Market eyes No.196

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@DaiwaAM
情報提供資料
2016年6月17日
No.196
日本再興戦略の中心に据えられた『ロボット・IoT』

6月2日、新成長戦略「日本再興戦略2016」が閣議
創出する目標が立てられた。高速道路での自動走行
決定された【図表】。安倍首相は「IoT*1やロボットの活
の実現や小型無人航空機「ドローン」での無人配送の実
用により新しいビジネスが生まれ、産業が一変する可能
現など具体策が盛り込まれたほか、新技術の活用を広
性がある。第4次産業革命は成長戦略の鍵となる。」と
げるため、中堅中小企業へのロボット導入を支援する。
『ロボット・IoT』の重要性を強調し、日本経済の成長力
を底上げするため、その積極的活用を新成長戦略の
柱に据えた。
戦略に向け選定された10あるプロジェクトのうち、冒頭に
挙げられており、その他のプロジェクトにおいても『ロボット・
IoT』の活用が施策として随所に取り上げられている
(図表の下線部分)。
「第4次産業革命」プロジェクトでは、『ロボット・IoT』の新

上などに向けて、医療から農業、インフラと様々な分野で
『ロボット・IoT』の積極的活用をめざす。
『ロボット・IoT』による第4次産業革命は、新たな成長

 その他のプロジェクトにおいても、負担軽減や生産性向
技術によって、2020年までに30兆円の市場を新たに
 政府試算によると、第4次産業革命によって就業構造
が転換した場合、2030年度にはそうでない場合よりも
名目GDPが222兆円(≒イタリア1ヵ国の規模)、労働者
数が564万人大きくなる見通しだ。
成長戦略の成否は、『ロボット・IoT』の発展が鍵を
握っている。『ロボット・IoT』関連市場は、官民総出の
後押しを受け、その拡大を加速させていきそうだ。
*1 IoT(Internet of Things):様々なモノをインターネットに接続させることにより、自動制御や遠隔計測を可能とすること
【図表】
プロジェクト
名目GDP600兆円に向けた成長戦略「官民戦略プロジェクト10」
目標
施策(一例)
①
第4次産業革命
の実現
2020年までに
30兆円の市場創出
2020年までに高速道路での自動走行、
3年以内にドローンによる無人配送、FinTechの活用
中堅中小企業のロボット導入支援
②
世界最先端の
健康立国へ
2020年に市場規模を
16兆円から10兆円拡大
健康・予防に向けた保険外サービス促進(4兆円の市場創出)
医療診断にIoT等の活用(健診データを集約・分析)
ロボットやセンサーを活用した介護の負担軽減
③
環境エネルギー制約の
克服と投資拡大
2030年度にエネルギー関連投資
を18兆円から10兆円拡大
省エネ、再エネ、資源安全保障の強化
燃料電池自動車の本格的普及など水素社会の実現
④
スポーツの成長産業化
2025年に市場規模を
5.5兆円から約10兆円拡大
スポーツ施設の魅力・収益性向上
スポーツとIT・健康・観光・ファッション等との融合、拡大
⑤
既存住宅流通・
リフォーム市場の活性化
2025年に市場規模を
11兆円から倍増
資産価値を評価する流通・金融等の仕組み構築
⑥
サービス産業の
生産性向上
2020年に付加価値を
343兆円から70兆円近く拡大
トラック・旅館・スーパー等の生産性向上のための法的枠組み、
固定資産税減税などで生産性伸び率を2%へ倍増
⑦
中堅・中小企業・
小規模事業者の革新
-
担保・個人保証に頼らない成長資金供給促進
中堅・中小企業・小規模事業者のIT利活用の促進
⑧
攻めの農林水産業の
展開と輸出力の強化
2020年度に6次産業市場*2
を5.1兆円から倍増
農地集約、生産資材のコスト低減、農産品の流通構造改革
2020年までに遠隔監視、無人自動走行などスマート農業化
⑨
観光立国の実現
2030年に外国人旅行消費額
を3.5兆円から10兆円以上拡大
地域観光経営の推進、観光経営人材の育成
国立公園のブランド化、文化財の活用促進
⑩
官民連携による
消費マインド喚起策等
-
プレミアム付商品券
*2 農業や水産業等などの第1次産業から、加工食品の製造や観光農園など第2,3次産業にも業務展開していく経営形態のこと (出所)内閣府
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