼ハガキ出力(印刷不要)) ・ 評価額計算処理(調査結果の入力→計算書出力) ※ 操作者は提案者側で用意する。 ※ 時間の目安:50 分程度+質疑応答 10 分程度 (3) 審査会(プレゼンテーション) プレゼンテーションの方法は自由だが、持ち時間が限られているため、企画提案書の内容に沿っ た説明を要点を絞って行う。 ※ 時間の目安:30 分程度+質疑応答 10 分程度 3 / 4 (4) 審査会場に設置する機器等 審査に必要な機器のうち次のものは本市で用意するが、その他の必要な機材に関しては事前に申 し出を行い、許可された場合にのみ会場に持ち込むことができる。 なお、会場準備の都合上、提案者側の出席者数は5名以内とする。 ・ プロジェクタ1台 ・ スクリーン(50 インチ)1式 ・ Microsoft Office Standard Edition 2010 が動作するパソコン 1 台(プロジェクタに接続) 8 審査及び結果通知 提出された書類の操作性審査(デモ)及び審査会(プレゼンテーション)を実施し、最も適当と認 められる者を最優秀提案者とし、次点のものを優秀提案者として選定する。 最優秀提案者は本事業のシステム開発に関する業務委託契約締結等の優先交渉権を有する。 (1) 選定結果の通知 選定結果は選定結果通知書により通知する。 (2) 失格 ア 企画提案書等の必要な書類を各提出期限内に提出しない場合。 イ 「3 提案参加資格」の記載事項を満たしていないと判断される場合。 ウ 操作性審査(デモ)、審査会(プレゼンテーション)のどちらかを欠席、又は指定した時間に遅 刻した場合。 (3) 非選定通知を受けた者に対する理由説明 ア 非選定通知を受けた者は、通知をした日の翌日から起算して7日(土曜日、日曜日及び休日を 除く)以内に、書面により説明を求めることができる。 イ アの書面は、 「4(2) 提出場所」に持参するものとし、郵送等によるものは受け付けない。 ウ 説明を求められたときは、説明を求めることができる最終日の翌日から起算して5日(士曜日、 日曜日及び休日を除く)以内に書面により回答するものとする。 9 その他 (1) 経費の負担 提案に係る一切の費用は、提案参加者の負担とする。 (2) 提出書類 ア 提出された書類は返却しない。 イ 提出された書類は、当該審査以外の目的で提案者に無断で使用しない。 (3) 留意事項 本提案の審査は最優秀提案者選考のために行うものであり、提案内容は尊重するものの、システ ム開発に関する業務委託契約、機器賃借に関するリース契約締結に関する協定は、最優秀提案者と 協議及び調整後、双方合意に至った場合に締結するものとする。なお、本協議が合意に至らなかっ た場合は、次点の業者と協議を行う。 4 / 4
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