第 77 回 和算を楽しむ会・大村

第 77 回
和算を楽しむ会・大村
和算を楽しむ会・大村
場 所
大村市中央公民館(市コミセン
大村市中央公民館 市コミセン・
市コミセン・2F)
日 時
平成 28 年 6 月 16 日(木
木) 10:00~
~12:00
テーマ
「和算問題形式」について
米光 丁
問題
今図の如く直線に大小 2 円を載せるあり。只云う、
大円径(大円の直径)4 寸、小円径 1 寸、天(共通接線)
いかばかり
幾 何 と問う。
いわ
答に曰く、天 2 寸
はんべき
解に曰く、大小の和の半冪の内より大小差の半冪を
減ずれば天冪なり。
天冪=
大小和ベキ 大小差ベキ
-
之を解く、同じを加え
4
4
異なるを減ずと天冪=大小、之を平方に開くと
天= 大 小
術に曰く大小径を相乗之を平方に開くと天を得、問に合う。
小円
大円
天
『算法点竄指南録』大原利明著 / 文化 7 年 1810 年
現代的には
天= 大小=2 寸となるが
半径でする場合は
天=2 Rr=2 寸となる
小円
大小和半
天
天
大円
大小差半
8 月の解
4
2
8
7
3
6
5
9
1
9
1
5
4
8
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