多可町固定資産評価基礎資料作成ほか業務プロポーザル審査結果及び講評１．経緯と審査結果（１）経緯・平成 28 年４月 14 日事業の公表・平成 28 年４月 20 日参加表明書提出期限・平成 28 年５月 10 日提案書提出期限・平成 28 年５月 20 日選定委員会開催本プロポーザルは、提出された提案書を基に選考委員会で審査をし、最優秀提案者を選定しました。（２）審査結果・最優秀提案者アジア航測株式会社神戸支店２．審査講評（１）全体講評総評として、各提案者とも審査項目に掲げていた項目について多可町の方針を理解し、具体的な考え方、解決すべき課題が整理され、提案されておりました。いずれも甲乙つけがたい非常にレベルの高いものでありました。（２）最優秀提案者の提案内容アジア航測株式会社神戸支店は、航空写真の撮影について、自社運航体制を確立しており、経験豊富な技術者の配置と綿密な施工計画により、安全性を確保しています。また、成果品である写真地図については、ISO9001 方式による写真地図データの検査及び第三者機関での成果検定を受けることで、品質の確保についても担保しています。また、固定資産課税業務で運用する各種システムの統合についても、具体的な統合スケジュールを提示し、実現性のある方法を提案しています。システム統合による運用経費の削減や事務の効率化、全庁的な地図情報の共有化に留まらず、各地域局でも本庁同様の住民サービスの提供できる方策について、積極的な提案をしていただきました。３．おわりにあたり終わりに、今回のプロポーザルに参加され、貴重な時間を費やして真摯に努力いただいた提案者各位に対し、心からお礼を申し上げます。選定された事業者には、町財政が厳しい折、さらなるコスト削減を図りながら、今回の提案に固執することなく、関係者からの意見等を十分に汲み取り議論を重ね、持てる技術力を余すことなく発揮いただきますようお願い申し上げます。本業務の実施により多可町の固定資産課税の適正化・均衡化及び公平化がより一層推進できますよう祈念し、講評といたします。多可町固定資産評価基礎資料作成ほか業務事業者選定委員会委員長小野博史