「利根導水総合事業所渇水対策本部」の設置今年は５月から少雨傾向が続き、利根川本川の河川流量が減少していたため、上流のダム群に貯留された水が継続的に河川へ補給されています。農業用水や都市用水の水利用は夏場の需要期を迎えますが、関東甲信地方は６月５日に梅雨入りしたものの、一ヶ月予報でも少雨傾向が予想されています。このような状況を受け平成２８年６月１４日（火）利根川水系渇水対策連絡協議会において、６月１６日（木）９時より１０％の取水制限を実施することが決定いたしました。これに併せて、利根導水総合事業所は、適切な渇水対応及び円滑な取水の実施のため６月１４日１２時に渇水対策本部を設置しました。水は限られた資源です。日常生活においては節水にご協力をお願いします。１．利根川（栗橋地点）上流域の降水量利根川上流域の５月の降水量は５６ mmで平年 (※ 平年降水量１１８ mm)の約４８％となっています。 ※平年降水量：昭和２３年から平成２７年の平均値 ※ 上記のデータは国土交通省利根川ダム統合管理事務所の HP掲載のデータより引用（ http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000111.h tml ）２．利根川上流８ダムの貯水状況(６月１４日０時時点) 貯水量１億７,１６４万m3（貯水率３７．２％）平成２８年６月１４日独立行政法人水資源機構利根導水総合事業所発表記者クラブ埼玉県政クラブ、水資源記者クラブ、熊谷クラブ、館林クラブ、新座クラブ問い合わせ先独立行政法人水資源機構利根導水総合事業所住所：埼玉県行田市大字須加字船川４３６９電話：０４８（５５７）１５０１総務課長梅村